ビワの木
ビワのシーズンです。私の家にも小さなビワの木があり、一年ごとに豊作を繰り返し、今年はかなりの豊作。
近所のビワの木を見ても、今年は当たり年の印象。しかしビワは日蔭だろうが土が貧しかろうが、なんであんなにたくさんの実を付けるのだろう。
ビワは体にも良く、大げさな言い方をすればそれこそ人類救済の木と言えるほど優れている。
日陰でもたわわに実り、実にも種にも特殊な栄養があるらしい。種を一年に一粒食べるだけでいろいろな効用があると聞いたことがある。
葉はとくにすごく、お茶にもできるし、抽出液はあらゆる皮膚の障害に効くと言われる。葉っぱをお風呂に入れて入ることで、何をやっても治らなかったアトピーが治った、、、という人も多い。
手入れなどほとんどしないのに、ビワはやせた地でたくさんの実をつける。
土から栄養素を吸収していると考えがちだが、それであんなにたくさんの実を毎年つけられるだろうか。
勝手な解釈だが、きっと元素転換をしているか、フリーエネルギーを取り込んでいるのだと思う。空中から栄養素というかエネルギーを取り入れないで、日蔭であんなに実をつけられるとは思えない。
葉っぱはビワ温灸にも使われる。ビワ温灸は高齢の方なら一度はやったことがあると思う。ビワの葉が燃える香りがするので、人々がマンション暮らしになってから、行う人が急速に減ったと思う。
以前、マンションの部屋でビワ温灸をしたが、確かに匂いが気になった。お寺のような広々した昔ながらの空間でのんびりビワ温灸をしあう、、、そんな懐かしい光景をイメージして始めたのが、「お寺でまったり、、、」の会。
ビワ温灸は火を使うので、まだお寺でやれないでいるが、いずれ実現したい。
昔から庭にビワの木を植えると病人が出る、、、と言われ、家の庭にビワを植えてはいけない、、、という言い伝えがある。
子供のころ、ビワを食べたあとでその種を植えたら結構大きく育った。今年は実ができる、、、と思ったとき、隣のおじいさんが抜いてしまった。
ビワを植えちゃいけない、、、と。おじいさんは昔の人なので言い伝えを知っており、お隣に病人が出てはいけないから、、、との親切心だった。
その後、姉が言い伝えが間違いであると説明してくれた。ビワを植えると、ビワの驚くべき薬効に周辺の病人が集まってくる、、、というのが、どうやら本当の意味だと言うのだ。どちらが正しいのか私にはわからないが、ビワは本当に偉い木だと思う。
今植えてあるビワの木は残念なことにイノシシの通り道にあり、イノシシに根本を踏みつけられて、傾斜地に生えているためもあり、半分倒されてしまった。
危機意識から今年はたくさんの実をつけてくれたのかもしれない。
ちょうど今、日本各地でビワが実をつけている。
さて、いよいよ明日は東京での528hz母音トーニング。定員いっぱいの参加者に出席いただきとても嬉しいが、気になるのは台風。先週の京都でも台風を心配したが、今週はどうやら本当に来そう。
遠方からいらっしゃる方も多く、心配しております。お気をつけていらしてください。
明日のセミナーには披講の仲間であるH氏も参加されますので、二人で披講ができると楽しみにしております。