真上に木星と月、シリウスも、、

今夜は頭上に木星と月がとても仲良くおそろいです。

これはふたご座の木星と月。見るからに平安に満ちた表情をしています。

みずがめ座の太陽や火星と120度の安定した配置ですから、ぜひご覧ください。そしてささやかでも日々の安寧の思いを星に祈ってみたらいいと思います。

月は日常の日々。木星は守りと発展。月との相性においては、発展よりも守りの意味が強くなります。

とくに凄いことを願ってもダメかもしれないけど、日々の暮らしがつつましくそれなりに過ごせますように、、、、との普遍の思いはきっと伝わるはず。

木星はふたご座では弱点を出す場合があるけど、月と一緒なら大丈夫。

大寒を過ぎて太陽もみずがめ座を本格的に運行し出したこのタイミングでの頭上の月と木星の合は、とっても平和なシンボルになるでしょう。

出口鬼三郎はよく星空を見ては、その配置から来る直感を使って行動を起こしていました。今夜の月と木星は誰から見ても、心休まるシンボルに見えると思います。

それは月の大きさがちょうどいいからです。太陽から120度の位置にある安心感を図相的に感じ取るためだと思います。

シンボライズされた図相を自分の開運につなげる作業は、下手なバイトでお金を稼ぐようなことを考えるよりもずっと効果があります。

心の心象にシンボライズされた図相を入れ込むことができたら、開運はわりと簡単にできる場合があります。

自然界の現象に注意する重要性もそこにあるでしょう。

美しい夕焼けを眺めて、ただきれいで終える人もいれば、美しい夕焼けの中になんらかのプログラムを見出す人もいる。

さらに言えば、なんらかの目標をためておいて、それらに見合う自然界の図相が現れた際に、自分の目的とするイメージを当て込んでいく。

天の時を知るとは、そんなこともあるでしょう。

自然を味方につけるとしたら、自然界が発する図相への敏感さが大切だと思うわけです。

昔、中国からの引き上げ船に乗って命からがら逃げ帰った人が、途中で美しい夕焼けを眺めて、「これからよい時代が来る」と、確信したという話しを聞いたことがある。

同じ夕焼けを見ても、何も感じなかった人もきっと多かったと思うが、その人は、夕焼けという自然界の図相を自分のプログラムにはめ込むことに成功したわけで、それは基本的で本質的な開運法であり、本当は誰でもできるものです。

そのためにも、日ごろ、願いやイメージを持っておくことは重要です。逆によくないことが起こるケースでは、日ごろためていた限界感やよくないイメージを、どこかで自然界の織り成す図相に当てはめたことから生じる。

日ごろ何を基本的に考えているかが、やはり大事なことになります。