グリーブログ始めました

グリーの有名人ブログを始めました。どこが有名人か、というご指摘もあるかと思いますが、長いこと仕事をさせてもらっているおかげで、名前だけは実は結構ご存知の方が多いのです。これは希望的観測で言うのではなく、ある放送局が私の名前をどのくらいの日本人が知っているか、、、と調査した結果を教えてもらったことがありますが、その時は2000万人ということでした。ほんとかな、と私自身、疑ってしまいましたが、話半分としても1000万人には覚えてもらっているのかもしれません。ありがたいことです。なんでも長くやってみることですね。もう30年以上、この仕事を続けていますが、今以上に時代の変化を感じたことはありません。すべてのビジネスモデルが急速に古くなり出していて、早急な対応というか、生まれ変わるような気持ちでの出直しが、どの職業、どの業界にも求められている気がします。さらにいえば、本当は個人の生き方にもそれが言えるのですが、なかなかそこまでストレートに行くわけにはいかないので、どうしても社会は混乱するでしょう。まずはわかっていることから、わかった人から、なんらかの変化を果たしていくしかない、そういう時代になりました。ビジネスをしていると、売上としてすぐに現状が反映されるので、政治や個人よりも変化への対応が余儀なくされます。私のところも遅ればせながら、大至急変化への対応を考え実行中ですが、その間にも、ウエーブ上での売上げは下落し、今月に入ってから私の番組でももう4つのコンテンツが終了することになりました。残念なことでもあるのですが、コンテンツの維持にもコストがかかるわけで、あまり売り上げがないコンテンツが閉じることは、実は双方にとってのメリットにもなっているという、悲しい現実でもあります。要するに、私のところもどの企業も、変化に対応し、自らを変えていかなければいけないときにあたっているのです。
 近未来を読むことを仕事としている私は、こうした時代の到来をかなり前から予測はしておりました。しかし自分自身の対応はその予測に比べて遅れがちででしたが、どうにかこのところに来て、生まれ変わりつつあります。まだまだ、中身が伴ってくるかどうかはわかりませんが、すべてのビジネスモデルを変更し、来年に臨むことになりました。
 たとえば、私の個人面談はいま、1時間程度の直接面談で4万円いただいていますが、それでもそれなりの方々にご利用いただいていましたが、私自身、なんだかこれではダメだ、、、という感覚があり、4万円いただくなら、もっと違った体験を加味し、いらした方ご自身が体験から何かを感じ取る内容へ変化したいと思ったのです。そして考え出されたのが、丸1日を面談に使ってもらうことでした。私が丸1日の時間を一回の面談で使うことはできませんが、クライアントには、それだけの重みを持っていただく、という考えです。私のオフィスは南房総にありますので、とにかくそこまでいらしていただく、、、そうすると、東京駅からバスに揺られ、はるばるいらっしゃってくださるしかない。しかしその間に、これまでのご自身の人生、これからの人生を、非日常の中で考えることができる。駅に着くと私が出迎える。ちょうどお昼の時間なので、私はいつだって食事をする。それをご一緒できれば、私も時間をそのために取るのではないから、負担はない。ご一緒に食事をしながら色々なお話しをうかがえる。そしてお天気がよければ、浜辺を散歩などし、話しを続けられる。南房総の海、風、太陽に触れて、自分のこだわりがなんだか小さくなっていくかもしれない。その上で、オフィスにいらしていただき、面談と必要なチューニングフォークや倍音ヒーリング、そして占星術の可能性も見ることができるだろう。面談自体は1時間が限界になると思うが、その前後はお茶を飲んだり、私がいなくてもヒーリング的な時間を持つことはできる。そして、夕刻にまた駅までお見送りし、お帰りいただく。こうなると、面談は知識ではなくて体験になる。これがうまくいくかどうかはわからないが、ただ黙って東京のホテルなどのロビーでお会いし、面談をするのとは違ったものが出てくるのではないかと思う。
 すべてがそんな形で、見直さなくてはならない。12月14日にスタートする私の新しいショップも、その一環である。とにかく時代は、政治にも頼れない、家族にも頼れない、夫婦でさえそれぞれ別の生き方が問われる場合すらある、あらゆるものが離反し、個別化していく危機の中で、まず個が、これが私の生き方です。と出してみることによって、新たなつながりの可能性が出てくる。仕事も個人の生き方も同様だろう。
 世の中の動きを見ていくと、これまで私が危惧したとおりになりつつある。今更、そうしたことをあげつらっても、あまり生産的ではない。たとえば、地震はいつかは来るものだが、地震が来てもどうっていうことのない文明のスタイルだったら、それほど怖いものではなかったはずだ。個人の生き方にもこれはあてはまるだろう。これから何が起きても、大したことがない、という仕事、生き方を模索し、実行することが、変化の重要性ということになる。恐れることもない。しかし何かに期待したり自分を安心できると思う何かにゆだねることは危険だ。自分の中に泉を持ち、自分の中に命をいだく。人間としての原点からの出発の時代に入った。
 日本がなぜダメになりつつあるのか。それはこれまで日本を操り、動かしてきた勢力の集大成の時代に入りつつある。だから個人が目覚めることが本当の安全策となる。GHQが日本支配をどのように進めたかの根本は、一億の民がすぐにまとまってしまうのは、世界広しといえども、日本しかないことを彼らはよく知っている。そうあっては支配はできないので、彼らがやったことは、日本に悪感情をいだいている者、組織や、日本が嫌いな組織や人を、保護し、特権的とも思える力を与えたことだ。日本や日本人を本質的に恨むことをエネルギー源にしている者を多く上位に持っていく体制。そしてそれがすべてうまく機能し、民意と上の意識は見事に分かれた。その不安定感が現状の日本であり、よく理解できないことがまかり通る根本原因となっている。なので、民意は虐げられる。と言って、革命を起こすような民でもないので、自己防衛しかない。一見消極的に見える自己防衛だが、ここから新しい生き方、新しい日本の種や芽が出てくる。気にすることなどない。あなたはあなたが生きやすい生き方を作っていけばいい。誰に遠慮もいらない。つまらない与えられた価値に縛られる必要もない。あなたがあなたらしく生きていくことが正義なのだ。仕事にあぶれても、就職できなくても、何か、生きていく方法はあると思う。ひとりではそれはできないが、助け合えばきっと何かが出てくる。経済的に苦しい人は、信頼できる知人友人ととにかくシェアしあう生活をすることだ。そうすればこれまでの半分以下の出費で暮らせる。そして、その方が楽しい、と思える人は、自己変革が済んだ人だと思っていいだろう。アパートも食事も育児も仕事も何もかも、シェアしあえる要素をどんどんシェアしあう、その楽しみが新しい時代を作っていくひとつのカギになっている。