血のつながりよりも強いもの

生粋の日本人、生粋のドイツ人、生粋の、、よく聞く言葉ですが、果たして生粋の純潔人種など本当に存在するのでしょうか。今は血液の分析によってどこの民族や地域の血が混じっているかということが一目でわかるそうです。そして結論ですが、純粋な血、生粋の血のつながりなど、本当は存在してないようです。

日本人の中にも韓国、中国、モンゴル、ヨーロッパ、黒潮に乗って来ているアジア系の血など、さまざまな要素が混じっているのが普通だそうです。これは日本人だけではなくて、どの民族にも該当する事実です。

生粋のゲルマン人も生粋のイングランド人もスコットランド人もなく、皆、血が混じっているのです。なのに、血を重んじる風潮はあまり変化してないように思えます。

血のつながりは、他者と自分を分けるときに便利な根拠になりますが、本当は嘘なんです。そんなものはなく、みんな混血、それが世界の人種のすべてに言えることです。

血のつながりを重視する裏には、利害の対立を正当化する考えがあると思います。日本人は、、アングロサクソン人は、、ゲルマン人は、、という後にくる言葉は、必ず嘲笑もしくは優越のどちらかです。

嘲笑にしろ優越にしろ、血のつながりに根拠などないのです。

それは人種に限ったことではありません。徳川家の何代であるとか、王室の流れ、日本の場合は皇室ですが、私たちの血のつながりとそれほど変わったものではないと思います。

文化として、また日本人のアイデンティティとして私たちが皇室を敬い、愛することは極めて自然なことだと思いますし、そうした長い伝統を持つことは貴重であり、とても意味深いものではあります。

しかし、それは血とは違うのではないかと。実際に皇室には民間の血が入っており、基本的には私たちと同じです。血を敬うのではなく、皇室の存在、そのありようや皇室としての働きに対する尊敬が日本国民にあると私は感じるのです。

もし、実際の血の流れを重視すると、それは王室などの神格化につながりやすく、民衆と王を分ける考えに行きつきます。争いの歴史は必ずと言っていいほど、血を立てて争い合うことになります。王権神授説や万系一斉の天皇神話などがあるわけですが、大切なのは本当に血なのでしょうか。

血は物質です。物質がすべてを決めることはないと思います。物質の正当性を競いあえば、いつかは戦争に行きつく構造を持っています。

物質から意識の時代の変革時において、血の流れで物事をとらえることは錯誤を生みはしないでしょうか。家族制度もかなりゆがんできています。血のつながりであることは確かでしょうが、物質の力で家族の心をつなぎとめることはできない時代なのです。

家族間にエネルギーを満たすものは、血ではなくて思いや意識です。農林省のトップであった方が息子を殺害してニュースになっています。気の毒なことですが、家族間の絆は血以外になかったのでしょう。

せめて、血だけでない、家の伝統や家としての働きがあったなら、対立も違った方向に進み、うまくいかないまでも、いやなら家を出てそれぞれの道に進むという選択もできたかもしれません。大塚家具のお家騒動は有名になってしまいましたが、血からの反逆を起こした女性社長は窮地に陥っています。

失敗したのかもしれませんが、血からの離脱の道を選んだ女性社長の思いはこれからの時代を意味するものだったのかもしれません。

何度も言いますが、血は物質なのです。物質によって私たちの意識が支配されることは、必ず限界に達します。なぜなら、時代や歴史や流れは、常に人々の意識によって動くからです。血を立てて何かを起こそうとする考えもまだありますが、いつかはうまくいかなくなると思います。

伝統や血流を尊敬する気持ちはもちろん大切です。伝統や血流も時代の意識によって変化し、立場や状況を変えていくことで永続していくことが自然だと思います。

日本では、上皇自ら象徴として振舞われたことには、大きな意味があります。血としての天皇ではなく、ありようとしての天皇像を示された上皇。人々が集まるある催しにおいて、ご退場される当時の陛下に向かって、「天皇陛下万歳」と唱えた人がいた。天皇は立ち止まり、きつい目線をその方向に投げかけられたことがある。血を重視すれば天皇は神となりますが、それを避けられた上皇。今上陛下も同様の思いでいられるのではないでしょうか。

血は物質です。血液検査の結果はあっという間に変わる場合が多いようです。血を左右させる物質があるというより、血が精神や意識によって変化する場合が多いからです。

大いに笑えば、おそらく血液検査の何等かの項目に大きな変化が生じるはずです。血以上のもので、これからの時代は動いていきます。血を囲い、血を利用しようとする動きは後退し時代的な力を持てなくなるでしょう。

兄弟姉妹に間の血は同じかもしれませんが、兄弟姉妹ほど意識が異なる人間関係も少ないと思います。無理に同じことをやらせても、どこかにひずみが出てきます。血ではもう動かないものが私たちの意識に入り込んでいるのです。

幸運を呼ぶペンネームのつけ方 (ペンネームで決まる未来の繁栄) 2500円

ペンネームをつけた方が良いのか、本名で通した方が良いのか、、、何かを表現する際に使うペンネームやセカンドネーム。私はペンネーム肯定派です。

その根拠や理由を動画ではまず説明します。本名は両親や周囲が付けてくれた愛情表現そのものですが、ペンネームは自分が付けることで、明確な目的と今後の人生に関係していきます。

自身の今後の運命、繁栄や未来と関係する第二の人生のスタートに伴うペンネーム。何かを伝えようとする際、本名で通せば、そこには限界があり、広がりが狭まります。これまでの自分自身を越えられないものが本名であり、ペンネームは新たな自身の獲得です。

そうした大事なペンネームですが、つけ方を間違えると思わぬ方向に向かってしまう危険もあります。ある程度、ペンネームの考え、つけ方を知っておくことは重要です。

ペンネームに必要な要素を具体的に取り上げ、画数についても簡単にですが説明します。ただし画数にこだわるとかえって不自然な結果になりやすいので、その点の注意も語らせていただきました。

ペンネームをいつ作り、いつから使用するか、、、スタートの時期も非常に大切です。また本名との関係や、誕生日との関連など、多岐にわたる約40分の内容になっています。

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