前原外務大臣辞任

前原がたった今、辞任した。法律違反していたわけだから、逃れようはないのは当然だが、岡田などは続投を言っていたわけで、問題外の発言であり、岡田にも同等の責任がある。あと、もしかしてこの流れや不審が首相本人にまで至る可能性もあり、管政権は早ければ明日にも退陣、遅くとも今月中の退陣を予想する。この大きな流れの根本にあるものは何か。前原は時期総理を予想されていた人材。それが辞任に追いやられ、首相自らもどうなるかわからないという状況の根本には、大きな方向性の変化がある。先日言ったように、日本の当面の進路は右傾化路線に固まったのだろう。石原都知事を再び担ぎ出そうとうする動きなど、まさに狂気じみているが、これも右傾化路線を感じとった敏感筋の早とちり的動きのひとつとみれば驚くにはあたらない。前原は隠れ極左と言ってもよいくらいの政治家だったと私は思うが、真っ先に消えて行った。管も同様であろう。現政権の運命はきまったわけで、霧散するのは早いと思う。問題は次の展開だ。小沢問題がどうなっていくかがひとつのリトマス試験紙になるだろう。もしかしたら小沢内閣という流れも出てくる。それが良いかどうかは、はっきり私にもまだわからないが、これが可能性の一つである。マスコミも番組編成時期をそろそろ迎えるわけで、それに合わせた流れの大きな変化が、小沢のことは別にしてもあるだろう。ここは目をよく広げて世の中の流れと動きを見ておくに限る。この春はやはり大きな動きがあるかもしれない。