信仰の時代

現在が科学万能で進歩した時代だと思われる方は多いですが、本当のところはどうなのでしょう。

私には現代こそが、信仰の時代のように思えます。病院はたくさんあり、そこでは進歩したはずの治療が行われていますが、病人の数は減っていきません。

文明の利器が進めば、それだけ仕事が楽になるとかつて言われましたが、どんなに便利になっても大変になるばかりです。

栄養の高い食べ物がいいと言われた戦後、一生懸命にカロリーを摂取しましたが、慢性病が増えました。

コレステロールが高いといけないということになりましたが、最近ではコレステロールを下げると危ないということになったり。

血圧が135以上あると高血圧で危険、、、ということですが、トイレで踏ん張る時、人はどの程度の血圧になるのでしょう。測ったことはありませんが、大変な数値のはず。

けっこう、血管は丈夫なんではないでしょうか。そうでなくては、トイレでの踏ん張りは命掛けになっているはずです。

血圧が上がるのは、圧を高める必要があるからです。理由があって血圧は上がるのです。すべてはそうだと思います。

しかし、今は信仰の時代ですから、眼に見える現象が大切なのです。手品のように症状が治まることが大切で、薬は症状をなくすことが目的となっています。

血圧が上がる理由には眼を向けないで、血圧だけを下げたらどうなるのでしょう。なんだか怖い話しに私には思えてしまいます。

そこまで血圧が心配なら、ウンチが最大の危険ですから、下剤にした方が良いのではないかと進言したくなるほどです。

血糖値も大体似たり寄ったりのことなんではないでしょうか。血圧135などとハードルを下げておく一方で、食品添加物は自由、農薬も自由、放射能も自由、、、なんだかおかしい話しです。

国会も始まると同時に冒頭解散とか、、、今こそ北の動きに眼を配らねばならないと、わざわざ朝っぱらからミサイル発射警報を出してくれますが、国会を解散して大丈夫なのでしょうか。

中からは、ミサイル発射の時期と場所は数日前には把握している、、、という情報が流れていますが、それなら、緊急情報など不要で、最初から言えばいいだけの話しです。

なんだか、すべてが芝居臭く感じるのは私だけでしょうか。信仰の時代だからこうしたことが起こるのです。

信仰の時代とは、事実よりも印象やマインドコントロールによって時代を動かすことだと言えるでしょう。

政治家は広告代理店に依頼して運営の重要な部分を任せます。事実ではなく、印象が大事なのです。

物を売るのも同じ原理で、本当に良い物や必要なものが大事なのではなく、印象という信仰を作りだすことが大事なのです。

朝のヨーグルトと夜のヨーグルト、、、違いなどあるわけがないのに、もっともらしい理由を付ければ、朝用と夜用の二倍の商圏が確保できます。

無理やインチキを押し通すためには、何としてもあたかもそうかもしれないと思わせる印象や、信仰こそが大事になります。

そして、現代のあらゆる信仰は金儲けと権力奪取のために作られ、その被害者は私たち、一般大衆です。

本当に服はそんなに必要なのでしょうか。自分に似合う年間のワードローブがあれば十分ではないでしょうか。

本当にそんなにたくさんの食べ物の種類が必要なのでしょうか。飽食のために体を悪くすることになれば、意味はないのではないでしょうか。

本当に虫退治のスプレーやふろ場や洗面所、流しにある様々な化学薬品は必要でしょうか。使っても人間には副作用はないのでしょうか。

界面活性剤の香りが、良い香り、、とのコマーシャルがありますが、私は電車の中でお隣の人から界面活性剤の匂いがすると、気持ちが悪くなります。

それを良い香りと感じる人が多いので仕方ありませんが、おそらく、鼻を麻痺させられているからではないかと疑うほどです。確かに自分も子供のころ、界面活性剤の香りに違和感を覚えなかったことがありました。

その後、信頼できるエッセンシャルオイルの自然の香りになれるに従い、作られた香りでは体調がおかしくなるようになりました。

敏感過ぎるのも困った話しですが、嘘になれるのも困った話です。鼻が麻痺し、香りによるマインドコントロールさえ受け付けてしまう人間になるからです。

こうして信仰人間が増やされて生きます。科学振興、薬物信仰、経済振興、金融信仰、土地信仰、物信仰、マスコミ信仰、、、

信仰の最高峰にあるものが、芸能です。ヒット曲が作れれば、そこに時代的なメッセージを入れ込むことができます。

戦前の日本では、軍歌が流行したのですが、それは軍歌の果たす、役割が大きかったためです。

イメージです。どういうイメージを歌に盛り込めるか、、、広告代理店が政治の要にさえなる時代なのです。まして国民に近い芸能を利用しない手はありません。

信仰の時代においては、歌や芸能、、、すなわち、多くの人のあこがれをいかに作るかが、基本の戦略になります。

アメリカという国の印象をどうつくるか、、、日本という国の印象をどう作り、どう信じ込ませるか、、、

文化力こそが国民の心の細部にまでいきわたるものですから、その部分を奪って、マインドコントロールの要にもっていくことは、どの国にとっても最重要課題のはずです。

なにせ、信仰の時代ですので、当然そうなるわけです。ですから、歌と芸能にかかわる部分にもっとも影の実力のある勢力があるはずで、現代が文明の時代であるという信仰を作らせたものが、この世の支配者ともいえるでしょう。

話しは変わりますが、私はもう三年以上お風呂で体を洗っていません。歳のせいもあるかもしれませんが、誰一人から体が匂う、、、と言われたこともなく、普通に暮らしています。

シャンプーはもう10年近く前からしていません。シャワーで洗うか、バスタブのお湯を頭に注ぐだけです。

それでいて、油っぽくなることもないし、汚れがひどくなることもありません。

おそらく、ここでシャンプーを使うと、確かにその時はきれいさっぱり感があって、気持ちよく感じるかもしれません。

界面活性剤の香りその前に私は気持ち悪くなってそれどころではありませんが、取り合あえずは、さっぱりするはずです。

毛穴の中まで汚れが取れ、脂分もなくなるからです。すると体は脂分がなくなったので、さあ大変とばかり、せっせと毛穴の脂を補充し出します。

すると洗ったばかりの毛穴から、わずか一日で脂分がしみ出すほどになっている、、、、

きれいさっぱりしたための、体の反応としてそうなってしまう。脂分がなくなったら大変なので、大量の脂を補充し出す毛穴。

なので、毎日、毎晩、場合によっては朝晩、シャンプーする日々を送ることになっている現代人。

日々脂分を補充し続ける組織は、段々と弱っていくのではないかと、心配になってしまう。

みかけ、印象、イメージのために、私たちはだまされ、体をついには蝕んで行ってしまう。

現代の矛盾を本当に身をもって理解しているのは、おそらく回復不能で生きる気力を失っている重病人ではないでしょうか。

彼らは、この世の秘密を何となく理解したと思うのです。自分の命と健康を引換にして、この世で何が起きているかをきっと感じていることでしょう。

そしてあまりの悪魔性に気力を失い、生きる気持ちもなえて死んでいくのかもしれません。

バカなことが大威張りで疑われることもなく実行されていくのは、今が信仰の時代だからです。

神の役には悪魔が、そして信者役は民衆です。この構図に気づけば、私たちは自分の考えを大事に生きていこうと思い出すはずです。

誰かが言うこと、、、もっともらしく言うこと、、、みんながやっていること、、、、それらに真実は、残念ながらないかもしれません。

自分が考えること、自分が感じたこと、、、それが現代の信仰から抜け出す唯一の方式です。

誰もが、自分が考え、自分が感じ、自分で行動しているように思わせる、、、、これが、現代の信仰の目的であり、特徴ですので、自分に限って、、、と思わないこと。

早く信者である自分から離れてください。

私の年数回発行する無料メルマガが、多少なりとも、現代の信仰から私たちを救い出す、きっかけになってくれることを祈ります。

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信仰の時代は、占星術では魚座時代です。いまは、魚座時代の最後の峠に差し掛かっている時。

信仰がピークに達して、今まさに崩れかかる寸前に来ています。蚊が一匹止まっても崩れる寸前ですので、あなた一人の信仰脱出がキーポイントでもあるのです。

信仰脱出とは、何も生活が変わることではありません。嘘と嘘でないものが、自分の眼でわかるようになっていくことが脱出です。

眼の前にある縄にわざわざ自分で縛られる必要などないのです。みんながやっているから、、、それをするのですか、、、そう生きるのですか、、、それしかないと思うのですか、、、みんなって、誰のことですか、、、

あなたしかこの世にはいないのです。みんなあなたが作った人が、周りにいるのと同じ。あなたが変われば、周りの人も社会も変わっていくだけの話しです。

つまらぬ魔法、、、つまらぬ信仰から抜けて、あなたそのものになって行くことです。

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