明日はいて座新月

新月を明日に迎え星がきれいに輝いています。オリオン座も堂々と自己主張しています。明日の新月をもって、長年ご愛顧いただいた星のローズ水プレミアムの制作を中止します。いて座プレミアムがファイナルプレミアムとなりますが、どうぞご容赦ください。
 一人で作るにはどうしても限界があり、このままでは本来のプレミアムの良さが損なわれる危険があること。さらに、本物のダマスクローズの入手に今後、困難が考えられる点が、今回で一度中止させていただく理由です。ローズオットー、すなわちブルガリア産のローズオットー、ダマスクローズですが、本物は非常に少なく、私のところだけで、年間の産出量の0.1パーセント程度を使っていました。千分の1近くを使っていたことになりますが、そうしたことが今後難しくなる予感があります。インチキなローズオットーはたくさんありますが、これまで信頼していた入手ルートからも、アルコールで薄めたようなものが来るようになり、私は一目でそういうものはわかりますので、もめ事も起こさずにそういう取引はやめました。こうしてだんだんと信頼できる入手ルートが少なくなっています。まだ今のところ、一年分程度のローズオットーを在庫で持ってはいますが、今後の作品づくりを考えると、それを使うことがためらわれます。また、毎新月ごとの制作にも限界がきており、思い切って打ち切ることにした次第です。私のわがままで申し訳ありませんが、ご理解いただけたら幸いです。
 以前にも言ったと思いますが、実は、これまでに1万本以上のプレミアムをお使いいただきましたが、クレームを一回もいただいたことがありません。注文したのに来ない、、、というクレームは非常にたくさんいただきましたが、作品自体のクレームはこの4年で一度もありませんでした。反対にお礼や感激したというメール類は非常に多くいただきました。そのことがプレミアムを作るやりがいになっていましたが、そうした内容をお見せすることは、薬事法の制限もあり、一切行いませんでした。しかし、いずれまとめて、感謝の意味を込め、みな様にご報告することもあるかと思います。この4年間、本当にありがとうございました。とくに定期購入されていた皆様には、何と言ってお詫びしたらいいかわかりませんが、いずれ何らかの形でお礼がしたいと思っています。本当にありがとうございました。
 これからのことですが、定期的に作るプレミアムは中止しますが、星の重大な配置を発見し、そしてそこに何らかの思いを込めたい、、、と思ったときに、年に何度になるかはわかりませんが、記念の作品を作りたいと思っています。多少は本物のローズオットーをまだ保持していますので、それは可能だと思います。ローズオットーはフランキンセンスなどと同様、古くなればなるほど香りがよくなります。まるでワインみたいですね。今手元に残っているローズオットーは貴重な私の宝物でもあり、これを使って、記念の作品をつくります。どうぞ楽しみにしてください。
 なを、明日のプレミアムがファイナルプレミアムとなりますが、ファイナルプレミアムとして気を入れて告知しようともしましたが、毎月同様のスタイルを通すことで、これまで通りの品質保持を優先しました。数は少ないと思いますが、どうぞご理解ください。なを、アネモネ雑誌紙上では、山羊座プレミアムの締切に間に合わなかったため、アネモネ紙上のみ、ファイナルは山羊座プレミアムとなります。ご了承ください。
 プレミアム中止と同時に、星のローズオイル、星のローズ水レギュラー、星のローズソープの販売も一度停止いたします。どうかご容赦ください。こちらについても、記念ソープ、記念オイルのような形で、星を見ながら作ることがありますので、その時をどうぞご利用ください。よろしくおねがいいたします。
 しかし、星の配置を見てローズの香りの作品を作る、、、これは本当に楽しかったです。新月ごとに同じ製法であるにも関わらず、香りが変わってくる不思議、、、これは私一人ではなく、お手伝いをいただいている方も、またお使いいただいている方にもわかるものでした。なぜか、理由はわかりません。おうし座の新月ではおうし座らしい香りが、しし座のときにはしし座らしい香りがしました。本当に不思議です。天秤座新月では香りに酔いますし、いったいなのなのか、、、と、スタッフ一同、いつも話しあっていました。また、狛江アトリエで制作した際には、決まって座敷ワラジのようなものが覗きにきて、スタッフは最初は怖がりましたが、来ないと、あれ、どうしたのかしら、、、という具合の面白さも体験。座敷ワラジもローズの香りが好きだったのかもしれません。まあ、香りは不思議です。そのことを十分にたのしませていただいたこの4年でした。ただローズというのは、やはり秘められた香りという気がします。大勢の方々に、、、という姿勢に何となくなじまない面があります。採取量自体が非常に少ないので、大勢の方々に届けることができない宿命があるからです。大手の化粧品会社が本気でダマスクローズ商品をもし作ったとしたら、一回で年間採取量を使いきってしまうでしょう。そのため、大手化粧品会社では主力をローズオットーにする化粧品は決してつくれない構造を持っているわけです。このような貴重な香りをふんだんに使ってプレミアム他を作れたのは、まさに、こうしたあまりに小さな企画や目立たない形でしかできないところがあり、それに携われたことに感謝したい気持ちです。ローズの香りを通して多くの人と知り合えましたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。