火星とグランドクロス

今日は二度目のブログの更新です。今月の星の動きについて、かなり心配している人が多いので、私も考えを述べます。

海王星を除く大惑星がカーディナルでグランドクロスを作る、、、確かに凄い天の印です。

しかも火星が逆行してグランドクロスに加わるという形で、火星はしかもてんびん座という戦争のステージ。

火星は逆行の時に効く星。なので逆行で形成されるクロスはある意味、戦争ですが、果たしてそうなるでしょうか。

大きな戦争には土星と天王星が基本的に絡みます。今回は土星はさそり座でグランドクロスの位置からははずれます。土星は制度の極まり、、、という限界を暗示してさそり座に居座ります。

今回の星の配置はやはりグランドクロスというよりも、天王星と冥王星というのが私の基本的な考えです。

天王星と冥王星がこの世のシステムを壊す、、ということです。

今回がその一つのピークにあたることは事実です。天王星と冥王星の９０度はまだまだしばらく続きますので、色々な惑星のトランジットがこの配置を刺激することになるわけです。

今回のグランドクロスは運動星座で起こります。運動ですから、動きが出てきます。その動きはこれまでの安定を壊す形であると同時に、新しい形が出てくる時も示しています。

土星以降の星はトラインも大事ですが、９０度や１８０度でその力を発揮し、吉凶という考えとは異なる時点にいます。

今の社会にとって、新たな動き、新たな力が必要なのですが、まさにこのグランドクロスはそのためにも働くと思います。

悪いものは壊れた方がいいのです。新しいものに変わった方がいいのです。

今の時代がこのままのシステムのままよくなるということは考えられません。一度壊れなくてはいけないものがたくさんあり、星はそれを実行しようとしているのです。

天王星と冥王星の関係は考えられる最大の変化を暗示する星ですから、グランドクロスの力を使ってそれが実行されるわけです。

グランドクロスだから怖い、、、というのと、多少ニュアンスが違う私は解釈をしています。

あくまで天王星と冥王星が世界を変えるのです。それも運動星座で起こるときです。

火星は戦争の星で逆行が怖く、しかもてんびん座というように、本当にでき過ぎた感じですので、必ず、何か仕掛ける勢力があります。

４月の中旬から下旬まで、戦争への突然の仕掛けが爆発します。しかし、それは私は失敗に終わると思います。

これまでのシステムを壊すようにして天王星と冥王星が働くからです。

この基本となる二つの星の配置をプライマリとしてとらえると、火星と木星はそのきっかけを与えるセコンダリとして働きます。たまたまグランドクロスだったということです。

ノストラダムスが予言したグランドクロスよりもはっきりしていると思われる方も多いと思いますが、あのときは不動の十字でした。今回は運動の十字。

目に見える形では今回の方が大きいかもしれませんが、大きな潜在変化はノストラダムスが予言したことがやはり正しく、あれがあるから今回があるのです。

いよいよ動くときが来た、、、ということです。

具体的なイメージとしては、驚くような軍事的な行為があるかもしれないが、それは失敗し、それによって、これまでのシステムが急速に瓦解していく、、、ということではないでしょうか。

大きな変化は冥王星抜きでは語れません。木星は冥王星と衝ですので、結局は金融の崩壊を火星の軍事で何とかしようとしたものの、どうにもならず、維持しようとしていたシステム自体が滅びに入っていく、、、そんな形になると思います。

戦争　火星　てんびん座という負けの位置　逆行という状況、、

すなわち、大きな意志におびき寄せられて、火星が出てしまうのです。そして火星は負けていく。

軍事勢力が結果的に敗退することを暗示しているのです。

こうして天の大きな意志はあとおよそ一年かけて、天王星と冥王星によって、変革が行われていくはずです。

私はやっぱり時代はよくなるために動いていると思えるのです。なので、グランドクロスだから云々はちょっと違う、、、という思いが実はあります。