現実よりも遅れる人の意識
マスコミが卑屈な態度で民主党を持ち上げだした。心ではまったくそう思っていないことが何となく伝わる。早く実績を出さなくてはすぐに信頼を失う、、、など、語っているが、まだ本質的な変化であることがわからないのだろう。やはりマスコミというのは、あまり頭はよくない人が多い気がする。目先を追うことはうまいが、本質をとらえる力がない。マスコミに本質的な力の変化がまだ伝わってないことの証明ともなっている。ということは、本当に実は大変なことが起きているということだ。民主党の勝利はイコール、アメリカ支配の終わりとまったく同じだということである。アメリカはもう力を失っている。見捨てられた。国際政治が一国の民衆の思いだけで動くものではないことはわかっているが、民主党の勝利は瀕死状態にあったアメリカの生命維持装置を切ったことと同じになった。日本がアメリカを葬ったと言ってもいいだろう。だからマスコミに何にも情報がいかなくなっているのだと思う。マスコミを使ってどうこうしようとする者がなくなってしまっている。突然放り出されたポチ状態が今のマスコミなのだ。だからアナウンサーが個人レベルの複雑な心象対応をするしかなくなっている。凄いことである。アメリカは終わったのである。民主党の勝利によって、そうなった。するとすぐに中国が動いた。死人にはもう自由にさせるものかとばかり中国が動き出した。いま、アメリカに突然倒れられたら大変という意識もあるだろうが、とにかく中国はすぐに動いた。ドル決済を元決済に移行していく方針の急展開だ。右にならえして各国がこれに従うのかこれからの一カ月に起こることだ。アメリカで権力をもっていた勢力はこれを許すまいと、日本や中国に脅しをかけてくるのかもしれないが、もうその力すらないのではないか。ペーパーマネーを使って利益を得ようとする勢力と、実質の経済活動に戻そうとする勢力との争いに、後者が勝利したのである。アメリカを中心とした、ペーパーマネー派は、アメリカの銀行であり、通貨発行権を持つFRBである。またそれと密接につながる大企業であった。彼らははめられた。この部分は金持ち同士の争いであるが、通貨発行権を持って君臨した勢力は、実質経済派の勢力に負けた。戦後はそことだけしっかりつながっていた自民党がそして敗れた。民主党の勝利は経済大国日本の意思として世に出され、最後の止めを彼らに与えた。マスコミはまだそのことをわかってない。
9月の中旬に形成される土星と天王星の衝は戦争や危険があることをかなり以前から語っているが、その最大の危機はこうしたアメリカの通貨発行権をバックとする大企業連合の日本に対する恫喝としての危機だと内心では思っていた。しかし、もうその絵はないと思う。彼らは負けたのだから、やれてもせいぜい嫌がらせ程度のことしかできないはずだ。村山政権ができたときに震災が起こったとか、今回もある、、、という意見があるが、もう陰謀的なことでは起こせないはずだ。インフルエンザも同様だろう。ワクチンの強制接種やタミフルの摂取の目はだんだんと消えていく方向だと思う。これはよいバロメーターになるので注視しておいた方がいい。タミフルもワクチンも旧アメリカの勢力と関係するところからの戦略なので、これを日本が強制的に摂取する方向に行くようなら、旧勢力はまだ力をのこしていることになるとうかがえる。おそらくそうではないので、強制接種の方向へはいかないと思う。海ほたるでの地震を心配する人もいる。これは地球深くすすめた工事、しかもアメリカのある企業がからんだ場合、おそらく神戸でもそうだったのでそれを言うのだと思うが、現在の政治力学から見て、これは起こせない。起こすとしたら、もっと以前だった。おそらく私が房総地方で何度もおかしな雲を目撃したように、選挙の数週間前だったと思う。何らかの力が働いたのかもしれないが、地震はなかった。このように、民主党の圧勝はじつはとんでもない大きな影響を世界に与えているのだ。アメリカが許したから民主党政権ができたのではない。民主党の政権交代がボスのアメリカのとどめを刺したということである。よって自民党の復活は金輪際ありえない。消えていく。アメリカとともに。心配なのはアメリカ国民の行方である。日本でもこれから当然混乱が起こるが、日本はどうにかなるが、アメリカは心配だ。困難をなんとか個人レベルで乗り切っていくようにと祈る。