大国の思惑
今回の事件を考えるとき、大国の思惑がどうなっているのか、、、が当然カギになる。
反応で言うと、アメリカはすぐに反撃に出るべきというような態度をにじませたし、ロシアも即北を批判した。中国は多少温度差があるように感じる。裏で大国が糸をひいてない限り、今回のようなことはありえないと考えるのが常識だと思うが、果たして、どの国とどの国だろう。領土問題が現在のキーワードで、これまで戦争口実に使ってきた民族問題から急激に領土問題がクローズアップされている。確かに領土問題は国民性にすぐに訴えかけるので、使いやすく効果があるのだろう。
韓国の反応は非常に冷静であり、とにかくこの戦闘を激化したくない、、、という姿勢。これは当然のことだ。自国を戦場にされたらたまったものではない。前回の船舶の撃沈事件もうまく切り抜けた韓国だが、執拗に狙われている。韓国に能力ある政治家がいるかどうかで、この事件の行く末は大きく違ってくると思う。
どことは言わないが、大国が裏で糸を引き、その犠牲になり得る北も韓国も本当はいっきに問題解決を図ってしまえばいいのにと思う。ホットラインによって、双方が手を結ぶウルトラCはないだろうか。北も韓国も被害者という思いで半島が一致すれば新たな局面を迎えられるが、素人考えと言って一笑されるのがオチでも、可能性はないこともないと思う。
本来なら円安になるところが、事件後、円は独歩高となった。これで面白い展開の可能性もあると私は感じた。裏で糸をひいている大国の思惑どうりにいくかどうかはまだわからない。無理やりひとつの部屋に入れられ、そこで争えと命令されても、そうですかと受け入れることもない。半島魂を見せる場面でもある。大国に動かされないという民意には日本人には考えられない強いものがあるはずだ。半島の無事を祈る。
物騒な時代になりつつあるが、百歳姫は、「このまま行かば、大和の国は滅びなむ」と、ももとせの祈りを歌い、舞います。練習も大詰めにきています。
12月10日紀尾井小ホール。チケットも段々と残り少なくなっております。「こもよみこもち」百歳姫初演に、どうぞおいでください。