神風はどこに吹くか

 現在のところ神風は太平洋に向けて吹き、本土への被ばくを防げる日が多くなっている。そのためか、確かに放射能数値は低い。写真の測定機はアメリカ製だがウラン鉱山で使用されていた本格的なものだ。ちょっと古いけど。現在の測定値は0.06程度だから問題ないレベルでしょう。このところ、神風のおかげで低い日が続いています。ただ、どうなんでしょうか。このまま神風が吹く日が続くこともないでしょうし、いつ何が起きるかもわからない、、そうした状況も十分に考えられる。そこで対策は必要だが、政府や政治に期待することはできない。菅政権はやはり何もしないことを目的としているとしか考えられない。数十日たっても被災者には一円も渡っていない。1500億以上の寄付金が集まっているのに、使われていない。やっぱりおかしい。一家に200万円でもとりあえず配ってあげれば、タクシーをチャーターして逃げるとか、どこかに気分転換に行けるとか、個人の選択肢が多くなり、人は追い詰められなくなる。そんなことさえできないでいる。これはじらし作戦ですね。国民をじらして苛立たせ、暴走させる。そうすれば強権が施行できる。大体そんなところでしょう。でもそれは悪魔のやり方ですよ。けっこう怖い政権かもしれませんね。そうでないことを願いますが。となると対応策を国民サイドも変えなくてはならなくなる。たとえば、どんなにこちらが正しくても、興奮して何かを言いだしたりすると、大体は不利になる。人のよい人が陥りやすいケース。悪人が人前で騒がないのは、そうしたら損することを知っているためだ。悪人は確かに静かに見える。いま、菅政権のやり方に誰もがイライラしているが、それに乗らない方がいいことになる。黙って、それぞれがやるべきことをやって行ってしまえばいい。極論かもしれないが、政治も官僚も勝手に動いてしまえばいいということだ。そしてイライラしないこと。この事態を悪用しようとする勢力は日本人がイラつき、馬鹿なことを始めるのを、じっと待っているのだろう。国民はそれに乗ってはいけないわけだ。そういう意味では、まさに今の菅政府が言うように、大丈夫です、、心配いりません、、、ただちにどうにかはなりません、、、、をそのまま真に受けるのが実は一番いい対応策なのかもしれない。ただし、放射能は飛ぶ時もあるし、これから爆発を含むどんな事態が起きるかもしれないので、個人的な対応策はそれぞれやっておくに限るが。気持ちの上では、そうそう、大丈夫、、、そうそう平気平気、、、で行くのが実は日本を守る奥の手である。一般の日本人の偉大さがそこにある。私などは気が小さいためか、すぐに、ああ大変だ、、、と騒ぎたてるタイプだが、本当はそれではいけないということだ。それに比べると、日本人の一般のタイプは本当に凄いと思う。淡々としてこうした事態を受け入れている。放射能をかなり吸っているかもしれないが、まあ、その時はその時と、腹が実は座っている。日本人の力は実はそんなところにあったに違いない。一見、問題意識が少ないと思える一般日本人の凄さである。目先の知ではない、もっと深い神の計画を知って行動しているかのように見える凄さだ。この力は復興において、必ず生きてくる。生きてくるというか、一般日本人の凄さが復興を可能にする。すぐに騒ぎたてる人は、人が良すぎるのだ。ひふみでは、その昔、多数決の神に昔の神がやられたのも、そんな性格のためだというようなことが記されている。今回も日本人を苦しめようとしている神は、正義の怒りや暴発を今か今かと待っている。それに乗らない一般日本人がそれを押しとどめている。こうなると私のような激情タイプは本当は出てはいけない。もう少し、おとなしくなり、すべてを腹に収めることが大事で、まさに修業である。色々なネットなどでも、正義感や純粋な思いから怒りを爆発させているものが多いが、個人的にはそういう人は私は好きだが、ここは修業と思って冷静になり、腹に収める。もう基本的なことを周囲は理解しているので、おとなしくなった方がかえって影響力が出てくると思う。やはりどなたも自分が変わる、、、ということでこの時代に対応していかなくてはならなくなる。被災者から奪われた日常を私たちも大事にしていこう。日常のありがたさをかみしめながら、生きることがまず先であり、それは日常に埋没することとは違う。非日常的策謀に怒りを持ったことで古い神は多数決の神にやられた。その仇というかやり直しを一般日本人がこれからやらされる。理不尽なことを腹に収め、日常を大切にし、そして言うべきこと、やるべきことを普通にやっていく。それによって異常なものが隠れられなくなっていく。もう一人も犠牲にならずにそうした時代を迎えなくてはダメだ。もっとも腹に収めることができる、もっとも日常を大切にする、東北に悲劇が起きた。そこにこそ次の時代へ至る本当のカギが秘められていたからに違いない。私たちは、今、被災者と共にあり、亡くなり被災した誠実な東北人のようになることで、自分の壁を乗り越えなくてはならないと思う。神風を自分の腹の中にこそ吹かせる。