年賀状の持ち歩き
私のかばんの中にはまだ年賀状が。暮れに出せず、お正月にも間に合わず、立春大吉で出す機会も逃して、どうしよう、、、、と思っている年賀状。まさかいまさら年賀状では無理なので、ごめんなさい。きっとどうにかお返事します。しかしあまりにずさんなこうした自分の対応にほとほとうんざり。というか、さぞうんざりされていると思う。3月も終りだというのにまだ年賀状も出してないひどすぎる状況だけど、本当の私の願いは、ゆっくりと手ごたえを持って色々なことをやりたい。どっちかというとマスコミの世界で長いこと生きてきたので、仕事の要領は早いほうだと思うが、やり方にじっくり感というか、丁寧感が不足するジレンマが常にある。素早さや反応の速さはこれからの時代にはあわないと思う。ゆっくりでいいから積み重ねる、、、それでいて、自分だけのペースにならず、心の余裕分で周囲に対する語りかけや思いやりが出てくるようなやり方が、これからのものだろう。ゆっくりやったほうが本当は面白いものができてかえって効率的なのだ。家事などもそうだと思う。あわてずゆっくりとひとつづつ丁寧にやっている主婦の方が、大体は多くのことをこなしている。それもハイレベルで。人生もそうなのかもしれない。何もあわてる必要はない。とくにつまらないのが、人と自分を比べて不満に思うことではないだろうか。私なども他人が高配当の馬券を的中するのを見ると強い羨ぼうを禁じえない。なんで自分にはとれないの、、、と、まるで子供だ。本当はあわてることはないのだ。競馬には必勝法があって、実は、単勝でも枠連でも何でもいいのだが、たったひとつしか買わないで通すことである。たとえば、単勝で言うなら、1番しか買わない。何があってもどんなレースでも、買う馬券は単勝の1番だけ。これだとまず儲かる。検討するのは、常に1番の一頭だけでよく、時間をかけて、この1は来そう、来なそう、、、と、じっくり検討できる。じっくり検討できるので、意外な穴馬だとしても、これってひょっとするとくるよ、、、的な妙な感覚も湧いてくる。本命も穴馬も、それなりにゲットできるケースが出てくるというものだ。単勝1番しか買わない必勝法はこのように非常に有意義だが、これをできる人はまずいない。大体はいろいろな馬に目が行き、あれこれ検討するうちに色々な馬券を買いこみ、それではずれて損を重ねる。結局は欲により混乱に導かれてしまう。単勝1番しか買わない必勝法ができる人は、あわてず、自分のペースを信じ、それに乗って行ける人だけ。要するに、本当の意味での自信だろう。多くの人は自信が持てないから、あの馬もこの馬も、、、とついつい目が行き、手が伸び、サイフも伸びてしまう。競馬は単勝1番しか買わない、、、ということを一生続けられる人は、何をやっても成功するに違いない。それほど凄いことであり、だからこそ必勝法でもある。もっといえば、大金をたった一点の馬券にしかも高配当の馬券に、なんらかの思いがあって賭けるとき、これも必勝法となる。なんだか、いろいろと話したいのだが、知らぬまに競馬の話しになっていき、大勢のヒトは白け気味になると思うので、またにします。けっきょく何を話したかったのでしょうか、、ということだが、これからは自分のペースでゆっくり誠実に物事にトライし、それを積み上げていくということが、これからの時代のやり方だと思うということでした。すでにやっている人は主婦などには多い気がしますし、優秀な人はみんなそうしているよね。自分も本当に学ぼうと思います。