恒例行事
誰にも年に一度の恒例行事はありはしないだろうか。私の場合は年末に過労で倒れるというパターン。今年は早めにそれがやってきた。火曜日の午後からどうにもならない体の重さを感じ、なんだか世の中がもう終えてしまうような暗い気持ちに、、、熱も段々と出てくる感じ。体中がしびれている感覚。やってきました、、、、これが恒例の年末ぶっ倒れの私のパターン。しかし困るのはこれが始まるとけっこう完治するまで長くかかる。まず3日間はまるまる寝てないと治らない。ということで、火水木と三日間、寝通し。打ち合わせキャンセルなど、他方面でご迷惑をおかけしました。
熱が出て、多少咳も出て、最近肺炎で亡くなる方が多いようなので、このまま熱が上がって行って咳が激しくなったら、ああ、もう自分もお終いかしら、、、などとすぐに覚悟してしまう癖が私にはある。もうダメだと思うとアッサリ白旗上げる小気味よさが好きなのかもしれない。おそらくおひつじ座の月のせいだろう。太陽と月の違いはこういうところに現れる。これがおひつじ座の太陽、すなわちおひつじ座生まれの人だと、決して逆境時に弱音を吐かない。とにかく戦う。あきらめずに戦う。その点、月のおひつじは見かけ倒しである。なので命のかかわらないような状況の下では、おひつじ座の月は覇気があり、元気だなので、ビジネスや人間関係でもリードする立場に立つことが多いが、命がかかわるような深刻な事態の前では、わりと弱っちくてすぐに折れる。ただそのおかげですぐに次の地平に立つこともできる。要するに月は本当の意味での防衛網となっているわけで、ダメならすぐにあきらめ、次に自分を守るためのバージョンに移行する見極めの早さとなっているわけだ。もうダメ、死ぬ、、、と思えば、生命の地平が見えてくる。それにより死の恐怖を抜け、免疫を上げるという奥の手なのかもしれない。月曜日のブログで死の世界に触れたのも、おそらく体調悪化を予測してのものだったのだろう。本当に人間が考えることは自分流であり、自分勝手なものである。しかしその自分勝手がけっこう重要なことがある。大事な時、ここぞという時に、その状況に対応する力は、借り物や底の浅い信念からは決して出てこない。月の防衛力、本当の意味での自分勝手が出てきた方が結果、良いということが実は多い。分別のある大人はなかなかそれができないが、子供はみんなやっている。何も食べたくない、、、、薬飲みたくない、、、リンゴだけは食べる、、、そんな子どもの自分勝手は許されないが、果たして、どちらの方が正しいか、、、わかったものではない。今回、病院に行けば必ず、薬をもらい、食後をそれを飲む、、、という形になるので、食べたくなくても何かを食べ、その後薬を飲む、、、という形にならざるを得ないが、病院に行っても過労を治す薬などあるわけないと思い、今回はただただ寝ていた。食べたくないので、何も食べずに、たまにリンゴだけ少量食べていたら、、、、やはり3日でどうにかなった。3-4日完全休養すべき過労だったのだろう。これを休めずに無理すると、今度は1か月程度は寝込み、それも怠ると、半年一年と、なっていくのかもしれない。わがままになれなかったことが響いていくるのだ。月の防衛力をあなどらないことだ。どんなに幼稚で原始的に思えても、月はきっとつぶやいているはず。本当はこうしたい、、、本当はこうなんだよ、、、、と。その自分の声を聞くことの大事さを出すことから、よい変化は始まると思う。
「本当は会社に行きたくないよ、、、」
「本当は家に戻りたくないよ、、、」
「本当はこんな暮らしがいやなんだよ、、」
「本当は旅がしたいんだよ、、、「」
「本当は、、、、、本当は、、、、、」
その声をごまかさない。実際にどうにもならない場合でも、声自体は無視しない。
「おお、そうなのかい、、、わかったよ、よくわかったよ。いまはどうにもならないけど、気持ちはわかったよ。でも、じゃ、どうすればいいんだろうね。」と、逆に月に聞いてみればいい。月はアイデアの星でもある。きっといつか答えてくれる。月に考えさせれば、たとえ答えが出なくても、月は自分の役割を果たせるわけだから、元気になっていく。それだけでも癌や病気が少なくなるかわからない。月を使う。自分の幼い本心をごまかさない。暮れが押し迫るたびに、つらい病床の中で毎度感じることである。来年こそは忘れないでいこう。
12月25日やぎ座新月に、ローズ水と共につくる「クリスマスオイル」のお知らせです。
星のローズオイルが以前は定番商品としてあったのですが、夏場には不向きなため、定番からは外しております。年に何度か、星の動きに合わせてブレンドすることにしましたが、今年の冬は「クリスマスオイル」となりました。クリスマスはちょうどやぎ座新月とダブり、星の上でも重要な意味を持つことに。しかもこの位置には冥王星があるので、その時にブレンドするクリスマスオイルには、ダイナミズムな時代の動きを包括する力があるように思います。
やぎ座新月と冥王星
やぎ座のシンボルであるギリシャ神話のやぎは、下半身が魚で上半身がヤギ。そのヤギが前足を新たな大陸に乗せて上陸を図っているシンボル。これの意味するところは深く、ヤギ座は物質と人間の関係をあらわす地象星座の最終星座。この世の安定と足場、すなわち大陸の変動もつかさどる星座なのです。惑星では、大陸の変動とかかわる星は、太陽でも月でもなく、冥王星。大陸変動の冥王星がやぎ座に来る時代というのは、実は地上に大陸変動に匹敵する事柄が起きても何もおかしくないことを示します。惑星はそれを発見した時点から人間の意識に入り、具体的な出来事を起こす力を持つという約束があります。その意味から言うと、冥王星の発見はまだ数十年前であり、冥王星が発見されてから大陸変動のやぎ座を経験していません。なので、今回、まだ冥王星は10年ほどはやぎ座にいますが、その間に、人類がこれまでに体験したことのない陸地の移動や陥没、さらには突然の浮上といった大きな変事があったとしても何もおかしくない時代なのです。冥王星はまだやぎ座に入ったばかりですが、その新月は冥王星の力のスイッチになる要素を確実に持っています。今年の25日の新月でも実際に大陸変動に匹敵するような出来事が起きないとも限らないのですが、こうした力を個人的に前向きにとらえられないとも限りません。陸地が動いてしまってはこれは個人的な力ではどうなるものではありませんが、潜在している力を個人的な出来事に活用することは可能です。またそれによって、惑星の破壊的な力を抑えることができる場合があります。冥王星が小惑星に格下げされたことで、この星を個人的に使いやすくなった面があるので、人類は個人的にもっと欲張りになって、この星をもっと使ったほうが本当はよいのです。
今回、ちょうどクリスマスにやぎ座新月を迎えることを祈念し、クリスマスオイルを制作したのも、そんな冥王星への期待を込めてのものです。
冥王星はあなたの祖先の守りとつながり、あなたの本来の生きがいと結び付ける、極めて本能的な星。香りは本能に届く五感であるところから、クリスマスオイルに期待した意味があるのです。
クリスマスオイル 3900円
アーモンドオイル ローズオットー 15ml
同日にブレンドするやぎ座新月の星のローズ水と、共にセットでお求めの場合は、セット価格6900円
ご注意 クリスマスの日にブレンドいたしますので、お届けは年末になります。クリスマスにはご使用できません。
お申込み マドモアゼル・愛公式ショップにて受付中