3月2日の春負けドン

AIGが追加で600億ドルの援助を申し出てきた。これはわかりきってはいたが、シナリオ通りの怖さがある。AIGをアメリカ政府がつぶせなかった理由はCDSという保険商品の支払いでパンクすると、金融への影響があまりに大きすぎることを配慮したためという。まさにニュース的な言い方になったが、ざっくばらんに言うと、そうなると金融は崩壊する、、、と言ったほうがいい。ここにきて、AIGをも破綻処理する姿勢がチラリとだがアメリカ政府に見えてきた。政府がCDS爆弾を背負ったら、アメリカ自体も耐えきれない、、、という段階に来ているためだ。まだ金融を崩壊させ、国とは関係ない、、、お前らが悪い、、、と企業責任にして、次のご破算後の体制に全力を注ぐというシフトになってきているのではないだろうか。これがわかるのが、3月1日だというので、結果は日本では翌日の2日となる。役員会議があるらしい。こうした不安が毎月、これから起こるわけである。なにもこれはAIGに限った問題ではない。ビッグ3が破綻したとしても同じことが起こる。私は二日前にアメリカは何があってもドルを刷りまくり、金融は守るので、インフレ策をとった、、、と言ったが、その時間すらないのではとも思える。おとなしくインフレ効果が期待できて借金をチャラにするまでの時間すらなく、その前に金融爆弾の爆発を抑えることができない、、という状況があるのかもしれない。土台、日本や中国がどんなにアメリカ国債を買ったところで、たかだた数百億ドルであり、サラ金の1000万円の返済に困った人に、いま食べるための食事代1000円を貸すようなものだ。もう日本も中国もアメリカを助けることは物理的にできないのではないか。なのに日本は言われるままにアメリカに金を回そうなどとしているが、これは間違いなく亡国となるので、やってはいけない。アメリカとは今縁を切らなくては共倒れになる。誤解されないように言いなおすとすれば、今アメリカを代表している勢力とは縁を切り、つぶれた後の、困ったアメリカを正しく導くシステムなどが見えてきた際には、本気で助けてあげるのがいい。その時にはどの国もアメリカを見向きもしなくなっているかもしれないが、そうしてあげなくてはアメリカ人がかわいそうなのだ。いまかろうじて残っている日本のお金は未来を作れる可能性のあるお金なのだから、これを失ってはいけないと思う。まあ、CIAに個人情報を握られ、保身しか考えない政治家には無理かもしれぬが、そんなことを言っている場合ではない。ポンペイが滅んだときも、島では選挙があり、火山の爆発の危険をあえて顧みなかったという人災だったのだ。政治の弱点が、権力の弱点が、こういうときに出てくる。
 そこでもし、AIGが次回の役員会で決まったら、それはハルマゲドンと同じと私は考える。ひふみ神事では春負けドンといって、春に気をつけろ、、、と言われているが、まさかこのことが発端なのだろうか。ただ鳥の年と言っているので、ひふみが言う春負けドンとはおそらく違うとは思う。しかし、AIGn破たんは金融を確実に崩壊させると私は思う。そうでないというのなら、そうでないという考えをキチンと説明できる人がしてほしい。私はおそらくできないと思うのだ。財務大臣が国際会議の場でご乱心される状況とは、いったいいかなるものなのか。自分の仕事に自信を持っていたなら、決してああはならない。女性記者に薬を入れられたとか、CIAにやられた、、、という意見もあるが、もしそうだったとしても、危機管理の意味からもやっぱりああはならない。中川はまじめで人がいいだけに、財務に起きていることに基本的に耐えきれなかったベースが何であれ、あったのだと思う。世の中には、とんでも情報として信じられないようなことをあえてバカにする風潮があり、確かにおおよそはそうではあるが、数パーセントの本当の本当がそこに含まれているのだ。その事実を隠すために、とんでも情報がのし歩いているとしたら、私たたちはしてやられてしまう。いまはそういう時代である。通常の平凡な毎日の暮らしが、永遠に続くと思っている方が眠らされているのだ。とんでも情報の9割は確かにインチキだろうが、1割には本当のことがあると思ってこれからは注視したほうがいいと。事実をつなぎ合わせていけば意外に本当のことは誰にでも見えてくるものだ。今回の金融恐慌が終えてみたら、それはまだ10年以上先の時代だろうが、その時に見る世界は私たちがいま見ている世界とはまったく異なる世界が広がっていると私は思っている。最後までその変化を受け入れないのが国である。なぜなら上のヒトが自分の立場や権威や権力を失いたくないからである。都合のよい事実しか見たくない、見ようとしない、、、。だから私たちだけでも事実を見てそれを受け入れる心と具体的な準備が必要だと思い、こういううるさいことをあえて言っている。こういうことを言うと、心情的に嫌われることもわかっているが、私は自分がある程度わかったものを黙っていることができない。だから、星占いが専門であるにも関わらず、心についてのエッセイも出し、競馬の見方についても力説し、間違った嘘の化粧品がほとんどの中で、ちゃんとしたローズ化粧品を出し、未来に感じ取るものがあったら黙っていられずに語り、未来に向けた本も出した。森と平野に分化定住する時代、だが、これは出してくれる出版社がないため、自分で出版社まで作って出した。日本で最初に本格的な天文歴を出したのも私であった。今はなきシグマというところで出版したのだが、儲からない本をなぜ出すのか、、、という社長の問いに
対し、それは偉業であるからです、これによって占星術を学ぶ若者はすべてここから巣立っていきます。と熱弁をふるい、世に出した。廃刊後は私とトライアングルという会社で協力し合って200年分の天文歴を出した。そして多くのヒトがその天文歴を片手に占星術を学んでくれた。こうして日本の占星術の歴史上で、私は無視されることはない立場になった。物事にはそうした基本的な流れがあると思う。大事なポイントポイントは決して誤魔化してはいけないのだ。未来をみつめる占星術としての立場上、また、生き方や心のアドバイスとして世に出させてもらっている以上、今、世界で起こっていることを知らぬふりでいることはできない。間違っているのかもしれないし、そんなに力を入れて言う必要もないのかもしれないが、起こっていることの大きさ、そしてそれがもたらすことの影響ののちのちの凄さを思うと、やはり語ってしまう。具体的には、ビッグ3が破綻するか、もしくはAIGが破綻する、、、という事態になったら、核のボタンが押されたのと同じぐらいの異変がのちに起こってくる、、、だから注視しておいてください。というのが本意である。そうなったら、ドルの行く末、円も、また金融は当然として、今の仕事も、どうなるかわからない、、、という最悪の未来設定をし、一度裸の自分に戻り、元気に生きていく、、、という一連の流れを想定すべき時期が近づいている、、、と思うわけです。
 関係ないが、そうした状況の中で、昨日は、珍しく、マリイプリマヴェラ先生と、小泉茉莉花先生がそろって遊びにいらした。延々数時間お話しをされて帰ったが、ぜひとも、お二人のhpを愛先生のブログで紹介してほしい、、、というので快託した。お二人の先生は、これから色々な遊びや催しをしていくらしく、能動的に星占いや神秘を楽しみ、トライしていきたいという人に、ぜひとも見ていただきたい、、、ということでした。私もヒーリングボイスの企画なども合わせて話しが盛り上がり、何かでご一緒できることを楽しみにしています。
hpは、太陽と月の魔女  という名前ですので検索してご覧ください。
 あと、昨日はうお座新月でした。12星座の最終の星座らしい神秘的な香りのプレミアムになりました。後ほど、ショップでご案内いたします。こちらもどうぞよろしく。やはりローズです。