二年前

ちょうど二年前の今日、正確に言うと二年前の3月11日の早朝に私はあまりの体調の悪さで目が醒める。

まずいな、、これは病気だな、、、と自分で思ったが、体感が悪いときにいつもやる「恐怖突入スタイル」を行ってみると、どうやら本当の病気とは違う。

恐怖突入スタイルとは、十字架にかかったつもりになり、不調感のすべて、不調な感情や心理のすべてをやりくりせずに受け入れる態度を取るのだが、それで収まる場合は病気ではない。

かなりしんどく感じはしたが、そのスタイルで違和感が収束していくのを見て、原因は自分の中のものと違うことがわかった。

そしてその日の午後に311が起きたわけだ。夜中に体が感じ取ったのは、これだったのだ。

あれからもう二年である。今年は昨年と違い、あのときのことを冷静にもう一度思い出そうとする人が多いような気がする。

二年の間にいろいろなことが見えてきたのだと思う。あんなことが起きてもまだ原発を再開しようという動きがあるが、問題になっている活断層問題はやはり黒という結論が出たようだ。

これで廃炉はほぼ確定しなければいけないのだが、また何か言い出すのかも。しかし、ナット活断層の結論はもう出せないのではないか。

いくら金を積まれようとおどされようと、大丈夫です、、、と言ってしまい、その後地震が起きたら活断層でないと判断した学者や団体にも責任がやってくる。

事実の前で金も脅しもきかなくなりつつある。このことだけでも良い時代が訪れようとしているのがわかる。

ワクチンなども何か起きたときの責任者は誰なのか、、との抗議が起これば簡単に突っ走れなくなるだろう。一時の金儲けのために事実を曲げても、後で責められるリスクが大きければ誰でも二の足を踏む。

要するに時代が道理を求め出している。星の上では、冥王星がやぎ座にあるため、あと10年ほどは企業が最大の力を持つ時代になっている。

現在行われている争いは、国家と企業の争いと言ってもいい。国家の組織内には、まだいい人が多少はいる。そうした人は何としても国民のために働きたいと思っている。

一方では企業利益、団体利益のためだけに働く国家人も多い。どちらが優勢かと言われれば、残念なことに断然後者。

冥王星は最大の権力を持ち、最大の金力を持つ星だから、コングロマリットを意味する。大企業が国家の力を奪い取ろうと、最後の追い込みに入ったのだ。国家から国民を奪い取って奴隷にしようとしているわけだ。

この争いは10年続く。本当なら圧倒的に大企業による国家乗っ取りが成功するはずだったのだが、冥王星の小惑星格下げがあったため、そうでもなくなってきた。

私はコングロマリットや銀行団はなぜ冥王星の格下げを認めたのか、今でも不思議な気持ちである。

あれがあったために、あらゆる地下の権力も金力も絶対的な支配権を持てなくなったのである。

あれからアメリカも弱点を表す時代に入った。それは冥王星格下げに際して私が予測したことである。

アメリカを自由に扱っていた大企業軍団がなぜそれを認めたのか。冥王星格下げによってアメリカを葬り、どこかほかの国家に鞍替えしようとしていたのかもしれないし、国家の時代を終わらせ企業権力の時代を作ろうとしたのかもしれない。

冥王星がやぎ座入りする時代を読んでのことではあるが、権力自体が冥王星なので、冥王星格下げは権力者にとってはよくないはずなのだが。

たったひとつの惑星だか小惑星の認知問題がなんでそんなに大げさになるの、、、と思われると思うが、そこは占星術師でもあるので、まあ聞いてください。

天体の運行状態を見て天の意を探るのが私の仕事ですが、そのことは単に占いを超えて本質的なことであると、まあ本気で思っているわけです。

天体の運行、そして音が本質と思っているため、語ることもどうしても一般的ではなくなるわけです。

ともかく、冥王星格下げと、アメリカの弱体化はリンクしていますし、また、核の力が民生レベルに落ち込むことも予想しました。

こちらも残念なことに福島でそうなってしまった。しかし逆に言うと、放射能問題が民生レベルで解決する道が必ずあることを示すことにもつながっているので、邪魔さえされなければ、放射能の問題はすでに解決する力を人類は持っていることになります。

何が言いたいのかというと、冥王星は絶滅の星と言われました。絶対権力です。しかし、その星が格下げされたということは、私たちの意識内において絶対という概念が消えることを意味するのです。

そう、絶対権力はもうないし、絶対金力もなく、絶対は絶対でなくなったのです。

それでも継続意識があるので、まだまだ大企業も金力も相対的には大きなものがあるように見えます。しかしそれはほとんど幻想なのです。

幻想の中で大企業が国家乗っ取りを図っているので、国家内のまともでいい人が、ちゃんと意識をしっかりして国と国民を守ると、そう思えば、今ならできるのです。

あの、バチカンが消えようとしているのですよ。権力は泡となりつつあるのです。権力の泡化と共に、昔からある命と関係するもの、命と直結するものが見えてきます。聞こえてきます。

宇宙に鳴り響いていた命の音が、誰の耳にも聞こえてくる時代が忍び寄ってきている。心の耳を澄ませば、命の音がどこからか響いてくる、、、

繊細で静かで、それでいてしっかりと、感じられる。匂いを嗅ぐように、私たちは生きていけばいいと思う。大船に乗ろうとする露骨で無骨な生き方よりも、繊細で一見弱そうに見えるが、実はそうではない生き方。

金に囲まれて安心、、権力に囲まれて安心、、、じゃなぜローマ法王はやめたのでしょう。金に囲まれていても、権力に囲まれていても、安心できなかったからではないのですか。

まだ二年前はそうではなかった。この二年の間に変化したものを見つめてみれば、何かがきっと見えてきます。

お知らせ 
来る4月13日(土) 九州福岡で楽しいイベントがあります。
「言の波 愛の音ヒーリングワークイベント」
ミカエルブレイズ(たんたんさん)が主催されるイベントに私も出演いたします。

一部をすべていただき、自由にセッションを行ってください、、ということで、ぜひ本日語った太古から鳴りわたっている根源の音を、自分の中に感じ取るセッションを行いたいと思います。

それは母音なのです。母音ということは、その音を聞き歌うことは、誰でも可能なのです。私たちは母音発声から生まれ、各国の言語を話しだす前までは、母音言語が本当の言葉だったのです。

英語の前に、日本語の前に、スペイン語の前に、私たちは母音言語をしゃべっている。あー ウー エー。

それは自然界の音と同じ。風と海と大地と緑と動物たちと、私たちは友達だったのです。

命の言葉から生まれ育ってきた私たちなので、元気がないときには、また命のことば、そう母音を皆で発声してみると再び元気が出てくる。簡単なことなのです。

それは命の音だから、昔から続いているあの太古の音へとつながっていく。だから元気になる。癒される。不思議が起こる。縁が生まれる。喜びが生じる。

命の周波数、528Hzを使い、母音を乗せて、皆で揺らいでみたいと思います。

二部はさらに素晴らしいたんたんさんのセッションです。そしてたんたんさんと私のコラボも最後の方に予定されています。

結構長い時間のセミナーですので、どうぞゆっくり楽しんで行ってください。私にとって初めての福岡でのセミナー、とても楽しみにしています。