ドイツ札割れ
ドイツ国債の購入が不調で4割も売れ残ったとか。たまにはあることだが、この時期に4割もとは、、、まさかドイツにまで危機がと、誰もが疑う。同時期にIMFが日本国債の金利があるとき突然上昇する危険をご丁寧に忠告した。きわめて異例のこと。日本国債は海外勢は購入しないが、日本の生保銀行がしこたま買うように構造だっている。常識的には日本国際札割れが深刻な問題を引き起こすことは、あまり考えられないできた。IMFのご丁寧な心配の理由は、おそらくこういうことではないだろうか。ヨーロッパにおける金融危機はもうおさえられないところに来ており、近いうちに爆発がある。その際に、日本の銀行もユーロ債やCDSを保持している銀行があるので、影響は避けられない。突然の流動性が必要となるため、日本の国債購入に充てる資金が途絶えるはず、、、その際には日本国債は突然金利上昇するだろう、ということでは。要するに、みんな一斉に、、ということになるのだろう。そんな時代というか、時期が近づいている、、、そうした危機意識を利用したいのがおそらくアメリカ。そうなればアメリカも一緒にご和算となる公算が高いにも関わらず、アメリカはこうした絵を喜んでいる。どこよりも危なかったアメリカがユーロのの危険性をあえて刺激することで、とりあえずドルを守った。よその方がもっとダメだという作戦。これがとりあえずはうまくいったのだろうが、遅かれ早かれでることには変わりない。そこで、とにかくユーロ、それにジャポンもおかしいぞ、、、ということにして、世界金融一斉崩壊のムードを掻き立てる。その危機意識を利用して、戦火を起こしたい、、、、露骨すぎるアメリカの戦略があるのだろう。どの国もアメリカがどんなに戦争を起こそうとしても、それに乗らず、うまくかわしてきたこれまでだが、さすがに金融に火が付くとなるとまずいので、戦争やむなし、、の絵作りと読んだ。アメリカは何かしたくて仕方ないのでしょう、、、それができないと、アメリカがジエンドになる瀬戸際だから、けっこう危ないです。
世界で戦火が起こらなければ、ユーロよりも先に突然ドルクラッシュを我々は体験する、稀有な時代を見ることになるでしょう。
出口王仁三郎は、アメリカはいずれどの国にも頭があがらなくなる、、、、と言っていた時代が近づいたともいえるかも。おとなしく衰退してくれればいいのですが、その前に破れかぶれの超新星爆発を起こさないことを願いましょう。