これからどう生きるか
時代の変わり目にいる私たちは、それぞれがこれからの生き方に自信を持てなくなっており、個々がそれぞれに結論を下すまでは迷妄の中をさまよいやすくなっています。
どんなに親しい友人や、家族とでさえ、それぞれの生き方が別となっていく中で、私たちの生き方の方向性や具体的な結論は自身の中からしか出てこない、ということでもあります。
何を学べばよいのか、、、何を手本にすればよいのか、、、そうしたものも以前のようにははっきりしません。何を得れば全体の流れの中で有利になるかどうかもまったくわからない時代です。憧れの就職先であった銀行でさえ、大変なリストラにあっています。大企業に拾ってもらえたら安泰ということはもうあり得ません。
しかし、私たちの社会はそうした大企業に就職できて一生を安泰に終える、、、というバカと言えばあまりにバカなのですが、そうした目的にそって進むべきすべてのカリキュラムが組まれていました。そうしたもののすべてとは言いませんが、かなりすべてに近いものが崩壊しつつあります。
今後大企業の存在の意義が少なくなるにつれ、ある一定のラインで上記した価値や生き方は突然瓦解を開始するでしょう。それもそんなに先のことではないと思います。
しかし一方では、学歴も月並みかそれ以下、家柄も普通で何のコネもなしという私たち一般の人が、負け組と考える必要がなくなる社会が到来しているとも言えるのです。未来への一歩、自分が考える未来に一歩を踏み出せるかどうかが、今後の焦点になりますので、すべての人が一兵卒であり、本当の意味で公平に並ぶ時代がやってきています。
いま、組織的な形で儲けている人、権力を持っている人、そのおこぼれに預かって威張っている人や良い思いをしている人たちは、それが崩壊、瓦解する道がこれから始まりますので、何もない一般の私たちと区別が無くなっていくわけです。
要するに、悪く言えば、みんなが放り出されたとも言えるし、常識や体制の中で苦しんでいた人は自由になれる、とも言えるのです。
そんなことない、、、と思われるのも自由ですが、おそらくそうなると思います。1対99の不公平については色々なところで多くの方々が述べていますので理解する人も多くなっていますが、今、起きていることは、そうした構造が残るにしても、1対99ではなく、0.01対99.99の不公平に拡大していますので、およそほとんどすべての人はやはり公平なラインに並べられる、もしくは落とされるのです。
AIや超管理社会の到来とはそうしたものを意味します。そして本当の戦いは、そうした先進技術であるAIやブロックチェーン技術を、0.01が独占支配するか、もしくは99.99の私たちが持てるかにかかっています。
魂の喜び、個々の発露、本当の芸術性、表現、という多様性が認められる世界においては、99.99が先進技術を扱えるようになるはずですが、没個性、習慣性、権威主義、量的価値、そうしたものが主となる世界においては、私たちは完全な支配下に置かれる形で、AI技術が使われてしまうでしょう。
私たちの将来を考えることは、今、とても重要性を増しています。黙って待っていたら、訪れる未来は私たちの99.99%を拘束する世界になってしまうからです。個々の生き方の発露が多少なりとも輝く多様性の方向に向えば、未来技術は私たちの生き方を促進するために働いてくれるでしょう。
人間のロボット化は1対99の先にある0.01対99.99の世界を目指した作戦だったと思います。1のロボット化に成功したため、1の中でさらに1対99への選択が始まっています。今、勝ち組だと思っていた1パーセント内の99%の人は落とされますので、ここいらで改心してもらいたいものです。
優秀だったAさんは、都市銀行にやはり勤めて勝ち組の典型だったけど、あっさりリストラにあってしまわれた、、、、一体どうなってるの。
あんなに優秀だったBさんも、あっさり大企業から去って行った、、、本当ならもっと一般人と差がつくはずだったのに、、、一体どうなってるの。
そうしたAさん、Bさん、Cさん、、、、Zさんまでいっぱい出てくるのが、これからの0.01対99.99の区分けです。しかし本当の勝ち組である0.01%は今も昔も隠れていますから、冷静に世界の動向を眺める力を持っています。そして、99.99%の民意のレベルに沿って支配を考えますので、ついに支配不可能と思ったら、彼ら自身も身を引かざるを得ないか、隠れて力を温存する以外に道はないのです。
その意味では数が物を言う時代に入ったとも言えます。皆が同じ生き方をすると私たちは捕まります。管理しやすくなるからです。いかし一兵卒として放り出された私たちが、個々での発露を重視した生き方になれば、これは管理不能となりますので、軍配は99.99に上がります。
なぜ、没個性の教育、没個性の商品、没個性の生き方、あらゆることが魂の喜びを奪う没個性の道を進もうとしていたのか、これで理由がわかったのではないでしょうか。没個性の最大の約束グループは軍隊です。そうしないと戦えないわけです。没個性は魂を差し出し、命を悪魔に捧げる最終の行き道となっていることに気づかねばなりません。
俺には、そんな個性なんて、よくわからないよ。そんなことは一部の才能がある人の遊びだろう、、、と、多くの人は自身の個性や才能について卑下します。私は思わず怒りたくなります。個性や才能を社会が評価するかしないかに頼っているからそうした感じ方になるのです。自分は高く売れないんだよ、、、の卑下感です。
高く売る必要などないのです。売るものではまずしてないのです。赤ちゃんの笑顔に値段がつきますか。個性や魂の喜びは、売値と異なる世界に属します。赤ちゃんの笑顔も同じです。そうしたものに値段をもしつけるとしたら、それこそ、一円にもならないと思う人がいる一方で、一兆円出しても欲しいと思う人がいる、、、そうしたものです。
なので、無尽蔵の経済が動くのです。
今、私たちの世界は大きな二つの方向性に分かれていると思います。そのカギとなるのが、個々人の私たち一人一人の生き方や人生に対する考え方に他なりません。勉強は大切ですが、それができるとかできないとかで、自分のことを考えないで欲しいのです。お金があるとかないとか、家柄が良いとか悪いとかも関係なし。同じ世界にいても、家族同士でも、個々の世界は異なって行きます。もうそうした縛りから解放されるのです。神もそれを求め、悪魔もそれを求めているので、必ずそうなります。神も悪魔もその上で、次の段階に進みたいのですから、必ず、私たちは一度は解放されるでしょう。1対99の1だった人は、残念ながら落とされるので面白くはないかもしれませんが、まあ、しょうがないことです。
新たな未来を今度は自身の上に作ればよいのですから、みんな同じです。
個性で飯が食えるか、、、と思われるかもしれませんが、そうでないと食えなくなるのが、これからの時代だと私は思います。安売りのお店はみんな行き詰っているように、安ければ売れるという信仰は今はもうありません。
個性なしでなんで食えるの、、、、と当たり前に言う時代がすぐにでもやってきます。
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