また過去の日記が消失

なぜかわからないが、また過去の日記が消失しているのに気付いた。二年前にとった妖精の写真を確認しようとして見てみたが、すべて消えてしまっていた。グラジオラスに映っていた、おとめ座の女性の顔に似た妖精だったのに。あと、たぬきに騙された月の写真もやはり消えている。とても残念。もう少し、自分の過去のものをきちんとしなくてはいけないが、どうも苦手だ。これまでに本を35冊程度出版していると思うが、手元に残っているのは、わずかに7-8冊しかない。大したことやってこなかったという意識なのだろうか。そうではなく、やってしまったことはすべて過去になってしまい、あまり執着しないせいなのだろうか。おそらく両方だろう。しかし一応毎月お金を払ってこのサイトの運営を任せているのだから、何とかしてもらいたいが、消えたものはもう無理とかまた言われるのだろうか。ならば早くきえない新しい形にしてもらいたいのに。
 きょうは銀座で野村氏の個展の前夜祭。これから銀座に出かけます。野村氏は京都の画家で蓼科の女神湖でであってからの長いつきあい。銀座の画廊に認められるなど、急に伸びている。実力は間違いなくあるので、これからが楽しみ。私もけっこう野村氏の絵画を持っているので、ぜひとも超一流になってもらいたい。歌も上手で、最初はあまりうまくなかったのだが、不器用な人は本当に伸びると思う。今では私など手の届かないところに歌のレベルが行ってしまっている。歌とは和歌のことだが、画家らしい素晴らしい色彩感覚と空間のとらえ方が見事に歌に出る。そこに人間存在の手ごたえを歌い上げるという芸術の域に行ってしまった。本職の絵画もそうなっていくだろう。
 かえりには中村屋でパンを買って帰ります。