20時28分ごろ夏至 妖精夜

よく夏至には緑のそばに床をつくり、そこで一日寝ながら緑の成長を見ていたことがある。わずか一日でかなり成長する。それが目で見ていて夕べにはわかった。夏至はマジックナイトのひとつで、森の奥では妖精のパレードにお目にかかれるかもしれない。今夜は午後8時過ぎなので、もしかしたら、、、。森や緑の茂みの中に、光るものが見えたら、それを妖精だと思えば楽しい。真っくら闇の中から何か光るものを見つけることは意外に多いものだ。忘れられないのは旧暦の七夕の夜に玉置神社というところで、一寸先も見えない真っ暗闇の中を、上下左右に高速で飛び交う無数の緑の蛍光色を見たことがある。男性三人にははっきりわかったが、なぜかひとりの女性はわからずにというか、見えずにがっかりされていた。七夕だったので、何か男に必要な光だったのだろうか。あんまり妖精のイメージではなかったけど。夏至や春分、秋分、冬至のお彼岸などは、妖精の世界とこの世界との境が明確でなくなる時間帯であり、色々と不思議なことが起こる。とくに夏至は草木を育てる妖精の時間なので、草木を媒介にしたり草木茂る場所にいて、謙虚な気持ちでそこに存在していれば、3人にひとりくらいはなにか不思議な体験や感覚を得るものだ。今夜の8時28分である。前後2時間は十分許容範囲なので、暇なひとは試してみてください。そして体験談をお寄せくださいね。あちらの世界との境界が薄くなるということは、やや危険なことでもあるが、未来と過去と現在が本来の時間軸の中にひとつになるので、未来を見たり、過去と出会ったりする人もいるかも。そんなお話しもできたら聞かせてください。最近は妖精茶会をオープンにやっていないのでこうした話しもあまりしてないけど、この世は神秘に満ちているというより、神秘そのものと言っていい。ある一定条件での再現性のある世界は実はかなり狭いもので、本当の世界はそうではない。そうしたアナログ世界とつながるためには、まず、時、そして場所、それに意識の三つがあれば大丈夫。なので、今夜は夏至であり、時は最高。次に場所は緑が多いところ、森など。都会の空間の中でも大丈夫です。そこに緑や木があれば。意識は、この時、この場所、こんにちは、、、という感じでしょうか。そしてどこかに、いらっしゃいませ、、という気持ち。まさにお盆だよね。それがいいと思う。そして日ごろでないものとの対話をお楽しみください。何か感じられたら、それがあなたの最初の妖精夜となります。こうしたことを話していると、そんな科学的でない、と思う人もいるでしょうが、まあ、そう言わないで。もしかしたら今夜は科学の方が迷信になる時間帯かもしれませんよ。数年前の9月の名月の晩には、タヌキの集会と出会った直後に月の写真を撮ったら、おかしな月の写真しかとれず、しまいには、月を撮っているのに、自分の足元が映ったりと、散々にいたずらされました。私はひとりせんだんの木の下で今夜は瞑想することにいたしましょう。