色々な本、、、そして君が代

もうすぐ立春ということで、新しい年がはじまろうとしています。一年のおしまいにあたりますので、昨年、私のお知り合いが出版された本などを、ご紹介させてください。

吉田ルナ先生がお出しになった、「究極のタロット」メイツ出版  1575円

美しい吉田ルナ先生とは昨年初めてお会いしたのですが、実際にタロットを占ってもらって、その繊細な感性と感受性に感激。山形の温泉宿にこもって、、、と言って決して怪しい関係ではないのですが、仲良く占いました。(二人きりでなかったのが残念)

次は占い好きな方はすでにご存じの方だと思います。蒼月柴野先生が出版された、「12の石の精霊たち」
実業之日本社 1300円

蒼月先生はすでに立派なご活躍をされていますが、深い洞察力を駆使した文章にはいつも迫力を感じます。蒼月先生は日本ジュエリー協会認定の守護石鑑定士です。

今度は本ではなく、カレンダー。もう2013年が始まってしまったので、早く紹介しなければいけなかったのですが、遅れてしまいました。

「太陽と月の魔女カレンダー 2013」
マリイ・プリマヴェラ  小泉茉莉花  両先生の著。イラストは藤井由美子さんです。
カレンダーは今年用ですが、他に「太陽と月の魔女カード」3150円も。

マリイ、小泉両先生とはなんだかもうすごい昔からのお付き合いがあり、年に一二度はずっとお会いしていますが、両先生とも大変お元気で、太陽と月の魔女シリーズでいろいろな企画やイベント、集いをされています。

あと、この本も紹介しておきたいです。先日、送られて来た本ですが、開けてみると、「死後の世界と宇宙の謎をめぐる対話」松村潔氏と、どなたかの対談になっている本でした。アールズ出版

松村先生とはやはり古い知り合いなので、送っていただいたんだな、、、と思っていたのですが、考えてみるとこれまでに送ってくれたことなどないことに気付き、、、おかしいな、、、と思いつつ中を確かめると、私のやはり昔からの知り合いの方が、訳をされていて、訳者の大野さんから送られたものでした。

松村先生とは最近はあまりお会いする機会がないのですが、松村先生の本なら、まず当たり外れはないかも。

最初からつまらないと思った人には、最後までつまらないでしょうし、最初から面白いと思った人は最後まで夢中になるという、好き嫌いがはっきりしている本だと思います。松村先生は日本が生んだ鬼才とも言えるし、天才です。今回も楽しく読ませていただきました。

そして最後は披講のお知らせ。先日、狩衣という装束を着て君が代を披講した動画をアップしましたが、けっこう喜ばれた方がいらしてくださいました。

ただあのときは風邪気味で声が悪かったので、もう一度、ちゃんとしたものをと思い、林純一先生のお力も借りて、二人で歌った君が代をアップいたします。

先日の代官山サロンにて収録したものです。
最初は甲調から始まり、次に乙調へつづき、乙調は二返繰り返して歌われています。

これが正式な君が代なのですが、実はこの正式な君が代がどこにも動画として残されていないことに驚き、これはのこしておかなくては、、という思いがあって今回収録した面があります。

私たちが日ごろ歌うところの国歌君が代は、この披講の甲調をまねて作られたもので、明治時代に国歌ととなる前の君が代は、このように歌われていたのです。

これが正式な君が代の原点です。どんな右翼でさえも、またその親分でさえもそんなことを知りません。

この君が代をはじめとする和歌披講にはとても深い意味があります。まず、母音言語である日本語がもっとも達成力あるとされる57577の呪詛的要素を持つ祝い歌であること。

いずれ日本が世界に発信することになるもののすべての原点がここにあると言っても間違いありません。

色々な人種がこの列島に渡り来て、色々あったとは言うものの、多くの血を流すことなく、奇跡的にまとまっていった、、、その元にある原因が母音を閉じ込めた日本語と和歌、そして歌にあったのです。日本人とは、日本語を話す人を言うのであって、人種は関係ないのです。

この秘密が次の時代をつくるカギになっていくことは、母音や倍音を研究した人にはわかるはずです。

日本は人種でも血でも学問でもなく、和歌を歌うことでまとまっていった原点があり、その原点は今後の世界に残されたたったひとつの可能性であるように私には思えます。

私が生きている間のことではないと思いますが、いずれ必ず、世界が日本語に、和歌や、母音に戻るときがやってくる。

そして周波数の秘密が解き明かされると同時に、より説得力を持って母音トーニングはじめ、和歌の披講などが中心文化に育っていくはず。大げさすぎる話しで眉唾と思われて当然ではあるかもしれませんが、原理的にどうしようもない事実なのです。

自然界の言葉は母音です。川も海も風も、動物も、母音の発声で命をつなげる、響きあい確かめあう。やがて頭脳を持つ人類が誕生し、はじめは母音発声から始まるものの、それを成長と共に失い、子音言語と共に我の拡大を始める。

行き付くところまで行ってしまった我の拡大は、自然と世界と人類を滅ぼすところまで行ってしまった。

命の音、母音、、、そして命の音を残した言語、日本語に世界は戻るしかなくなる。その感性で、その発想で、その感情でやり直すしかなくなる。

その最高度に磨かれたものが和歌であり、和歌披講であるのです。そしてヨーロッパの一部の命ある知恵が周波数を導きだし、効率的な母音の伝播の方法を見つけた。

それがソルフェジオであり528Hzという特殊な周波数でもあるのですが、私はここに至って確信犯となってしまったわけです。

これから円安というか円が適正な価格に戻っていく流れの中で、何が起きてくるでしょう。円が適正となれば、価値あるものによって商品や物質や情報の流れは決まる。

簡単に言えば、日本的なるものがこれからの輸出の中心に位置することになる。これからどう生きていったらいいかわからずに不安を抱くことなど不要です。

命ある日本の物、命ある日本の文化、それらに関係しているものを世界に伝えていけばいい。そして最後は日本語です。

今は誰も信じないでしょうが、日本語を話せるというだけで食べていける時代がやってきます。

それは金儲けとかいうちっぽけな話しではなく、世界人類の命の根源言語がそれだからです。

母音を閉じ込めた言葉、、、そこに命が宿ることを知っていた昔の人は、それを「言霊」といったわけで、言霊は昔の話しではなく、これからの世界に通じる物語りとなるのです。