おとめ座新月。再び信州
あさってのロケのため、明日からまた信州へ。なんだか行ったり来たり。この寒さだから長野はかなり寒いのでは。また音撮りだが、おそらく自然の中で声を拾うことになる。虫と一緒に歌うわけだ。前回のリハでも、私が歌うと虫が追いかけてくる。そして競いあう。最後は虫が負けてくれて、おとなしく聞いてくれていた。今回はどうなるか。通常のCDは15000ヘルツ以上の音をあえて切ってしまっているが、今回の録音は10万ヘルツ以上の音もキャッチする。これが効いてくる。音は耳だけで聞くものと違う。体で聞いている。体験している。これが本当の癒しにつながる。しかし、再生する機械がこうした高周波の音を再現してくれない。ブルーレイなどは別だが、他にも、ソニーが以前に出した、高音域もキャッチする再生機があるという。意外に安いので、これを購入すれば、本物の癒しの音が再現できることになる。今回のCD&DVDは、この再生機とセットで売り出したいくらいだ。音の流れは、高品質に行くよりも、反対に粗雑でも簡易性重視で進んできた。この流れをなんとか逆転できないかと思う。通常の歌手の倍音よりも私の奏法ははるかに豊かな倍音が出るが、ホーミーやカストラードでは凄い倍音がきっと出ているのだろう。ホーミーなどはそれを聞いたラクダが涙を流す、、、というほどだ。倍音、高周波の音が、次の時代の一つのカギを握っているはずだ。自他を乗り越える一体化に音、とくに倍音と高周波が関係していると思う。異質のものとの一体感、善悪を超えた統一世界、あらゆるものとの協力関係、、、これらはスローガンによって達成することはできない。実体験である、リアルである、波動、その根底に音があり、生きた音、すなわち、制限を加えられない、倍音が物事を共振原理によってひとつにしてくれれる。豊かな倍音を聞くと魂からの涙が流れる。こうした理由のない涙は外界が自分と一体化する際の防衛がくずれたところに起因する。人は決して一人ではないのだ。全体で協力し合ってひとつの命を生きている。音がそのことを予感させ、体験させてくれる。純音重視の西洋音楽も素晴らしいが、突出した個の披露であり、拍手をもたらす世界となる。それはそれで確かにみごとであり、完成しているが、音はそれだけではない。虫もトリも倍音を喜ぶ。多くのものは分離よりも一体化を求めている。時代方向も大きく逆回転を始めた。
本日はおとめ座新月。星のローズ水プレミアムの調合を終えました。詳しいことは愛ショップをご覧ください。土星が新月に合となる、古い叡智と関係する新月です。