金環食への流れ
5月21日は金環食。日食だが月が太陽をすべて隠しきれない金環食。非常に珍しい。沖縄で20年以上前に見れたのを覚えている。
その年の秋に昭和様が沖縄訪問の予定が確かあり、私はそのことを非常に危惧していたのを覚えている。
けっきょく昭和様は体調をくずされて沖縄行きはなくなり、翌年に崩御される。
皆既日食は確か2009年にあったと思う。エクリプスソープをこしらえたが、今年も2012金環食ソープを作る予定だ。
今回の日食帯は見事に東京の上を通過する。中国南海部から台湾を通り、東京を通過してアメリカの西海岸へと至るライン。
日食の占星術的意味は大きい。政府や支配者にとっては非常に危ないサイン。支配者が民意を失う暗示であるので、政権上層部には失態や動きが出るものである。
前回の日食では傷ついたアメリカが日本を飲みこむことで命を長らえる、、、と私は解釈してエクリプスレポートを出したが、確かにその通りとなったと思う。
今回の金環食にも大きな意味があると感じる。今回はかなり具体的な形となって表れてくるのではないか。
私には今回の金環食の前にあった新月との流れを感じる。4月下旬のおうし座新月のことだが、この新月には不思議な感動を覚えた。
一言で言うと、世の中からもう貧乏が消えてなくなっていくイメージに私には思えたのだ。ただ、こうしたことを言っている占星術者はおそらくいないので、あくまで個人的な見解である。
ただ、それだけの意味と重みがあり、これは次の満月のうえさくへつながり、さらに次の新月の金環食につながる一連の運命の絵模様に思えるのだ。
本来は人は豊かでぜいたくでけっこうのんびりしており、へちまが風にゆらぐように、日々や時の移り変わりを楽しむ、、それが神が人に与えた仕事だと、私は思っている。
それが、オートメーションや産業革命以降、富の集約に関心が移ることで、競争原理が生じ、持つ者と持たない者との乖離による社会運営の方式に変化した。
戦争や不況などのあらゆる悲惨がこうしたラインから生じてきて、ほんの一握りの勝者のための社会運営が当たり前となった。
その結果、果てしのない労働、、、それでいて誰も豊かになれない状況や、金持ちになってもそれを投資やだましによってすくわれてしまう構図となる。
本当に少数の一握りの成功以外、誰ひとりも幸福にしないシステムがこの世にいきわたってしまった。
しかし、ここに来て、それと違った動きが出だしている。私はそのことと先月のおうし座新月、うえさく、さらに今月21日の金環食につながる一連の天体の運行が、変化を後押ししているように感じられてしかたない。
私はもうすぐ時代が大きく動き、これまでと異なるやり方や流れが起きだすものと思う。
というか、すでに世界はそうした方向に流れ出しており、この流れをもう誰も止めることはできないのではないのか。
ただ、残念なことに、日本はマスコミが決して世界で起きていることを正しく伝えないので、わからないだけなのだ。
それでも注意深く世界の動きを探っていくと、もう世界は大変な変化の真っただ中にあることがわかる。
さらに今回の金環食。ついに旧勢力の最後の砦ともなっている日本とアメリカにこの金環食はその中心食帯を持ってくる。
ついに私たちの目の前にも大きな変化の嵐が見えるようになっていくはずだ。
では、何が世界で起きているのだろう。
ロシアのプーチンの勝利はやはり大きかったと感じる。それまで、ロシアはゴルバチョフやエリツインの指導によって、解放とは名ばかりの、一部独占による金持ちによる国家独占が主流であった。
そこにプーチンが現れ、ずるい形で資源や資本を奪い取ったそうした一部金持ちを追い出して国家財産とした。
それは長い闘いであったが、プーチンはそれに勝利し、国民生活は飛躍して伸びた。金持ちはずるいケースが多く、彼らから富を奪い返せば、その分国民生活は楽になる。まさにロシアではそのことが行われ、今回の選挙では、ロシアを奪う海外勢対、プーチンという図式で選挙となり、プーチンが勝利したのだ。
もちろん、海外勢様様の日本のマスコミはプーチンを悪く言い続けた。インチキ選挙であると。本当はインチキしたのにもかかわらず反対勢力はプーチンに負けたと私は思っているので、批判は当たらないと思う。
次に中国の変化も急である。色々な保身があるにせよ、海外勢とやはり深い関係にあった江沢民一派が完全に失脚し出した。これも非常に驚くべき変化である。
このままだと、中国は国際金融の流れからも距離を開けだすことは確実だろう。
さらに変化はアフリカ、中東諸国でそれ以前に起こっており、カダフィが殺されたことも本当は非常に大きなインパクトを世界の人々には与えているのだ。
マスコミが言わないだけで、リビア国民は非常に豊かであり、温情ある中で生活していた。それに難癖をつけて海外勢が破壊したのだ。楽園のハワイも楽園のアメリカインディアンも、楽園のかつての日本を滅ぼしたように。
しかしやりすぎたのだ。
よいものを壊す、、、、あいつらが来るとおかしくされる、、、、という意識が突然、世界に説得力を持って広がりだしたのである。
中東やアフリカの小国から始まった動きは、ロシア、、中国までも巻き込む。そしてさらに大きな変化は、ユーロ圏である。これが決定打となるだろう。
まず、ここで質問だが、今、世界でどの国が楽園のようになっているか、、、、と問われたら、あなたはどの国を言うだろうか。
私は確信を持って、アイスランドという。
えっ? アイスランドって、数年前に破産して無茶苦茶になってしまった国のことでしょう、、、、すごいストやデモが起こって、混乱の極みじゃなかったの、、、
と、そう思われる方が多いと思う。確かに一時はそうだった。そのころまでは、日本のマスコミもなんだか喜んでよく情報を伝えたように思うが、それっきり何も情報が入って来ない。
なので、多くの人がその後のアイスランドがどうなっているかか知らないわけだ。
デ緊縮財政で個人生活が本当にひどくなったとき、政府は突然、国民の側につく、、、と政策転換を行った。なので、絶対にマスコミはこのことを報道しない。それをやったらおしまいなのだ。あまりに本質的な事柄だから。
アイスランドでは、国が国民側について、借金そのものの不当性を認め、多くの住宅ローンなどをチャラにした。そう、返済義務なしの判定。
一方、あらゆる金融商品も、ほとんどが違法であり、それにともなう負債を返済する義務はないという画期的な事態となった。
いわゆる徳政令のようなものだと思うが、すごいのは、借金事態が違法という点。これは先のブログ記事でも書いたと思うが、銀行は貸付をする際に、どこにもない金を生じさせて、はい、5億です。通帳に入れておきました、、とやる。
ただ、記入するだけ。しかし返済はしてもらう。返せない場合は家でも何でも持って行ってしまう。最初は何もないところから5億を出したのに、それは返済してもらう段になると、実際のお金になって戻ってくる。
凄いシステム。というか、すごすぎるシステム。なので、そんなものはインチキだ。とアイスランドは方針を変更。そして、銀行関係者を今後、訴えるという流れとなっている。
その結果、アイスランドは景気もよくなり、まるでパラダイスのように突然変化をしたのではないか。景気はほんとによくなっているらしい。
すると、人々は突然目覚めだす。なんだ、、、銀行がないだけで、銀行に返済しないだけで、富は私たちのものとなり、しかもこんなに簡単に幸福になれるなんて、、、と。
こうなると、これまでにも、たとえば韓国にもかつてIMFが入り込んで、国民はとたんの苦しみを受けた記憶があるなど、そうした国は多い。
現にギリシャやスペイン、ポルトガル、イタリアがアイスランドと同様の問題に直面いている。IMFが入るとあんなに苦しい、、、、銀行の犯罪性をあきらかにすると国民があっという間に楽になる、、、、
そのことがもうわかってしまった。アイスランドがそれを実践してしまった。なので、絶対にこうした情報は流すわけにはいかず、とくに日本ではそうでしょう。
しかし、もうこうした流れを止めることなどできるのでしょうか。私はできないと思う。
次はギリシャですよね。確かこの連休の最後に選挙があるのだが、金融団の言うように解決を図っていく勢力が勝ったら、もうギリシャ国民にはどん底の暮らしが確定してしまう。
一方、銀行の不正方向に持っていけば、あっという間にパラダイスがやってくる。そうなると、ギリシャは後者の選択をするのではないか。
ギリシャが試金石だが、もしギリシャがデフォルトするものの、責任を負わない、、、、私たちは騙されていただけだ、、、、ということになると、さあ、大変である。
スペイン、ポルトガル、イタリアだってもちろん。さらにフランスにまでこうした流れは行くので、要するにユーロは崩壊。
しかも、アメリカはこうした事態を黙ってみているしかないという理由がある。というのは、ユーロがこわれれば、とりあえずはドルが守れる、、、、という不思議な流れ。ダメ争いの中でも奇跡的なお休み期間が得られる可能性がドルには出てくる。
ものすごいダメ争いの中での出来事だが、一時的にはドル防衛ができるので、アメリカもこれを利用するだろう。
しかし守れても金融事態のインチキが暴かれていく流れなのだから、ドルだった同じ運命。
要するにもうダメ勝負の流れではないか。マスコミがそうした弱みを決して言わないだけで、世界の動きをよく見ていけば、出口はもう見えている。
イスラエルも突然、上層部がイランと戦争はしたくない、、、しないと言い出している。わずかの間にものすごい変化である。ひとつの国の中に、戦争絶対するよ、、、という人と、絶対しないよ、、、、という人がどちらも上層部にいるという構図。
これは中国も同様ですし、日本でも小沢を悪く言う上と、小沢のどこが悪い、お前こそ、何でそんなに小沢を悪く言うのか、その理由は何なんだ、、、、という上がある構図。
国側に立つ人と、国に巣食って国以外のボスに使える人とが、上層部で対立を始めた。、、、という構図が全世界的に見えてきてしまった。どっちを選んだ方が国民は幸福か、、、、答はもう見えている。
アメリカ軍の中でも、絶対に民衆サイドい立つという軍隊と、オバマやクリントンのいうことを聞く、、、という軍隊にすでに分かれてしまっているのではないか。
しかし、わかったら仕舞いで、見えてきたら変化は早い。遅いのは日本をはじめとする、マスコミ王国がまだインチキ情報を流している国dけだが、そうなると、極東にはやや危険があるかもしれない。
中東ではばれたので、もう戦争は起こせない。
中国とロシアが反戦で手を握ったので、大戦も起こせない。
起こせるのは、まだボケ状態の日本近辺だけ。極東ならまだ起こせるぞ、、、、というのが、最期のあがきとして選択肢があるので、一応は注意が必要。
日本人も目覚めれば、すぐにへちまみたいに、良い意味でグータラ人生を楽しめるというのに、まだまだ、必死に誰かさんのために奴隷のように働いて稼ぐつもりでしょうか。どんなに働いていも生活は楽にならないというのに。
こうしたインチキをあばいて、人類を貧困から救い出す一連の流れが、おうし座新月、うえさくの満月、そして金環食へとつながる天体の運行とリンクしていると、私は解読する。
だから今、失意にある人、もう死にたいと思って追いつめられている人、絶対に大丈夫。安心を。