熊蜂とグラジオラス

このグラジオラスは4年ほど前に妖精が止まったグラジオラスと同じところに咲いたもの。毎年、きれいな花を咲かせてくれます。ご近所の方にいただいたお花。とてもきれいです。妖精はおそらくてんとう虫。まったく同じ顔の妖精写真をコナンドイルの写真から発見したことがある。コナンドイルのもおそらくてんとう虫をどこからか写した妖精写真なのでしょう。しかし本日は熊蜂。熊蜂はグラジオラスが好きらしく毎年やってくる。熊蜂も妖精らしいので、今年も妖精写真が撮れました。

 本日は遠方からいらしてくださったIさん、お疲れ様でした。新オフィスにいらして、帰りがけにヒルズにも立ち寄り、ちょっと早めの夏休みを堪能したと言われて帰られた。ありがとうございました。Iさんは編集のプロだけど、ご自身でもお書きになるので、本日は本来なら原稿をお渡ししなければならなかったところなのだが、まだ私が書いてなかったため、苦し紛れから、内容変更の話しをしたところ、確かにその方が、、、ということになって、ならば、Iさんが書いた方が面白いのでは、、、と、主客転倒。私は監修という形に急きょ変更。締切り逃れもこれでできて、エブリバディハッピイとなった。ここらへんの対応はやはりこの道で30年はやらないと出きない芸当。しかし無茶苦茶な話しではある。締切原稿を取りに来られたけどまだやってなくて、終わってみたら相手が書く形に変わってしまっていた、なんて。これで私が今度からは原稿を催促できる立場になるのかしら。アバウトな世界での出来事ではある。きょうは暑かったので、真夏の夢と思ってお許しを。
 
 政権交代が現実味を帯びだしたせいか、不思議な事件が起きてくる。アメリカと日本との核持ち込みに対する密約があったと元事務次官が言えば、政府はやはりそんなことはない、、の一点張り。絶対に間違いを犯さない官僚、、、という考えが本当に無駄な税金を使うことにつながり、その意味のない意地が多くの混乱と不審を招いたとしても決して態度を変えない。間違った作戦を正当化するためにさらに多くの将兵を見殺しにした官僚軍人と変わらない。国に奉仕する仕事に就く人には、個人や部署のメンツではなく、全体の、ことに国民の利益という観点から行動する教育が必要なのではないか。国で甘い汁を吸い、国で儲け、国で威張っていた人には出て行ってもらおう。本来、海上は12海里までが自国の範囲になるらしいが、日本は3海里とすることで海外の艦船の通行の便宜を図ったという内容もある。アメリカに尻尾を振ることだけが日本の政策だった。しかし人間には良心の呵責があるので、ご高齢の方から、やはりおかしいと思うことがこうして出てくる。余命も少なくなれば、おかしいことはおかしいと言いたくなるのだろう。これから聴くのも恐ろしいようなことが、自民党政権のもとで作られた秘密として暴露され、それを知った国民が、なんだ、ちっとも国民のことなんか考えてなかったじゃん、、、、という流れが出てくるだろう。最後までそれでも隠そうとすれば、最後は本物の悪魔になる以外にないだろうから、テロだって何だって起こしたくなるかもしれないが、それはやめてください。もうおかしなことはしないでください、、、と願います。
 時代的な生活苦から逃げるには、生活者としての自分を確立していくことが大切、ということを昨日話した。生活者の自分とは、仕事にとられて時間がない、、、だから弁当を買う、クリーニングに出す、糸がほつれたズボンをそのままにして新たに買う、、、という行動に出てしまう。生活者としての自分を大事にしたら、30分早く起きて弁当をつくる、、汚れたものは自分で洗濯する、、、着るもの、使う物を修理する、、、というようなことから始まって、だんだんと生活の質を手ごたえとしてアップさせていく。贅沢な暮らしにアップするのではなく、暮らしや生活に手を加え、それを楽しみ、それにまつわる横の関係を深めていく、、、ということだ。自給1000円以上もらえるなら、合理的な生活のほうがまだ力を持つかもしれぬが、自給750円などという人間をばかにした金額で働かせることを企業や国が考えるのなら、働くよりも生活者として充実していく方向のほうがずっと有利となる。もちろんある程度の現金を得るためには安時給で働くのも仕方はないのだろうが、考え方として生活者の自分を重視することで、ストレスも不安の質も変わってくる。しかし企業も国も馬鹿だと思う。安時給で企業の最大価値を高めようとする小泉竹中路線などは、結果的に亡国の政策となった。人間を知らないからそうなる。人間をばかにしているからそうなる。小泉のおひざ元の横須賀市では子飼いの候補は落選。当然だろう。この流れはもう変わらない。