日本インフレVS世界デフレ
きょうは津波注意報が太平洋岸に出た。思わず二年前を思い出してしまうが、原発などはあれからどうなっているのだろう。情報が少ない気がする。
経済の方は円安もあって持ち直す体制に入ったようだが、日銀総裁が誰になるかがひとつの山。
4月任期だった白川総裁が突然の辞任。あと少しだというのにわずかの任期を残すばかりでの突然の辞任は常識では考えられない。
間違いなく今後の方針における軋轢があったものだと思う。日銀は紙幣の番人として紙幣の価値が落ち込むことだけは避けようとするところ。
長期のデフレと日銀の姿勢には当然関連があったのだが、総裁の突然の辞任は、こうした従来の日銀政策に対する、強烈な反意が働いたものだろう。
長い間の円高で世界を助けてきた日本。力あるからできたものだが、あまりに凄い円高だった。
いずれ50円とか30円という円高を予想した人もいたが、どう見ても自然な円の強さを逸脱したものだった。
自国通貨は高いほうが良い、、、という考えはあるが、景気にとってはそれは違う。円以外の通貨安を謳歌してきた世界は、好景気に沸きに沸いた。
日本では想像もできないようなバブル状態が世界にあったのだ。円高がまだ100程度までなら、日本も世界に負けじと、技術革新を重ね、製品の高度化を励んでついていったが、80円や70円台の円高でついていける企業などはない。
当然、海外に出て行き、最後には中国であのようなことが起きてしまった。円高が景気を悪くすることははっきりしていたと思う。
この動きが逆転した理由はいろいろあるが、第一に、世界のバブルやデリバティブが崩壊の危機にあり、余裕資金はそれに踊ることのなかった日本にしかない点。
簡単に言うと、どの国も日本のお金に頼りたい、、、必要としている、、、ということだ。
何も政府がその金を出さずとも、日本に投資すれば儲かるのだから、今後、世界の金は日本に向けてやってくるだろう。
次に日本のあらかたの企業はすでにその株を買い占められているので、もう不況から企業業績を落として、株価を安くしておく必要などなくなった。
むしろ、半ば実質買収した企業を再び活気づけて企業価値を高めるほうが得、、、という時期に来た。
さらに、中国はじめ、ユーロ圏などの可能性を調べた結果、やはり問題あり、、、という世界の結論。
アメリカもクリントンの失脚などを見るに(辞任という形です)、もう武力を使う国体維持の限界が出てきており、時間の経過と共に、維持コストが重くなっている。
戦争を起こせば儲かる、、、という経済システムが急速にダメになってきているのだ。アメリカは今後、内向きの政策に行かざるを得ない。それがオバマ再選の意味だろう。
また世界が抱いた中国への夢は破れる、ユーロもアメリカも見掛け倒し。なんだ日本しかないぞ、という流れに急速になりつつある。
私は以前からそうなると思っていたが、本当にそうなりそう。中国も内向きな製作に転化するしかない問題山積みだから、日本と本格的に戦争などできる状況にないと思う。
日本の安倍が何を考えているか私にはまったくわからないが、巷が言うように、日本を軍国化、戦争体制に本当にもっていくつもりだろうか。
安倍の背景を思えば、一応はそうしたスタイルをとらざるを得ないとは思う。しかし、戦争ポーズと戦争実行はまったく異なる。
日本、アジアは、白人の作ろうとしている戦争路線に、ポーズで応じながらも、実は結託して何か他の形を進める可能性もあると思う。多少のドンパチは必ずやるだろうが。
北朝鮮の激しい脅しも、ここに来て、戦争一派がたきつけたと見ることは簡単だが、実はそうでもなく、日本と北が組んで、逆にアメリカを追い詰めているようにも見えてくる。
安倍と石原とでは何か考えていることが、その基本が違うように思えるように、単純に日本が戦争に向かっているかどうかはまだわからない。極めて注意はいるが、戦争ポーズという高度の政治姿勢とも見える。
まあ、素人の私には正確なことなどわからなくて当然だが、経済がよくなっていくことだけは確実だろう。
きょうも400円以上日経平均は上昇し、円も1円以上安くなったみたいだが、そろそろ踊り場は来るものの、株価上昇と円安はかなり長く続くトレンドだろう。
ひとつ心配があるとしたら、このように日本のみ好景気となっていく流れの、世界の方向が大きく逆転していく中で、それを面白く思わない勢力がいることだ。
単なる数字遊びだが、クライストチャーチの地震で日本人が数多く亡くなったとき、何となく不自然な気持ちを抱いた。するとその後、311が起きた。
それは単なる偶然ではあるだろうが、クライストチャーチの地震から17日たって311が起きたことは気味が悪い。
17日といえば、阪神もロス地震もそうだったから。
そして、今回いやな気持ちとなるのは、アルジエリアの日本人虐殺事件。何で日本人が狙われたのかの意味がどうしてもわからない。報道も不自然。
なので、ひっかかるというか何かいやな感じがしたのだが、海外での日本人の不慮のなくなり方は、クライストチャーチと一致。
となると、気になるのは、17日後となるのだが、いつ殺されたのか、、、の詳細がよくわからない。
すると1月21日にニュース配信があり、それによると9名の日本人が殺されている、、、と、初めての報道記事が。
そのひとつの配信時間を見て、ちょっとやな予感があった。そのニュースの配信時間が14時46分だったのだ。311と同じ時間。
偶然なのだが、感情的にはいやな気持ちを抱いてしまう。一日は1440分なので、1440分の一程度なら、絶対おかしい、、、などと言えないよくある偶然範囲ではあるが、感情的には納得できない。
なので、一応、私は個人的に、今年のもっとも危険日を2月7日ごろ、それはアルジェの事件の詳細を語った一報のひとつが、14時46分だったことにより、そのときから17日目が2月7日に当たるからだ。
さらに紀元節も近いので、日本叩きの偶然にはぴったりの日ということで、運命的な意味あいから、7日から11日に注目してみるつもり。
本日の2月6日にも地震があったわけで、一応用心は必要。
ただし、どの推測も、運命的な数秘術によるもので、具体的なものなどではなく、信頼性などないので、あまり気にしないでください。
ただ言えることは、私は今年前半の最大危険日を一応2月7日から11日と予測。そしてこの日を無事に過ぎれば、今起きている経済回復の流れはもう確実だと思っていることを言いたいのです。
おそらく何事もなく過ぎて、そして日本の時代が着々と始まっていくと思う。
世界の大金持ちにしてみても、中国やアメリカにいるよりも、日本に居るほうが良いような、、、そんな気持ちになっているはず。大挙して世界の本物の金持ちがきっと日本に住むことになるかもしれません。
2月11日までに何もなければ、その後の景気は段々と良くなっていくでしょうが、個人的な形でその恩恵を受けるには、タイムラグがあると思う。
また、従来の組織にいても、インフレは進むもののすぐに給与は上がりませんから、むしろ苦しくなる人が多い。そこで提案ですが、とにかく、世界に向けて、ちょっと工夫し、よいものをきちんとした形で売る。
ネットで十分だと思います。日本の民間センスを世界が求める時代がすぐそこまで来ている。はっきり言って、何でも売れる時代が来ます。
世界は日本と逆にデフレ。デフレになれば、お金は動かない。新しいものは作られず、動きは少なくなる。一方、日本はインフレですから、お金が動き、新たなものが沢山出てくる。発明、発見、工夫、アイデア、、、その他。
かつての大企業センスが生み出すものではなく、民間センスが作り上げたものに魅力が見出され、個人輸出は異様な規模で拡大していけます。
世界はデフレ、こちらはインフレ、、、その違いと商品の日本的センス、個人的センスによって作られたものなら、何でも売れていく。
土日の休みを使ってこうした取り組みをしていけば、きっとお給料よりもずっと大きな金額を得ることができるようになることでしょう。
工夫し、アイデアを出し、実行する人はすぐによくなる時代がやってきます。
もったいをつけて、偉そうに人の批判ばかりしているようなマインドだと伸びませんが、ここは謙虚になり、大きな波に乗って、一息つく、、、というのが面白いのではないでしょうか。
そんな勉強会もいつかやりたいものです。