イスラエルに戦争の可能性

やぎ座新月のプレミアムの説明書に書いたように、27日の新月はかなり危険な新月でした。戦争があると思ったところ、やはりイスラエルがガザ地区を攻撃。これは本格的な攻撃で拡大の危険があります。やぎ座新月は、太陽、月の合に、火星と冥王星が合するという、凄い星の配置で、もろ戦争の危険がありました。とくに天王星と土星の衝がある時に、火星と冥王星が新月上で合となると、これはのっぴきならないものがあります。いやなのは、今回の攻撃は、イスラエル自身は内心では望んでいないものであるにも関わらず、選挙がある政治的背景のもとに6か月の停戦期間が過ぎたことが重なっています。その前にミサイル攻撃が頻繁にイスラエル領内にあったようで、イスラエル国民を納得させるには、ハマスとの和解交渉はしにくい状況があったのです。こうした背景にはブッシュ政権がこうなるようにと爆弾を仕掛けていた可能性があり、これは作られた戦争でしょう。アメリカは大統領が変わったとたんにものすごい状況が見えてきて、オバマは大変な役を担わされる気がします。いずれにせよ毒まんじゅうを食べてしまったので、いくところまで行く以外に道はないのでしょうが。間違いなく来年は荒れますね。中東での戦争が起きる、イスラエルが消滅するぐらいの驚きがあるかもしれません。イスラエルはアメリカに見放されていることを知っていますから、どういう動きとなるのか、本当にわかりません。根底にはこれまでの権威機構をつぶし、新たに多国籍化しようとする流れがあるからです。アメリカ、イスラエル、イギリスの背景にあった力が多国籍化する流れとぶつかっており、これまでの権威は崩壊し出すでしょう。日本はただ前の親分の流れにしがみついているだけですから、力は出ないし、未来を作れません。わざわざ壊されるものに、ただ幻想をまだ持ったまましがみついているのですから、あっという間に日本の権威層も崩壊します。トヨタの急速な落ち込みなど、考えられないことが起きていますが、単なる景気の悪化以上に、世界のパワーの所在の変化が根底にあるので、そのことがわかってない企業にも未来はないと思います。トヨタなどはかなりの金があるのだから来期の赤字程度で驚かず、派遣社員を救済しろ、という意見がやはり出てきました。本当にそうだとは思いますが、はたして本当にトヨタに限らず、大企業にお金があるのか、私は意外に疑っています。100倍のレバレッジを効かせられるトリプルAの金融商品、、、、どこかの大企業はきっと飛びついていると思います。どこの会社が、、、とはもちろん言えませんが、きっとあります。レバレッジを100倍効かせると、100億円の金融商品が破綻した場合、1兆のお金が吹き飛ぶのです。いくら内部留保があろうと、こうした投資が失敗したらアウトでしょう。頭のよい、ずるくてよくばりな、自分をエリートと思っている、それでいて芸術性のない、東大出の秀才などが行うデリバティブでは、こうしたことが私は当然行われていると思う。日本の大企業とて決して安泰ではない事態が隠れて起きていると思うのです。いままでいじめられていた下請け企業はここで自分の活路を見出すこと。自立し、本当の実力を示すことで、次の日本の光明の一つとなってもらいたいと願います。