日本ダービー枠順決定

こんなご時世に競馬どころではないが、何と言ってもダービー週。ダービーは内枠がけっこうよい成績を残しており、2番枠に入ったサダムパテックにとってはよい兆候。さつき賞はオルフエーブルが圧勝したが、同じ東京競馬場でもあり、今回も下には置けない。姉にブエナビスタを持つトーセンレーブのローテションを見ると、何としてもの意気込みが伝わる。あと、前回、東京マイルで最後方から16頭抜いて二着にきたコテリオン。もしかしたら強い馬かもしれないトーセンラー。この5頭の競馬ではないか。まだ二日あるのでゆっくり考えよう。しかし、震災直後はあっという間に一人もいなくなった外国人騎手だが、数人戻ってきているようだ。毎年ダービーになると先日亡くなられた児玉清さんとよく予想をした。二人とも競馬歴が長く、ダービーの思い出では、奇しくも同じ名前の馬を上げた。それは、ラッキールーラ。この名前をご存知の方は、かなりの通か、もしくは古くからの競馬ファン。大型馬だったが先行して押し切った。人気の盲点になったのか、けっこう単勝はついた。私はラッキールーラの単勝を勝負していて大儲けしたのでその年のダービーが一番印象深かった。児玉氏はこの馬の厩舎とお知り合いのようで、祝賀会に出席したと私に話してくれた。ラッキールーラは名門尾形厩舎が久々に放つダービー馬だった。さぞ祝賀会は盛りがったことだろうと通常は推測するが、その時、私に当時の記憶がよみがえった。「そうそう、祝賀会をしているとき、ボヤが起きたでしょう、、、」と私が児玉氏に尋ねると、「イヤー、驚いたよ、、、酔いも回っていい気持ちになってたら、厩舎で火事が起きて叩き出されるようにして外に出たんだよ、、、しかし愛先生、なんでそんなこと知っているの、、、。」おそらくこんなエピソードをご存知の競馬関係者も今はもう少ないことだろう。古い古い馬の話しで、児玉清さんとはよく盛り上がった。ダービーが来るたびに、これからも児玉さんとラッキールーラのことを思い出すようになるのだろうか。確か、18番のゼッケンだったような、それとも24番だったかな、、、18番はもっと前のダービーのダイシンボルガードだっったっけ、、忘れてしまったが、とにかくラッキールーラは7枠だったと思う。昔はダービーは28頭立てとか、さらに前だと36頭立てと頭数が多かった。吉川栄治のエンメイという馬で悲劇が起こり、以来、だんだんと頭数は減っていったようだ。今は18頭立て。今年はトーセンラーかな、、、。児玉さんに聞いてみたいな。