世界で起きていること
アメリカでは多くのところで暴動が起きているという話しがあるが、真相はわからない。都合が悪い情報はマスコミが発表しないからである。
ただ発表とは異なるかなりの失業者がおり、バイト程度の仕事もほとんどないという情報がある。あっても時給1ドルとか、、、本当なのかよくわからないが、世界的に仕事がなく、あっても安いという傾向は間違いないところだ。
どこかのバカ社長が冗談でもなく、年収100万円でいいというようなことを語っているが、笑えない話しで本当にそうした流れが世界的にある。
そうなると勤め人やサラリーマンの安全神話は完璧に崩壊する。すでに崩壊しているが、さらに深刻さが増してくる。
どんなに良い会社にいても、その会社でしか通用しないキャリアはキャリアではなく、そこを辞めたら一文の価値もないということになる。
中国の無国籍の人々がただ働き同然で使われる、、世界の各地で秘密裡に子供たちがこき使われる、、それによって労働対価が常軌を逸して値下がりしてしまった。
安物を喜んで買っているうちに私たちは自分の首を絞めることになってしまったのだ。
しかし、これらデフレなどは自然の流れという面もあるとは思うが、意図的な政策だった面もあるように思う。
コンピュータ化と大きな市場を失った世界は、多くの労働人口を必要としない。パッケージ化された生活の強要は市場を小さくしていく。
日本人の多くが毎日イオンで買い物し、その日の食卓を飾る。朝はコンビニ、昼はチェーン店での昼食。どの店もチェーン店で中では極めて少人数のバイトの人たちが異様とも思える忙しさで動いている。
あれできれいに皿が洗えるのだろうか、なんだか心配にもなるし、気の毒にもなる。
まあ、はっきり言って、ひどいもので、こんな働き方をさせる会社の心理がわからないが、欲にくらんでいるとしか思えない。それでいて、10年もしたら栄枯盛衰で同じ店がそこにあるかどうかはわからないのに。
世界各国は日本も含めて、こうした流れをさらにハードにし、働く者の年収を100万円まで落とすつもりだと、なんだか、本気で考えているような気がしてくる。
だがバカな連中だと思う。そんなことをしたら景気はさらに悪化するのに。まさか人類削減政策の一環ということもあったりするのか。不気味な世の中である。
先日もブログで書いたが、現在、天にはきれいな三角形の星の配置がある。木星、土星、海王星のグランドトライン。
木星はかに座だが、そこに対立するようにやぎ座に冥王星がある。やぎ座は企業を表す星座。
木星と冥王星の衝は、金銭主義の絶対化であり、まさに企業は人々を年収100万円の経済奴隷化を目指す配置である。
冥王星という星は切断や取り上げることを意味する。わかりやすい例でいうと、冥王星が反対のかに座にあった時代は、ちょうど第二次大戦の前後であり、人々は、かに座が表す日常生活や家庭生活を戦争によって破壊された。
ことに日本においては、家は空襲で破壊され、食べるものはなく、家族も離散、焼け跡からの日常生活作りを与儀なくされた時代だった。冥王星は奪い、取り上げる星なのだ。
そして現在のやぎ座にそれを当てはめると、やぎ座の冥王星は人々から仕事を奪う、、、という形に出てくる。
実際、冥王星がやぎ座に入った数年前から世界的に仕事に就くことが難しい状況が急速に進んでいる。
冥王星はまだ10年近くやぎ座にいるのだから、わたしたちは仕事の概念や考えを変える必要が出てくる。仕事と生活と切り離す知恵が必要になる。そうでないと冥王星にすべてを奪われてしまう。
そのためには、働いて金を得てそれで生計を立てる、、、という基本的な考えから脱出する必要があるのだ。会社勤めでなくても、人が生きていけた時代は長い期間あったのだ。
ただ今年の木星は民意重視のかに座であり、海王星と土星がそれに味方している。仕事はなくなるだろうが、他の情にとんだ生き方、、、もっと別の生き方には、星は味方してくれる。
働かないと金がもらえない、、、金がなくては生活できない、、、まあ、大体のケースがそれに当てはまるが、これからは別の生き方を探すことが必要になってくる。
要するに金がなくても生きていける方法を編み出し、それを実践していく。すぐにはできないと思うが、ウエイトをだんだんと移していく。
実際にがめつい企業連中がとち狂って、人々を年収100万円に追い込んだ場合、それならば、柿やみかんや野菜はもちろん、手当り次第に植えて自給生活を考えていく方が有利ということにもなる。
時給から自給への変換を私たちは考え、実行する時代に入ったのだ。いざというときにそれができないのは、借金があるからである。
とにかく自分を縛り上げる借金を努力して清算しない限り、私たちは金の奴隷にされてしまう時代になっている。
このことは真剣に考えた方がいいと思う。そしてこれからはあまり気楽に借金を考えない方がいいと思う。インフレが来て有利なことになるかもしれないが、その前に利息でダウンしてしまったらせっかくのインフレまで待つこともできない。
お金の余裕がある人はむしろ借金のチャンスなのかもしれないが、もう金にとらわれていると先に読めないことになる。
過去に身分不相応な贅沢をして借金で困っている人は、これから苦しいと思うので、早く意識を変える必要が出てくる。
しかし、これまで、無意識に金のあるなしで人を見くだしていたり、優越感を抱いたり見栄をはっていたとしたら、そういう人はきっとすでに金の奴隷になってそこから抜け出せない状態にあるかもしれない。
とにかく意識を変えることだ。そうしないと企業帯は本気だからこちらも意識を変える必要がある。意識さえ変化すれば、きっと今年のグランドトラインは私たちを救ってくれると思う。
自立、自給、連帯、、、思い切って考える時代に入っていますので、また、続けて考えてみたいと思います。