実りの秋

早いもので10月。大したことしてないのに、多忙でブログ更新もままならなかった。春とか秋には、毎年企画ものが多く、どうしても時間をとられます。今年も新たなコンテンツの企画や独自の企画も多く、時間の余裕がない状態でした。世界情勢も依然きな臭く、どこの国から火が吹き上がったとしてもおかしくない状態が続いている。原発問題は考えれば考えるほど不愉快であり、まさに日本の姿を現している。隠ぺいと人を馬鹿にした情報操作と対策。考えてみるに、原発問題の対応の基礎にあるものは、国民を分裂させることにある。赤一色、青一色で国民を動かすことはさすがに現代ではできないので、反対に分裂させることで支配するが可能になる。確かに原発問題で国民を見事に分裂させることに成功している。中央政府は一貫してこれは大したことはない、、、というメッセージを送りつつ、わざと物事や情報をあいまいにさせて、国民を不安にさせる。これは最初から一貫していたように思う。その上で、よく調べれば、非常に危険であることは国民に分からせる。しかし統一意見としては、大したことないと装い、調べた人だけ、政府に不信を抱く人には、本気で心配させる。これによって、国民の間では分裂がはじまる。家庭で、学校で、職場で、、、子供の体を心配する親は子の命を守りたいのでどうしても懐疑的になる。仕事があり、それがなければ生活が維持できない立場の夫は、どうしても、すぐに職を変えたり、引っ越しできるわけもなく、政府の主張する立場に立つようになる。学校でも同様だろう。文部省の指導に従うと、子供を被爆させると考える教師もいれば、上に逆らっては未来がないと、保守的に走る教師もいる。こうして国民は分裂し、上は非常に操作がしやすくなる。うまいものである。今回の原発問題の真の狙いは、実は国民の分裂にあったと言えるくらいにうまくやった。とにかくひどい世の中であり、ひどい時代なのだから、原発問題がなくとも、国民の不満は高まり、ともすると政府の存続自体を脅かす事態にまで至る、そんな状況があった。民主党政権ができたときなど、国民の長年の自民党時代への怒りが原動力にあったことは間違いない。そして今では、さらに民主党政権への怒りはましている、そんな状況。怒り一色になったら上はたまったものではなく、それこそ無血革命となったに違いない。そこに降ってわいた原発問題。これは本当にうまく利用された。国民が分裂されたので、実体のない政府でも何とかやっていける。まあ、本当に国民は無残である。世界中で国民の怒りが爆発しだしているというのに、日本はまたしてもしてやられた。まあ、それもいいでしょう。暴発するよりはまだ騙されていたほうが本来的な力は温存されるからです。そのうち、やっぱりおかしい、、、体感がいやだ、、、、何か納得できない、、、という無意識的な怒りが高まってくるとき、「こうすれば楽しいよ」「こう生きたら楽だよ」というものを私たちが多少なりとも作っておけたら、、、と思う。明治の革命をやり遂げた日本人です。今回も同じ。ただし、今回はもうずるい人たちに利用されることなく、新たな時代を作りたいと願います。
 私もこの秋から生き方、仕事の仕方、、など、そんなに大げさなことではないのですが、ちょっぴりづつ変化していきます。実験的に始めた、一泊妖精茶会やお寺での集会など、それなりの手ごたえがあったので、これを継続的につづけ、新たな渦が作れるかどうか、見てみたい気持ちが強いです。具体的には、11月をマドモアゼル・愛の各種講座スタート月間と位置づけ、毎週火曜日の午後6時半から連続して講座を設ける予定です。詳細はまたお知らせいたしますが、占星術四回連続講座などを考えています。あと、その前の10月29日の土曜日になりますが、東京芝にある増上寺において、「お寺でまったり人生相談&ゲーム大会パート2」を行う予定です。こちらはあさってに増上寺に行き、最終確認をしますので、あさってには決定します。決定したらお知らせいたします。毎週火曜日の講座の方は場所は自由が丘で、場所はすでに決まっています。これからは通常の仕事がいつどうなるかわからない時代ですから、趣味や特技で多少なりともお金を得られる人は強いものがあります。一人一芸の時代であり、勤め人が安心という時代ではもうありません。その意味でも、好きな分野や好きなものに精通し、いざというときに力になるようなもの、そしてそのことを通して、自己実現がはかれるような生き方を持つことの重要性は増しています。その意味からも、11月からの講座スタートは多少なりとも皆様の力になれるのではと思っています。
 
先月のてんびん座新月の星の配置は太陽、月は当然ですが、水星、金星、土星がてんびん座にあり、しかも牡羊座の天王星と対立するという強烈なものでした。これは本当の財や富が美的であり、芸術的であるものという意味と、これまで財であると信じていたものが馬脚を現すことも示します。これまで信じていた価値あるものの代表は通貨であり紙幣です。次の新月までのこれからの一か月は、その意味では要注意。突然、通貨の価値が棄損する、、、信じていた富や価値がなくなる、、、ということが起きてもおかしくありません。ただし、こうした自然天然の力に対抗するように人間がつくるルールも強化する方向に持っていくはずですから、内面では、これまでの価値の崩壊とそれをどんなインチキをしてでも押しとどめようとする動きが隠れて行われていると思いまう。私たちが信じているものは、本当に薄っぺらい氷の上で踊っているような不確かさなんですね。どちらが勝つのかはわかりませんが、かなりの危険があるかもしれません。火星と冥王星が両者の緊張を調停していますので、富の概念が急に変化する事態も考えらます。
 個人的にもこうした星の力は作用しますので自分にとっての価値、自分における富、という点から大事にするものとそうでないものとを分けてみることも、今の時代を本能的に理解するよいきっかけになると思います。

 てんびん座新月の星のローズ水、ただいま5本の余裕があるようですので、明日から公式ショップにて5本のみ発売いたします。