ルビコン川を渡ったロシア
ルーブルが大暴落中。さあ、どうするプーチン、、、とばかりに西側は騒いでいるが、どちらが大変になるかは分かったものではない、
肉を切らせて骨を切るロシアの狼煙が上がった。ロシアは金融、通貨のルビコン川を渡ったと思われる。
これは戦略なのだ。西側を一挙に追い詰める金融戦略。ロシア経済包囲網に対する、表面上のギブアップ、、、なので、もう借金は返済できません、、、
借りた方が強いか、貸した方が強いかの勝負。通常なら貸した方が強いのは当然だが、どちらも後がない、、、そんな状態なら、借りた方が強くなる。
返せないよ、、の一点でいいのだから。
ヨーロッパはロシア発デフォルトにおびえあがっていることだろう。
ロシアルーレットはどこに狙いをつけているのだろうか。西側のこれまでのあまりにインチキ過ぎる金融経済が行き詰ったぎりぎりのところで、仕掛けてきたロシアは、西側金融を崩壊させるものとなるでしょう。
動きは早いので、年内にも大きな変動があるかもしれない。急激な円高はヨーロッパからの逃避資金の流入であるらしい。
日本の株価もすでにこれまで、、、の感があり、選挙向けの資金流入によるあくまでも表向きの上昇であり、実質の経済が良くなっての買いとは違っていた。
政権を維持できた以上は、もう無理はできない。お金がないのだから。となると7割は外人買いであった日本株も売られる。
本当にまあ、よく壊してくれました。金儲けしか頭にない人を上に立てたら、どうしてもこうなりますね。
戦争もそうだけど、最後は庶民が苦しむ結果となって終わります。景気回復など嘘の上塗りであり、これからどんどんめっきがはがれてくる。
ロシアは本気ですね。西側金融を一挙に崩壊させることを考え、ブリックス中心のロシア、中国スワップ協定を結びました。
西側は最後の砦である日本からまだ搾り取ることだけはやめないでしょうから、日本人はまだ苦しくなりそう。
しかし、そこは考えようで、金を使わないエネルギーシステムなどはあっという間に拡大する可能性がこれで高くなってきます。来年中に次の時代のビジョンのいくらかでも出せれば、むしろ日本は発展の段階を迎えるはず。
とりあえず、ロシアが仕掛けた金融爆弾は最終的にロシアが勝つと思います。しばらくはロシアの時代がやってくるのでしょう。
そのあとが日本という出口予言はまさに的中しそうです。次が日本ということは、本当の意味での技術革新であり、イノベーションが国民の総意で行われるかどうかにかかっている。
それには、一度、躓いて、からっぽになって、出直すのが戦後のようにもっとも早いという天の計らいなのだと思います。
裸で生まれてきた人間は裸に戻ることで新たな地点に立てる、、、そういう性格があるのだと思います。
いつでも裸、、、いつでも空っぽ、、、それがこれからの天の道です。
貯める、、、守る、、、、戦う、、、という時代は終えたのです。バカな人はまだ続けるでしょうが。