心機一転
ただ今、引っ越し終了。とはいえ新オフィスは段ボールの山でしばらくは大変。しかしこれでやっと職住接近がかない、能率はあがると思う。
心機一転で行きたいので、ビジネスモデルの変更も。これはもうかれこれ3年ほど前から考えていたが、やっと年内に形ができるはず。田舎からでも情報発信はできる点は凄い。
世界も日本も大きな金融崩壊が起きても、なんともない風に装っているが、どう転んでもやはり時代はもう元には戻らない。上の利益が大きすぎて、大多数の下の者の経済状況が苦しくなっている。それが限界を超えた実態が今後出てくるので、バラ撒きによる一時的な経済の反騰局面はもうすぐ終わるだろう。大多数が苦しくなっているので消費は伸びようがない。しかも金を使わない方がなんだか快適でもある、、、という価値観まで変化し出した印象がある。
戦争を起こして物を壊し、また大量消費を続けるように持っていくことに、一生懸命の勢力もあるが、もう時代は違う、、、と、上の方でもわかっている勢力もあり、時代は一筋縄にはいかない。こういうときは、命があるものに沿って時代は動きだす。拮抗している力が一方に一億トン、反対に一億トン、、大きな力と勢力はいたるところで拮抗して身動きがとれなくなっているので、命あるものでさえあれば、ほんのわずかな力で全体が動きだす。左右両極で一億トンが引っ張り合う均衡を破るのは、たった一グラムでよい。トンボ一匹止まっても時代は動きだす状況がある。戦争やテロや疫病など、色々起こるといわれるが、おそらくそういうものが時代の主流にはなりえない。彼らは焦りから動いているので、あたかもすぐにそういう不安が訪れるような印象でもあるが、アナウンスが目立つときはそれほど怖くない。間隙を突くようにして思いもよらぬ良い流れが始まる条件が知らぬうちに整いつつある。昨晩、テレビで電動自転車についてその進化ぶりの凄さを特集していた。以前にも言ったように、車は60キロの人間一人を運ぶために鉄の塊を2トンも動かすという愚か過ぎるシステムだ。人間を経済奴隷化するために自動車会社はこの不思議を語らないが、地球以外の進んだ星があったら、自動車などはこれほどまで大きな存在にはなっていないだろう。しかし電動自転車はよい。自分も漕ぐ、走るので充電もできるのだろう、そして力をサポートしてくれる、坂道も楽々登れる。電動自転車は重量どのくらいかしらないが、自分の体重よりもかなり軽いことは確かだ。自動車で移動する愚かしさをはるかに凌いでいる。これからの時代はこちらが主役になることは間違いないので、政府は自転車普及のための整備を急いでほしい。盗まれない駐輪場、自転車で全国に行ける自転車街道の整備、都心では自転車道路の整備が急がれる、、、これまでは自動車会社が怖くてそんな政策を大々的にはできなかったのだろうが、もうそんなことを言っている場合ではない。環境問題だってあるだろう。乗り物はこれが本命。駅前に盗まれないようにちゃんとした駐輪場を整備したらものすごい勢いで普及する。健康にもいいし。面白いもので、昨晩のテレビでは、この電動自転車を販売している大手企業の人の顔が輝いていた。昔の古き良き時代の営業マンのような印象で、自分がやっていることに後ろめたさを感じていないのがよくわかった。だからこれは間違いなく売れるなと思った。きっと凄いことになるだろう。国が自転車用にわざと整備をしないというようなことは起こるかも知れないが。しかしただ金儲けできればいい、、、という発想は、結局は大失敗や大損で終えることが多い。今回などは行き馬の目を抜く銀行がやられたのだから。仕事は自分がやっていることが人に喜ばれ、それを売ることで貢献しているという誇り、、、そういう仕事が今ではなくなったが、昨日の電動自転車を売っている人たちの顔は違っていた。何によらずこれからは心機一転で、そういう顔で仕事ができるようなものにしていくことがカギだろう。私も明日から心機一転でがんばる。しかし電動自転車が5万円くらいになったらみんな買うだろうな。あと、盗難をみんな心配するだろうから、駅前に1日中見張りのヒトがいてくれる安全な駐輪場を作るといいな。空き地に自動車の駐車場はたくさんできたが、これからは、安全な有料駐輪場を作ると間違いなく儲かりますよ。そういう空き地利用者が大勢あらわれてくるといいと思う。月1000円程度か、もしくは一回100円ぐらいの駐輪場。かわいいお嬢さんなんかがバイトで、はい行ってらしゃあい、、、とか声をかけてくれる、、、女性のお客には、カッコいい大学生の男の子のバイトが、頑張ってください。などと一声かける。そんな駐輪場があったら必ず儲かります。夕方には生鮮野菜を売っても面白い。これまでは実はそういう人間味が現れるところはかえってダメで、効率、能率、のみ優先させたビジネスモデル以外は儲からない時代だった。しかしそこがこれからは違ってくる。いま、まさにその境目に時代が入っている。このセンスをわかっているのとわかっていないのでは、これからの方向がまったく違ってくる。過ぎさろうとしている冷たいものにわざわざしがみつく必要はない。