ドバイ デフォルト

ドバイ危機というが、デフォルトである。金額的にはそれほどでもなく吸収できないものではないが、このことがアメリカを中心とする商業不動産の暴落のきっかけになることは避けられない。おそらく今夜のニューヨークはそのことに対する恐慌状態となるだろう。金融恐慌第二波の始まりである。これでもう私たちが知っている資本主義は過去のものになっていく。最後のお芝居もおしまい。ただし、それをよしとしない勢力がまだ残っている。イギリス、アメリカ、イスラエル、そして日本はどうするつもりかしら。鳩山はおそらく戦争を起こしたいイギリス、アメリカ、イスラエルとは縁を切りたいと思っているだろう。ただしマスコミはそれらとべったりなので、これからも金融恐慌第二波の影響については、あまり語られないと思う。マスコミはここに至って、日本人の敵となるかも知れない瀬戸際にいる。ただし、最近のNHKを注意深く見ると、揺れていることが伝わる。姿勢が変わりつつある。もしかしたら変化していくのかもしれない。内部でも割れているのだと思う。本気で出世したいなら、これまでのCIAに加担する路線から早く抜けたほうがいいと思うのだが。しかしイギリス、アメリカ、イスラエルは暴発する可能性がここ数カ月高まった。来年の一月ぐらいまではまだ何が起こるかわからない。その前に、情報戦がすさまじくなるだろう。こうした勢力と根底でつながるローマ法王庁がイタリア警察の取り調べを受けた。これまでには絶対にあり得ないことが起き出した。こうした混乱に乗じて、次の覇権を狙うのが中国だが、スペインが法輪功に対する残虐な行いを国際起訴した。これで起訴された者はスペインに入国すれば逮捕監禁されるとう事態。これも凄い話しである。当然と言えば当然なのだが、こういうことは本来はあり得なかった。先日のブログでも語ったが、次の覇権国になるには、その国にお金と命を預けても大丈夫なのか、、、というものが実は問われるのである。世界を動かすお金とそれらの代表者の命がである。中国で大丈夫だと思うだろうか。ノ―である。スペインはこの時期にまさにそのことをついて出た。実際、アメリカは911に至るまでの60年間、国内では争いもなく通貨も安定していた。要するに命と通貨である。FRBは本来は実力を失ったドルをなんとしても長持ちさせるために、金価格を不当に低く抑え込んだ。コメックスという取引所により金価格操作を行い、それによってドルの信頼性を印象づけてきた。金価格が上昇しそうになると、先物で大量の売りをぶつけて値をさます。それをうまく逆利用した勢力は現物の金を現受けというのだが、引き取ってため込んでいく。おそらくデルバンコ一族がそれを行ってきたのだと思うが、それによって、アメリカにはもう金などはない可能性がある。そうでなければここまでドルは下がらない。そしてもうひとつ、最近、タングステン入りの金が出回っている、、、という情報があったが、その出所を調べると、やはりFRB関連だったらしい。したり顔で、「ああ、それは安全機能です。本物の金はのちほどお送りしますのでご安心ください」ということにしているらしい。茶番なのだが、まだ残っている信用を使ってそう収めたのだろう。こうなると、コメックスが突然閉められるとか、もしくは来年早々あたりの現物受け渡し時に、本物の金を買いたい人に渡すことができず、アメリカ通貨の信頼が一夜にして消失する可能性もある事態に至った。結局は金融は通貨と金との関係であり、そのバランスであり、争いなのだ。このことを日本はアメリカにより絶対に教えられずに来た。なので、御用学者のほとんどが金をなんら意味ないものとしてさげすんできたのだが、残念ながら、彼らは金融が何であるかをその基本において理解できなかったことになる。中国は自国通貨を商品のバスケットを基準にして価値の保全を行うつもりだろうが、私は本命はやはり金銀本位性に軍配が上がる気配を感じている。ドルのような一極通貨はまだ先だろうが、誰かが、おそらくデルバンコ一族の一部が世界中のほとんどの金を集めたのではないか。まあ、それは段々とわかってくることなのでよいとして、問題は直近のイギリス、アメリカ、イスラエル、の動向だ。窮鼠猫を噛むではないが、やや世界情勢が危険な最後の時と迎えたかもしれない。しかし戦争を起こす力はもうないと思うが。しかしこういうことをよく知らない人にしてみれば、愛先生、何言ってるの、、、イギリス、アメリカ、イスラエル、、、って、世界の中心勢力じゃない、、、、。それが何でいきなり力を失って窮鼠猫を噛むなの、、、と。ごもっともである。しかしやはりそうなんです。アメリカ国民はすでに飢えている状態。日本だってそんな三国に従っていったらどうなることやら。抱きつき心中されないように、ここは鳩山氏にとりあえず頑張ってもらいたいところ。そしてNHKも早く変わってください。いま揺れていますので、もしかしたら急に変わります。あと、金ですが、金も今夜からの恐慌状態で換金売りで大きく売られるはず、買って儲けようなどと、安易には考えないこと。あらゆることをじっくり様子を見ていく時期です。