すべて嘘

先日、アカデミーな世界で活躍されている方とお話しして笑ったのは、「すべてが嘘だったんではないですか」の言葉。二人で大笑いした。

真面目なアカデミーの世界にいらっしゃるドクタークラスの人が、この世の仕組み、行いの、すべてが嘘、、という開き直りに大笑いしたわけです。

もちろん誇張の話しですが、ついそういいたくなるような真実味がある。

本日も大手化粧品メーカーの肌を白くする化粧品が副作用で大変なことになっている。肌を白くするのはいいが、白い斑点のようなものが6000人以上に出てしまったとか。時間がたてば治るのか心配ですが、まだまだこれから被害者はおそらく増えるでしょう。

その会社で使用している社員も260名以上がそうなったとか。笑えない話しである。

美しくなろうとしてその副作用で逆になる、、、

薬の副作用を見て驚いたことがある。精神的に追い詰められているクライアントさんは多いが、薬に不安を抱いているケースが最近とくに多い。

私には薬の知識がないのでよくわからないのだが、ウツと判断されて心のアドバイスを求めて私の元に来る人は、同時に飲用している薬への不安をよく口にされる。

副作用を示した内容を見ると、副作用にウツ、、と書いてある。なんだかキツネにつままれたような気になり伺うと、クライアントさんも不安気である。

ウツを直そうとして薬を飲むが、その薬の副作用がウツ。

ついにここまで時代はおかしなことになっているのか、、、の実感である。

化石エネルギー、化学薬品、加工食品、、、これらがなければ一見世界はもうやっていけないようだが、その一方で限界を迎えていることも確かなのではないか。

限界がわかっていてそれが通用してしまうのは、次がないからでもある。そして金儲け、利益独占のために、次のものを排除する意思が世界中の上の人にあるからでもある。

時代の閉鎖状態を抜けるには、次のものが必要なのだ。

今力を持つものすべてが嘘とはいわないが、それらが行き詰っていることは事実です。

化石エネルギー、原発エネルギー、化学薬品、加工食品、管理されたあらゆる仕事、、司法、立法、行政、学校、家庭も。

ただそれらは既得権益と硬く結ばれているため、実権を持つ人がそれを離さない。死んでも離さないくらいすごい執着をいたるところで見せる。

それを離してしまったら、後がない、、、自分らには新しいものなど作れない、、、押さえつけてでもこれを続ける必要がある、、、、というのが、現在の世界と日本。とくに日本の状況なのです。

阿部さんの政権はまさにそれを守ろうとしていますが、はたして、これから三年。選挙がないのですから、どんな問題が生じても阿部政権はその問題に対処するしかない。

命とつながらないもの、、、生命とつながらないものを守ろうとしている政権が、これから生じてくる命と生命力が不足しているために起きてくる多種多様の問題を、はたして解決することなどできるのでしょうか。

できるわけはないとおもうので、さらに、嘘を大きくし、偽りを偽装し、、、の方向へ進むことになるのは目に見える。

またそれに反対する者へは理不尽な圧力をかけるしかないでしょうから、そうするのでしょう。

しかしそれではたして、人気を維持できるのでしょうか。選挙前一週間で阿部政権の支持率は10ポイント以上下がったという。

何も起きてないのに、なぜ10ポイントも急に下がるのかよくわからないが、そんな状態でこれから3年もやっていけるかよく見ておきましょう。

大切なことは新しい突破口をみつけ、そこに重点的にお金と援助を与えていかねばならなくなる。そうしないと政権維持はできなくなるのですが、まず、彼らがやりたいのは、ダメな企業を守ること。民意を犠牲にして。

はっきり言って古いのです。そんなもので日本の運営も世界の運営ももうできっこない。

まだだまし、嘘、強圧によってつじつまを合わせ、これまでのものを維持していこうとすると、今度は天が怒り出します。

天変地異は実はそうした人の意識に反応するのです。なぜなら、地球も自分を守るしかない。地球の命が弱まれば、人間はもちろん、そのうえにいるすべての生き物が苦しむことを地球は知っているので、防衛するしかなくなる。

地球の防衛、、、それがどんなにすごいかわかっているのでしょうか。政治家にわかるはずはないと思う。地球は一夜にして山脈を築き、一夜にして海底を数千メートルの山の頂にすることも可能なのです。

人間の嘘など瞬時に吹っ飛ばしてしまうでしょう。

海は海圧があるため、エネルギーを集め、海としての命を保っている。それがバカな放射能流出や汚染によって、痛めつけられている。巨大台風でかき回し、異変を起こすことで再生するしかなくない。

東電を作った人や運営している人がどんなに利口な人かは知らないが、もう時代は違っているんですよ。もうあなた方は利口とは言えないのです。政治家もそうです。

命がわからないで、まだ既得権益などと人のよい、目先のことばかり言っていては、どうにもならないことくらいはわかるはず、、、わからないわけですね。

テスト勉強ができるくらいで日本を、日本人をすべて支配しようなんて思ってはダメなんです。お里が知れるのです。

彼らからはバカと思われている一般庶民の中から新しいものを作っていくしかない。そして、そのことで、なんだ、食べてもいけるよ、、、、という世界を作っていくしかない。

地球が怒って自己防衛を始めるのと、時間の競争なんです。政権を倒すのもいいが、3年先の選挙なんか待っているわけにはいきません。自民には自民で勝手にやってもらいましょう。どうせ何もできないのだから。

今、一番行き詰っているのは、庶民ではなくて、実は既得権益を守ろうとしている人たちなのです。だからがむしゃら。嘘もつく。すべて嘘。

しかし、庶民から新しい、地球の命と一体となる工夫、アイデア、実行によって、なんだこうして生きていけるよ、、、と示さなくてはいけない。

その責任が私たちにはあるのです。金をかけず、こうすれば、みんな、生きていけるよ、、、というものを作らなくてはいけない。

化学薬品、化石動力、原発エネルギー、加工食品、こうしたもので生きてきたから、ここまで追い詰められた。

私たちが追い詰められれば追い詰められるほど、儲かる人がいるから、このシステムが終わらない。

私たちが新しい生き方、新しい生活の仕方を開発実行できれば悪いシステムに血がまわらなくなる。悪いシステムをシステム維持する必要がなくなる。そうなれば、既得権益者も舞台を降りて、もしかしたら私たちと一緒になれるかもしれない。

問題は一体。地球が怒ってしまったら、既得権益も民衆もなくなるのだから。

限界集落で異様な殺人事件が起きたが、限界集落がこうした精神崩壊現象を起こすのは、非常に危険な状況だと思う。

最後の砦としての意味があったのが限界集落です。そこに従来システムに頼らなくても生きていける見本があったのですが、そこに精神的な崩壊が入るとことは重大な問題なのです。

もう私たちが作るしかありませんよ。
幸い、阿部政権のおかげで後がなくなるので、覚悟ができてくる人間が多くなります。また阿部政権も実は本気ですから、黒田さんなんかも命がけでやってくる。

そのおかげで、一時は私は経済的によくなる絵の可能性は実はあると思っている少数派です。(批判派の中では)

ポーズだけかもしれないが、新しい命に直結するものにも関心を抱く可能性は多少はあります。そうなってくれればいいのですが。

本当はそうなれなければ政治も経済も終わります。その危機感から、覚醒してくれることを多少は自民にも祈りますが、まず無理だと思って、とにかくこちらはこちらでやっていくのが正解でしょう。