ゆほびか 星占い

4月15日発売のゆほびかで、ソルフェジオ特集があり、スタジオでチューナー音を収録したことは先のブログでお話ししました。

それからお問い合わせがたくさん来て、4月のゆほびかじゃなくて、今月のゆほびかですよね、、、との質問。

えっ、今月じゃなくて来月ですよ、、と言うと、今月の巻頭特集が愛先生の星占いですよ、、、と。すっかり忘れていて、今、発売中のゆほびかでは、今年前半の星占いが確かに特集されています。ぜひご覧ください。

星占い特集はそれこそ、毎年毎年、もう30年も色々な雑誌などでそれこそ何十回、何百回とやってきたので、書いた時点で忘れてしまう傾向が。

店頭で見て、面白そう、、、なんて開いてみると自分の特集だった、、、ということがよくある。

今回もすっかり忘れていました。しかし、今月が巻頭特集で来月がCD付きのソルフェジオ特集と、二回続いてお世話になるわけだ。

今月の星占いも面白い視点になってます。まず、ふたご座に木星が来ているので、近くにいるふたご座生まれの人を見ていれば時代の本質が見えてくる、、、という方法などを使ったり、、

あと、昨年に今年からの株高、円安を思い切ってはっきり言ったのは、おそらく占い師さんの中では少なかったかも。

まだ当たったかどうかはわかりませんが、今のところはそんな流れです。私は150円を超える円安の時代にはいったと思っています。今年はそんなところまではいかないと思いますが、数年かけて150円を軽く超えていくと考えている。

自分なりの星の味方があるためですが、たまには当たります。20年程前からゴールドに関しては、一貫して上昇傾向だと語ってきましたが、これも自分なりの見方と言うか、今は亡きルル先生に教えてもらったようなものがあり、そう信じているわけです。

色々な開運法があると思いますが、自分がこれと思ったものに出会った際に、バカになって信じる、、というスタイルがあると思います。

占いで言えば、私はルル先生に言われたことは、理解とか希釈などせず、頭からそう信じる、、というバカの一つおぼえではないが、そういうスタイルが割と好きで得意かも。

披講に出会い、母音、倍音の世界が広がり、ついには528Hzやソルフェジオに行きついたのは、音の世界についてN先生のおっしゃることを素直に受け入れたからに他ならない。

それは理屈ではない。この人の言うことは信じる、、と決めたらバカの一つ覚えでそうしてしまう。

宗教も同様かもしれないが、信じる動機に自己の不安があると、教祖様に利用されてしまうケースが多くなる。

素晴らしい信仰もあるのはもちろんだが、信じることを自分の不安の弁解に使うと不幸になる。

自分を救ってくれるかもしれないから信じるではいけないのだ。ただ信じることから広がる世界は未知であり発展する。反対に人が不幸に陥るのは、自己保身から始める信心や言動によってなのだ。

よく森田正馬博士が言っていたらしい。神経症の患者がすぐに森田に文句を言う。「だって、こんなことして一体何の意味があるのですか、、」的な反抗によくであったわけだ。

すると森田博士は「君が頭で考えていることが正しいのなら、君はすでに苦痛を脱してはいないか。もうやりくりはやめて素直に聞きなさい。理屈はわからなくてもいい。」そのようなことをよく言っていたと何かの本に書いてある。

わかっているなら、もう人はとっくに苦しみを抜け出している。抜け出せない苦しみの中には、まだ自分が知らないものがあるということだ。

素直に信じるしかない、ということになるのだが、変な人を信じてそれを真に受けたらひどいことになる。

何かを信じて裏切られる人もいれば、救われる人もいる。この違いは何か、、、それは信じている自分を信じられるかどうかで決まるのだ。

どんなに本物を信じても、それを信じる自分を信じていなければ、何にもならない。屁理屈を言い出して結局は去っていく。本物は去る物を追わないだろうから悪くはならないところが救いだが。

逆の場合は大変なことになるだろう。

運勢というのは、結局、自分を信じられるかどうかということに尽きる。自分を信じることがなければ、世の中に信じるに値するものなどひとつも出てこないという道理なのだ。

世の中の何も信じられない、、、というのは、自分を信じられないということなのだ。何かを、人を信じるというのは、自分を信じているということなのだ。

自己保存から来る不安は自分を信じられないことだから、自己保存の不安から何かを信じたときは、必ず裏切られる。

やくざ映画が必ず、裏切りと復讐というストーリーになるのは、自分を信じられない者通しの世界を描いているためだ。

それは国会の中でも同じであり、一流企業でも裏切りは付きものだろう。共産主義の中ではもっとたくさんそれは起きただろうし、金儲けの社会に至っては、毎日のように裏切りは起きている。

誰が悪いとも言えるが、誰が悪いのでもない。自分を信じていれば、あんな投資などしなかった、、、自分を信じていればあんな株は買わなかった、、、ただそれだけの話しなのではないだろうか。

家のローンが重いのは、心の中の何かを隠すために、かわりに家に夢をはせたのだ。そこに無理がきっとあったのかもしれない。

しかし、どんな失敗や裏切りに傷ついても、人は必ずやり直せる。バカな自分を信じて、もう一回やるしかない。

世の中には悪い人がいて、詐欺やウソ、脅しですべてを巻き上げ、本当の意味でだまされることもある。

そんな際は戦うしかないが、たとえ負けてもきっとプレゼントがある。どんな場合でも悲惨な運命に自分を置く必要はなく、失ったものの数倍のプレゼントがどこかに必ず用意されている。それを探せばいい。

けっきょく何が言いたいのかというと、悪いことなど何ひとつ本当はないのだ。自分が悪いと思ってしまうだけ。どこかで自分にウソをついているから、自分の運命を受け入れられないだけなのだ。

自分には必ず用意されている最高のプログラムがあるというのが、神の責任であって、だから私達は生まれた。

だから安心して自分の運命を任せながら、好き勝手に努力してけばいい。工夫したり前向きにやっていけば、どうにかなる。

ならない時は死ぬ時だが、それも運命なら仕方ない。自分の責任ではない。「神様、とにかく走ってきたよ」と文句を言って戻ればいい。

ただ、こうしたことは人様に決して言うことではないとは思う。占いの場で、そんなことをもし言ったら叱られてしまう。多少はこうすれば運気が良くなりますよ、、というようなものを見せなくてはいけない。それが仕事でもあるし、そして内心では本当は皆すくわれていますよ、、、、と、そう思いつつ占いや人生相談をやってきた。
4月15日発売のゆほびかでのソルフェジオ収録は、このような影響を私に与えてしまった。昔からこうした、完全受諾の運命に対する徹底した受け身という性格が私にはあったが、あの収録以来、さらに強化されてしまったのだ。

ソルフェジオ音階によるグレゴリオ聖歌を聞いていた昔の人々は恍惚となった、、、と言うが、それは突き詰めれば死の恐怖が本当はウソであることを知った意味がある。

中世は暗黒時代と言われているが、なんだかそれは違うのではないかという直感。

ソルフェジオを聞くと、現代人でも恍惚となるのだ。そのことを収録で再確認した。CDでは周波数の限界があるので倍音にも限界があるが、そこはトーニングという自分の声を合わせることで、補っていただければ、間違いなく、あなたも恍惚の世界に入り込むと思う。

本当に恐ろしいことである。ある昔の音を聞くことで、恍惚となり、場合によっては死の訪れさえも怖くないという気持ちにさせられるものがある。

この音は、おそらく現代人が初めて聞く音であり、脳が驚き、何等かの変容のスイッチが押されるためだと思う。

しかし受験生などはあまり聞かない方がいいかもしれない。勉強などどうでもよくなってしまう、、、という危険がある。記憶力自体はよくなるかもしれないけど。

脳の働きはまだほとんど解明されていないらしいが、初めて聞く音がなんらかの脳のスイッチになっているのではないだろうか。

今年のいつか、私はソルフェジオ音階による曲を作ってもらい、音楽会を暮れあたりにまで開きたいと思っている。合唱曲がいいと思うが、器楽曲ももちろんありで。

ソルフェジオ音楽会にいらした方は、おそらく半分以上は恍惚となってよだれはたらさないと思うが、きっとショックを受けることだろう。

最初の演奏会に100人が来てくれたとすると、半分は50人。この50人はきっと次の演奏会にも来てくださるはず。また恍惚になりたいと願うから。

こうして二回、三回、と続けて行けば、おそらく7回目位には、1000人は集まってくれるかもしれない。

中世の教会で恍惚となった人々の話しは神話でも作り話しでもなく、現代でも再現できることを通して、ブレオ博士が聖書から導き出したソルフェジオの正当性が証明される。楽しいことだ。

ともかく今月号は星占いの特集が、そして4月15日には、こうした初のCD付きで登場しますので、よろしくお願いします。

ソルフェジオが世に出る、、、素晴らしいことです。私達は音によって変わり得るのです。

これまで悪い音でさんざん苦しめられてきた現代人、、、暗黒時代としてあえて遠くに追いやられた中世は、変化する必要のない満たされたものがきっとあったからで、それがソルフェジオであり、恍惚感をともなう完全自己肯定へと導く音だったのだと思うのです。

そのことを、あと一か月で皆様も体験することができます。どうか実験だと思ってやってみてください。

本が出たころにまた、やり方などを特別に解説し、ひとりでも多くの方に恍惚になっていただきたいと思います。