静岡の奇跡

川勝氏が勝った。予想外の大逆転だったらしい。私は川勝氏はいずれ総理大臣になると思う。象徴的とらえ方をするとそうなる。まず、宮崎の知事が恥も忘れて国政参加の絵を見せた。言い分は地方から国を変えるであった。そのことが人気とりの自民のシナリオであることを見破られ、東国原の人気と自民の人気は急下降している。東国原がち迷いごとを言い出した時に、すかさず私が言ったことが現実になっている。しかし宮崎知事が言った、地方から国、、、のシナリオはあのことがあって国民の意識に植え付けられた。そして国の未来ビジョンを持っている唯一の学者であり政治家となった川勝氏が奇跡の逆転勝利。これは人がつくるシナリオではなく、川勝氏は運命のシナリオによって選ばれたと思う。偉く高い評価だが、それには理由がある。私が10年以上前に出した、森と平野に分化定住する時代、と前後して、ほぼ私と同じ内容の提案をしたのが川勝氏だった。私は単なる民間の占い師の言として一部で評価されただけだったが、川勝氏は確か当時早稲田かどこかの教授だったので、その影響力はやはり大きかった。内容は私の方が早かったし深い気もするが、やはり総合的な目線からの学者の立場、そして影響力の大きさで川勝氏が時代の神に選ばれ、いずれ重要な働きをしていく人になるはずだ。私は川勝氏がいずれ総理になると予言しておこう。私としてもまったく依存はない。東国原が運命の神に使われて起こした地方からの国政、そしてそれを東国原ではなく、川勝が行う役に就く。神様は本当に色々な者を使って時代をすすめる。宮崎知事も意地をはらず、降参してちょっと思いあがっていました、、と素直に反省すれば人気は戻ると思う。自民党はまだ彼を使って選挙戦に突入するつもりだろうが、もう足元を読まれている。やればやるほど真剣に怒った無党派層が半自民に票を入れるようになっていく。さもないと、どこかの若手お笑いタレントが、受けを狙って「私を総裁選に担ぐお覚悟はおありですか」とやられたら、すべてがおしまいである。自民も東国原も笑われて終わりとなる。そしてこのギャグは確かに受けてしまうだろう。自民にはもうそいうことがわかる人もいなくなってしまった。大体、もう人気の時代ではないんだよね。マイケルの死といい、人気ですべてを動かせた時代も終りに近づいている。人気でどうかなるのは、まだ余裕がある時のことで、怒っている民衆に対して人気とりしても逆効果になる。だから民主党も国民のみなさん、とは言わない方がいいと私は言った。それは、選挙に大勝したときだけ、国民のみなさん、、と、党首が涙ながらに語り出した時、絵になる言葉なのだ。