消えたケム
専門的にはよくわからないけど、飛行機から妙な雲がたなびいている無数の光景をこれまで見てきた。専門的にはケムトレイルと言うのだそうだが、これがこの一週間、まったく見られない。これまで、これでもか、、というくらい年末も年始も多かったが、この一週間は少なくとも私のところでは見られない。どうなってしまったのだろう。飛行機の本数が少なくなっているということはないし、これまであったものがまったくなくなる、ということは、やっぱりこれまでは何かを空からまいていたことにもなる。もっと微細なものをバラまき、人の目には見えない、、というのだとすると怖いけど、どうやらそんな風にも感じない。上空温度が一定以下になると効果がないとか、そんなことなのだろうか。なんだか非常に気になる。
ムバラクも破れかぶれでラクダ隊を出して民衆に鎮圧姿勢を出したが、この後に及んでの民意に対する敵対は墓穴を確実なものにしたと思う。本当に時代は変わってきている。民意対ずるい人間たちの争いに、時代は急展開し始めた。本当のずるさとは、きれいごとを装い、自分は正体を隠したやり方と相場は決まっている。しかし自分が人に向けて打った弾丸は地球を一周して自分に戻ってくることにいずれなる。インチキ相撲も、今回出ただけだなどと、誰が信じるものか。相撲協会は民意をあやつれるとまだ思っているのだろうか。なぜ十両だけなのか。もっと上だってやっていたのではないか。トカゲのしっぽ切りを考えるからかえって大ごとになってしまう。とはいえ、この事件が大相撲の支配権を絡め取るために起こされている絵もあり、本物の悪人はまだ見えてこない。気になるのはモンゴルと日本の関係である。相撲でかろうじてつながっている日本とモンゴル。かつて、出口鬼三郎は満州と日本の関係がもっともカナメなのだ、的なことをよく言っていた。アジアの時代の要が意外とそこらへんにあるのかもしれない。
消えたケムにしろ相撲不祥事にしろ、何か大きな力学が動きだしている。勝者と敗者が一晩で入れ替わるようなことがこれから起きてくる。小沢が果たして本当に負けているのかどうかもよくわからない。菅は勝ったつもりだが、予想した通り、結局、小沢を追いだせないでいる。誰に限らず勝ち負けとことなるところにこれからは身を置くことが大切だと思う。時代はこれから本当に変わっていくと思う。その動きの中でしか私も動きたくなくなってきた。農業など食をつかさどる人々が困窮を深めているようなこの異常な時代は必ず逆転する。