皆既日食以降
偶然だと思うが、皆既日食以降、いろいろな人にいろいろな変化が起きている。これまで潜在していた問題がはっきりした具体性を持って現れ、担当者に対応を迫っているような出来事が私のまわりや、色々な人に出ている。もう嘘をつきながら暮らしていくことができない、、そういう流れが急に出てきたように感じるのだが、みなさんの周囲ではいかがでしょう。これまで重ねてきた無理や嘘がどうにもならないレベルに達し、表面に現れつつある、、、そんな印象です。個人レベルでもそうなら、もっと大きなレベルでも、今後、いろいろな秘密や無理が表面に出てくる傾向は急拡大すると思う。アイノウのみずがめ座時代は速度を速めていると思う。多くの機構やシステムに無理が生じ、先進国でもすべての人間をそこに取り込んで生活させる余裕がなくなっている。日本を代表するような企業でさえ、危ないのでは、、、というような嘘かもしれないが、噂が飛ぶような御時世だから、国民のすべてを食べさせる力は今の日本にも世界にもない。未来の金を使っていけたうちはどうにか近代化の中でも全員を食べさせることができたが、これからは半分程度の人間を食べさせる程度に縮小してしまうだろう。となると、どうやって、我々は生きていけばいいか、、食べていくのか、、、という切実な問題がさらに拡大する。その時、新しい、これまでとまったくことなる生き方、食べ方を私たちは考え、実行する必要が出てくる。私はもう10年以上前から、生存自給圏構想を持っていた。これは1000坪の土地にある程度の自給圏を作り、作物や生活に必要なあらゆるものを基本的に自製するエリアを持ち、そこで文化活動をする、、、という考えだった。実際に私もそのまねごとで、現在は自称ヒルズに暮らすようになったわけだ。現在はわずか60坪程度の小さな畑に冬野菜を作っている程度のことしかしてないが、いざとなったら畑を拡大させれば自給圏は可能だと思う。お隣の方は、すでに完璧に作物を作られ、水も、暖も、自立した形でのものになっているので、本当に素晴らしい。私のところはあくまで構想の段階だが、自給圏構想には確実な手ごたえがある。ある程度の自給圏ができれば、そこであいた時間を文化活動にあてることで、私の場合は手作りの石鹸を売ったり、化粧水を売ったり、、と、いう家内文化発生を見、それが現金収入にもつながる、、、という形となるのだろうか。文化的なものは何が好きなのか、どうまとめるのかは、個々の個性に従えばいい。こうすれば、会社に行かなくても、基本的に生きていくことができる。
一家でやるもよし、仲間を集めてやるもよし、それぞれが土地を借りてやればお金もかからない。私はこうした生き方が急速にこれから出てくると思う。限界を感じたり、生きることが難しくなった場合には、国もこうした人の生き方、食べ方を応援すれば、過疎問題も、地域疲弊の問題も見事に解決していく。音楽好きな人や家族が周辺にあつまり、こうした生き方を展開すれば、そこでは毎晩音楽会ができる。それを求めていろいろな人が集まる、、喜びの輪ができていく。さらに音楽好きが集まれば、ひとつの音楽の山ができる。こうなると毎晩が音楽祭である。これを求めて世界中から人がやってくる、、というような山も出てくる。定住する人は山を美しく、自然を復活させる。これによってあっというまに、どこもかしこも妖精が飛びまわるような美しい自然が復活していく。そこで繰り広げられる数々の芸術、文化は、おそらく世界最上級のものになっていく場合もあるだろう。これと似た生き方がきっと出てくる。給料がもらえなくなった、日給がもらえなくなった、、、そういう人が次に生きる道、生きる方法を考えるのに、戦争はもうないだろう。そうではなくて、こうした、生存自給構想を積極的に進めれば、戦争など起こさなくも大丈夫だ。生きる道が見つかる。こうしたことを、森と平野に分化定住する時代に私は書いたのだ。みずがめ座時代のアイノウにより、秘密があばかれ、世界がこれまでどうやってうごいてきたのかの、でたらめさがわかってしまう。そうなると、まじめに仕事さえしていれば、、、という価値観はいずれぶっ飛んでいく。食べるものがあり、活動の意味があり、その手ごたえがある、、、ということで人はいいのだ。ということがきっとわかってくる。そして多くの生き方の可能性が出てくる。その主流になるのが、生存自給圏を作り、似た者どうしが、喜びを分かち合う文化的活動、、、という形をとるのだと思う。エネルギーの無料入手や、科学技術の個人的レベルにおける実用化により、こうした暮らしが楽に楽しく行えるようになる。出世を目指し、体を痛め、心を痛めながら、みじめな会社生活をしていくだけではない、別の生き方として、静かに人を集め、だんだんと主流になっていくと思う。もう、未来の金のばらまきはできない。どの国もできない。となると、国は人を救えない。だからそういうものに頼らない、美しく、楽しく、本質的な生き方が、できるようになっていく。
すいません、この場を借りてご連絡
短歌大会にいらしてくださった、丸島さん、、、
なつかしかったですね。ぜひメールください。
Sさん、Hさん、そして亡きK.Iさんなどの思い出話したいです。