真理は簡単、単純。
世の中には色々な真理があると思いますが、真理なので、本当はひとつしかありえません。
この宗教が真理である、、この考えが真理であると、長い歴史の中で色々と語り継がれ、説かれ続けたことは事実でしょう。
真理を法則と言い換えることができたら、唯一の法則がもしかしたらあるかもしれません。
私はあると思っています。それは極めて単純なもので、その応用も極めて簡単です。
真理というとオーバーになるので誤解を招きますが、やはり真理としか言いようがありません。
私たちは誰もが、その唯一の真理によって実は存在し、生かされ、ここにいるのです。
私たちの体を動かしているのも、自動車を動かしているのも、電車やバスや新幹線や飛行機を動かしているのも、まったく同じ真理です。
私たちは食物からエネルギーを得ていると思っています。飛行機は燃料で飛んでいると思っています。
何か、外部にあるものからエネルギーを得て存在したり、運動を起こしていると、かたくなに信じ切っています。
本当にかたくななのです。物がある以上、その物が生じた原因があるはずです。その原因の方が真実だという単純な話しなのです。
真理や法則はひとつですが、現われは無数です。物や現象に真実を求めるから、大本のそれが分からなくなるのです。
物や現象からそれに近づこうとするのが、科学や知識や勉強や学問です。
反対に大本の働きを見つめようとするのが、宗教や形而上学やこの数十年流行の精神世界への追求でしょうか。
しかし、どちらも同根なのです。どちらの考えを取るかの姿勢を生じますので、どちらを取っても同じことになります。
宗教や形而上学や精神世界への関心があっても、物の世界を離れることはできませんし、実際に私たちは物の世界に存在しているのも事実です。
宇宙ですら、大きな物ですから、そこでどんなに不思議なことが起きていようとも、そこに神を求めるのはどこかおかしな気がします。
しかし、宇宙は本当に壮大ですから、イメージとしては神に近いものを感じるように、誰もが思うのも自然でしょう。
また、精神世界や見えない世界を追求した際に出会う、霊的な存在もあると思います。実際に体験された人も多いでしょう。
それこそ、お化けから神霊まで、様々あるのだと思います。
宗教家や芸術家、直観で仕事をする人などは、そうした世界に出会っているのかもしれませんね。
物の世界、霊や見えない世界は、確かにあると思います。
私自身はお化け程度は見たことがありますが、特別な体験をしたこともないし、霊的な世界に関して何も知らないと言ってもいいと思います。
しかし、物の世界がある以上、それを生み出した世界があることはその通りだと思います。
そして、大事なのは、真理や法則は、そのどちらの世界でも同じように働いていなければ、法則でもないし、真理とも言えません。
宗教家が、私だけが知っている、、、という世界がもしかしたらあるのかもしれませんが、真理や法則にかなっているかどうかで、それはすぐにでも判断できると思うのです。
真理や法則にかなっていないものは、真理や法則でないものが生み出した結果でしかありません。
あの世とこの世、霊と物質の世界の両方にすべてに、共通する真理と法則があるはずです。それは当然、地球人にも宇宙人にも共通する真理と法則のはずです。
それは、もっとも簡単で単純なものでなければ、共通因子とはなりません。
頭が良い人が絶対に到達できない単純なものなのです。学問を学べば学ぶほど、遠ざかる真理や法則ともなるでしょう。
何でお前がそんなに偉そうに言うのかと、いぶかる方もいらっしゃると思います。当然のことです。
私が発見したのではなく、私はこの真理と法則を飯島先生から感化されたにすぎません。
真理と法則はたったひとつなのです。それは、作用と反作用なのです。ただそれだけで、それ以外にないのです。
作用は物質的作用から心理的作用、意識作用まであります。それに対して、必ず、反作用が現れます。
これが法則です。因果によって、、と説いた釈迦ですが、その通りだと思います。因果の法則はその通りですが、あくまでそのことを私たちは善悪論として理解しているにすぎません。
作用と反作用が物質界、精神界、霊的世界に至る、原理であり、すべてに共通する真理です。
作用がないものが、勝手に反作用としてあらわれることなどありません。物質でいえば、それをあらわしめた原因、すなわち作用があった結果として存在しているのです。
物質に限った話しではありません。あらゆる現象も同様です。犬も歩けば棒に当たる、、と同じで、何かをすれば、何かを得るのです。例外はありません。
何かをするとは、物質を通してする作用もあれば、精神的、意識的作用もあります。
物質は粗い組成ですから、物質的作用の度合いが高ければ、すぐにわかりやすい反作用が出てきます。物質的作用の度合いが低くなるほど、時間や場所の制限がなくなりますので、一見、反作用の出方が遅いとか、よくわからない、、と思うケースはあるものの、結果規模は増大するのです。
物を動かして得る反作用より、意識的作用の方が大きな反作用をもたらすことになります。
海の砂の色をペンキをまいて変えるには、膨大な作用が必要ですが、砂粒の一つ一つが、みずから色を変えたくなったら一瞬で海の砂の色は変わります。
小さな作用が大きな結果を生むのです。トラクターで物質的作用を起こしても、それに対する反対の意識が増えたなら、絶対にそれはうまくいかなくなります。物質がつくる作用よりも意識作用の方が強いからです。本質的なのです。物質は意識に従う順番があるからです。
何で偉そうにお前がそんなことを決められるのか、、、と思われるでしょうが、私が偉そうに言っているわけではありません。
食事をするのも、会社に行くのも、映画館に行くのも、行こうか、、、生きたくないけど、仕方なく行こうか、、、の意識があるからそうなっているわけで、私たちを動かしているのは、意識です。
肉体はそれに従っているだけです。世界も同じです。宇宙も同じです。見えない小さな本質的作用に世界は従います。
しかし、何であれ、作用に対して、反作用が法則なのです。
作用が起きれば、何が生じるでしょうか。ギャップです。もともとあったところに、何等かの作用があれば、もともとあった平穏なものとの間にギャップが生じます。
ギャップがしょうじれば、宇宙は反作用を始めます。元に戻そうとする力が、反作用の力です。
この世で出した作用は、それが物資的な作用であれ、意識的な作用であれ、必ず、反作用をもたらします。すべてを元に戻そうとする反作用は、すべてはもともと一つであるというところから来ていますが、それは自他のない、とらえどころのない大きすぎる愛と言ってもいいかもしれません。とうてい名付けられるようなものとは違います。
一体、、一つ、、、だから反作用が必ず起こるのです。
作用は誰もができることです。その作用によって私たちは宇宙を動かしさえしているのです。
作用すればギャップが生じます。ギャップを元に戻そうとして反作用の力が訪れます。それが本当のエネルギーです。
甲州街道のケヤキの並木の話しを以前にしたと思います。甲州街道を通るたびに、ああ、これが土の道で、馬車だったら、どんなに幸福だろう、、と毎回思うのですが、あの大きなケヤキは、どこからエネルギーを得て成長したのか、、、の不思議。
周囲はすべてアスファルト。水は地下水としても、どこからも栄養素が得られない場所で、ケヤキは成長しています。
その理由は、無数の葉がつくるギャップです。風が吹くたびに無数の葉が揺れ、周辺の葉もゆれ、葉と葉、葉と周辺空気、葉と周辺の音との間に、複雑なギャップを常に作り続けます。
ギャプができれば、そこに反作用によるエネルギーがもたらされますので、ケヤキはそのエネルギーを得て成長しているのです。
葉が冬になって落ちれば、木には、夏の間に得た葉からの残存振動のイメージが残り、木自体も計測できない微振動を発します。
物理現象が少ない方が偉大な反作用をもたらしますので、木は冬場に微振動ギャップによって得た膨大なエネルギーを蓄え、春になると一斉に無数の葉を出し、一瞬にして青々とした葉へと成長させるのです。
そう、真理は簡単です。そして単純です。あなたも、手を振動させ、体を振動させ、腕を振動させ、腹を振動させる、、、たったそれだけのことで、無限のエネルギーを反作用として肉体に呼び込めるのです。
嘘だと思うのなら、それをやってご覧なさい。文句はそれからにしてくださいね。
ただし、運動よりも意識は優先します。それでも揺らせば必ずギャップが生じますので、疑いつつでもいいから、やはりやってみてください。
揺らせば、血行が良くなるとか、筋肉がやわらぐから、当然いい、、と頭が良い人は考えることでしょう。
それが実は無知なのです。それだと、何かが起きた時にすぐに化学や科学や学問を優先させ、結局は人並みな結論に達して、真理から遠ざかります。
法則を理解しているかどうかです。法則を理解した上で、行うことには、意識圧がかかりますので、驚くほどその法則への信頼を増すでしょう。
血行が良くなるのも、筋肉が柔らかくなるのも、結果なのです。本当の原因は、エネルギーを取り込めたからです。
ギャップを解消するために、反作用が訪れ、それがエネルギーを得る唯一の方法になっているのです。
エンジンが動くのも、最初のスターターの作用が連続してギャップを作るからです。このことがわかれば、本当はガソリンは不要になるはずです。
エンジンのことは素人なのでよくわかりませんが、作用に対する反作用によってしかエネルギーは訪れません。
UFOを見る場合でも、それが燃料や物質的な作用によって飛ぶ面が大きなものは、そんなには優れていないはずです。物質的な作用から遠ざかるほど、良い飛行機になっていきます。
飯島先生が作った模型飛行機は、操縦が困難になると、操縦装置から手を離します。すると飛行機は勝手に体制を立て直して困難な状態から脱出します。
法則にかなったものは、勝手にエネルギーを得て、勝手にうまくやるのです。
簡単で単純なものにしか真理はありません。
体を揺らすだけで、エネルギーが入るのです。しかし、このことを本当に理解しておかないと、必ず副作用でやられます。
健康とは、副作用を伴うことなくエネルギーを得ることで達成するのです。
揺らせばエネルギーが入るのは事実ですが、それをやれば、効果を焦ったり期待し過ぎるため、揺れを大きくし過ぎるなどの、冥王星バイアスに私たちはとらえられます。
そして揺らし過ぎ、、、力の入れすぎ、、、副作用で体を壊すのです。高齢者の方がヨガをされて体に負担をかける姿を見て、心配になることがありますが、副作用に負けてしまう心配があるからです。
太ったいかにも成人病体質の方が、赤ら顔して連休などには、公園でマラソンしたりしています。必ず、副作用でやられます。
スーパーマン願望による、冥王星バイアスで私たちは副作用を招くのです。ひとつなんです。すべてはひとつなんです。偉い人も偉くない人もないのです。
すべては一つなのです。その原理が反作用の出どころとなる愛なのです。しかし、作用に力が入りすぎると、個や特別感が優先されてしまうのです。それがあらゆるものに終焉をもたらす本当の原因なのです。
反作用を得るとは、ひとつである大きなものの受容に他なりません。それによって、私たちも宇宙人も聖人も俗人も、皆生かされているのです。この真理以外に真理はないと思うのです。
ふるべ、、ゆらゆらとふるべ、、、
古神道の呪文ですが、真理を物理的にも霊的にも語る言葉です。だから死人すら生き返ったというのでしょう。
ゆらゆら、、ですから、副作用のない揺れ方が連想できます。
永遠のエネルギーを得る方法になっているのです。
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