528講習会お疲れ様でした

昨日は、ほぼ一日にわたる長時間の講習を終え、出席者の皆さまは大変お疲れ様でした。

おそらく528Hzに関した世界で最初の講習会だったと思う。それを、「ゆほびか」という健康雑誌が取材をされ、急に開けだした周波数治療の道をまさに指し示す流れだった。

内容は反省点が多々あります。最初の試みということもあって、どうしても原則的なことが多くなったが、もっと具体的な治療法としての周波数利用のノウハウなど、確かに必要だったと思う。これについては、いずれまとめたいと思います。

昨日の講習ではト―ニングという声と528Hzを合わせることに力点があったが、あとで周波数分析を行うと、女性の大部分の方々が正しい周波数を出しているのですが、私の声は男性ボイスなので、528は出ない。

そこで一オクターブ低い周波数、すなわち半分の周波数となって同音程を出したのだが、倍音は豊富なため、どうしても私の声に引きずられるようになっていく。そのため、音程が不安定になり、戸惑っていることが、音の分析から見えてきた。

分析の結論を言うと、愛先生が声を出さない方がよかった、、、、ということになってしまい、身内から責められた。

責められた、、、というのはウソだが、結果的にそうなっていたのかもしれない。自分的には、自分が声を出して、みんなをひっぱらなくては、、、という甘い考えがつい先に出たのだと思う。

やっぱりおひつじ座の月なんでしょうね。こういうのは。528最初の講習なので、どうしても引っ張らなくては、、、の意識がつい出てしまったのだと思う。

私が出なければ、おそらくきれいに528を出していた多くの女性たちの声が中心音となって、それに合わせるようにおそらくきれいな倍音と528の響きがもっと出たのかも。

しかし、それでも大勢の方々の体や心が、段々とほぐれて行って、不思議な安心感が漂うにして講習は終えられたような気がします。

そこで思ったのですが、528については、これからも基音として取り入れていきますが、さらに自由な発声の表現としての世界の追求もやりたいと思った。

528は治療として間違いなく優れていることは、昨日改めて思いましたが、これについては、具体的な治療法としてのノウハウの確立を目指し、その教科書が必要だということ。これは年内にやるつもりです。

さらに、528をひとつの基音にする発声をとりいれ、その全体構成としての作品づくり、、、このアイデアが突然湧きました。

具体的に言いましょう。昨日もイ―の母音発声でやりましたが、倍音を出すためにミンミンゼミを真似る、、、という発声の仕方を行いました。

まるで教室が突然真夏の森になったような気分でしたが、これは素晴らしいと思った。

せミにも色々な種類と鳴き声があるので、これを全員にパートわけし、もしくはいくつかのセミの鳴き声を表現して、朝の森、、昼の森、、、真夏の真っ盛りの森、、、、というように、数種類のセミが鳴く森のイメージを再現するセッション。

これはセミの声とその世界、さらに人間の世界とが混然一体となる、生きとし生けるもの、、、そこに存在する自分と世界、、、、すべてがただある、、、という哲学の究極の認識に至る、うそでない体感になると確信。

名付けて、「倍音セミしぐれセッション」。これを大人数で行うイメージがわきました。これは528のおかげです。命につながる基音があるため、安定した企画が誕生するのです。

この倍音セミしぐれセッションは、参加しても面白いし、聞いていても迫力があると思います。もちろん癒し効果は最高のものとなるでしょう。

一日をかけて、いくつかのセミの鳴き声を学び、他のセミパートと合わせて、表現を磨いていく。さらに倍音発声を高めていく。私が準備さえしておけば、おそらく3時間もあったら十分にできると思います。

そして全体合唱のリハを終え、たとえば、日比谷公園などに行って、実演してしまう、、、、まあ、聞いた人は驚くことでしょう。そして喜ぶことでしょう。突然、セミしぐれが日比谷公園を襲い、本当のセミと合唱となって、不思議な世界を開いてしまうのだから。

絶対に喜ぶと思う。わからないけど。

また、あらかじめ、どこかの放送局や音楽事務所に企画を伝えておけば、即、セミしぐれ合唱団としてデビューできるかも、、、もしそうなったら、ニッポン放送の人に尋ねてみよう、なんて。

デビューはどうでもいいけど、パフォーマンスとしては、また、新たな芸術として、本当に面白いと思うし、やっている方にも、聞く方にも、感動が残せる。パフォーマンスというよりも、やはり、これは芸術ですね。しかも誰にでもわかる。

周波数を知ると、こうして音楽の概念が突然変化してくるのではないか。しかも、それを演奏するのは、特別な歌手でも才能豊かな人だけではない。地の声で、普通の人が、多少の倍音発声を学び、さらに基音528を使用しさえすれば、感動の音楽が作れてしまう、、、

昨日の講習で得たことは、実用のテキストの必要性。そしてもう一方で命につながる音表現の追求の二点が、528に課せられた、今後の課題であるということでした。

とにかく、本当に長い時間ありがとうございました。遠方からいらしてくださった方もいて、お疲れ様でした。皆さま喜ばれて帰られたことが、何よりうれしかったです。ありがとうございました。

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