2002年02月05日(火)晴れ
2月といえば、私が主催している、星と森国際短歌大会の締め切り。2月末消印有効です。このhpとリンクしているので、興味のある人はぜひご覧ください。優勝者には賞金50万円が贈られるんですよ。でも、これまでの三回の優勝者は、みなさま、賞金よりも自分の作った短歌が、古式ゆかしく実際に歌われることに、感激してくださっています。歌われる方は、青柳先生という、日本で唯一の日本歌謡史の研究家で、素晴らしい声の持ち主です。ミッキーマウスの声をされてる声優でもあります。発表会で実際に歌われるときは、そばで見ていても分かるのですが、完全にトリップしていて、入信状態で歌われます。式は一切、歌以外に声を出さずに進行していきます。これから、第三回星と森国際短歌大会を行います、、、的なことは一切言わず、黙って会が進行していくので、独特な世界が作られます。国際というのですから、実は英短歌も募集し、優秀歌は歌われます。英短歌のメロディは、蕨先生が作曲された、古い古い昔のチャント的なメロディです。審査員をされているジェームスカーカップ先生は、この模様をビデオですが御覧になって、最高の芸術である、と、最大の表現で褒めていただいたんです。世界有数の詩人から、最大の評価をいただいたこの星と森国際短歌大会ですが、実際には、まだ誰にも知られていない状態なんです。宣伝もほとんどしてませんし、私の個人的な知り合いの人たちが、愛先生、何か短歌のようなことをやってるみたいですね、、、ぐらいの知名度でしょう。しかし、私はこの試みを、自分では非常に高く評価しています。日本語の短歌と、英短歌を、それぞれ実際に歌うことで、目に見た字面での鑑賞ではない、リアルな歌のライブを文化として提案しているのは、おそらく世界でもこれだけでしょう。歌うことで開けてくる世界があるんです。それを実感させるのが、この歌会の使命と、勝手に思っているんです。ですから、実際にいらっしゃってくださって、実際に歌を聞いて、はじめてその感動が伝わることになります。ならばもっと宣伝して、多くの人にきてもらったらいいのですが、何か、縁がある方だけでいいという感じなんです。お金もかけてるし、本当ならもっと、大々的にやるべきなのかもしれませんが、いたずらに人数を集めるのではなくて、世の中で、こうした高度な文化のライブがある、ということでいいんです。そんなに知られなくても、やっていることでひとつの、小さな波動を世界に発信しているわけで、それは、多くの人に、目には見えませんが、大きな影響を与えているはずなんです。すべて発信したものは、その声の大きさにかかわらず、外部に影響を与えているものなんです。しかし、この話を聞かれて、実際に歌を聞きたいと思われる方は、どうぞいらしてください。日にちは6月、おそらく昨年同様、椿山荘のフォーシーズンズホテルで行うことになると思います。参加は無料です。後に、祝賀食事会がありますが、それに参加される方は、食事代はいただきます。きょうの日記は宣伝になってしまいましたね。でも、縁ある方には、こうしておつたえしているんです。日本文化や、短歌に関心がある方はどうぞ。また、リンクしているhpに応募の方法が書かれていますので、ぜひ、あなたの短歌をお送りください。投稿はもちろん無料です。
大和言葉の歌を募集と書かれていると思いますが、難しいことではなく、ひらがなで書いて見て、意味が通じれば、大和言葉です。たとえば、せいねん、という言葉では、青年も、生年も、盛年も、あるわけですが、わかいひと、、、と、じっさいにひらがなで意味が通じれば、それが大和言葉です。もちろん書くときは、若い人と、普通に書けばいいのですが、一度ひらがなにして、意味が間違いなく通じるか、検証すれば確実でしょう。ようするに、ひらがなで通じるとは、声にだして読んだときに、まちがいなしに分かる言葉、というわけです。大和言葉とは、そういうことなんです。歌うときに、そのほうがきれいに聞こえるんです。