花冷え
桜はすでに散ったところが多いですが、寒さは逆戻り。日記もかなりあいてしまった。しかし4月からの値上げが凄い。狂乱物価と言われた74年の頃を覚えているが、これほど急激な値上げではなかった。突然、30パーセントとか、35パーセントとか値上げするのだから凄まじい。本当に先進国なのか、、の疑問すら出てくる。さらに老人医療に関したことでお年寄りの医療費が格段に上がるとか。日本のご老人は一般的にはお金持ちというのは本当ではあるものの、中には困っている人もいるはずで、深刻な状況が弱い立場の人たちを直撃している。弱い人の立場を守るのが政治のはずなのに、日本はまったく反対。高速道路でよくビラを配っている。道の閉鎖時間のお知らせなどだが、ご丁寧なことである。電光掲示板で十分なのに、わざわざ手配り。おそらく、手配りの代金などは日当で10万円くらい請求しているとか、ビラ一枚が普通ならば1円もかからずにできるところ、おそらく一枚500円程度と、ファミリー企業が請求しているのだろう、、、などとつい思ってしまう。そうこの国は、官僚とファミリー企業、お役人に奪われてしまったのだ。しかしすべてが変わるだろう。物事には限界がある。ソ連が崩壊したように日本の現状もすべてが変わる。そんなに先のことではない。だから若者や今苦しい立場の人も、夢を持っていい。無理せず、将来の不安などに騙されず、自分を大切にして、できるだけ消耗を防ぎ、静かに、自分を磨いていくこと。命あるものしか力が出ない、そういう時代がいづれそう先ではなしにやってくる。今の金持ちも権力もちも、ひっくり返るときがくる。自分の中にあるものと同等のものしか得られない時代がやってくる。利口で冷たい人が動かしてきたこれまでの時代、、、彼らには命がわからない。だから無から何かを生み出すことができない。本当に行き詰った時には何もできない。まじめで一生懸命なものの生き血を吸って威張ってきた上の人が急速に力をうしなっている。お受験や知能指数もまったく本質と関係ない、、、こうしたものが本気で大切だと思っているか頼った価値感の人は、今、段々と不安になっているはずだ。そう、時代に乗り遅れてしまっているからだ。しかしそのことには気付けない。人を差別し、自分が優位にたっていると思っている貧しい人も不安なはずだ。すでにアクエリアス時代に地球は突入しているのだと思う。今週の土曜日は宇都宮まで行って、井村君江先生との対談がある。井村先生は妖精学の大家である。鏡先生と井村先生が親しいのでなぜ私に、、、と思ったら、やはり鏡先生が多忙でいらっしゃれないのでピンチヒッターでの登板だと思うが、26日に封切される映画、スパイダーウイックとのタイアップ対談らしい。映画の招待券などいただけるのかしら。ただその頃はトランジットの火星が私のホロスコープの水星に衝なので、沈黙をまもらなければならい暗示がある。むかし、仕事のトラブルがあって、どうしてもお得意さんと話し合わなければならないときがあった。向こうはなんだか怒っている。私も決しておかしなことをした覚えがなかったので、向こうが怒ったら、言うべきことは言うつもりだった。当日、朝起きたら声が出ない。大した風邪でもないのに、なぜか声だけが出ないのだ。まったく離せない状態だったのでお得意に電話して、やっとのことで伝えたら、ありゃ、これじゃダメだ、、、と向こうも納得。結局日にちを変えて問題も起きなかったことがあった。その時がやはり火星と水星が衝だった。なので今週も大人しめにしておこう。しかし私も昔から井村先生の隠れファンであった。一度劇場でお目にかかり挨拶だけはさせてもらったことがある。存在しているだけでファンタジーを感じたことが印象に残っている。
関係ないが、アメリカは住宅価格が落ち込んでいる。アメリカの住宅価格の値下がりが続く限り、世界経済はおかしなことになっていく。一番高い買い物が住宅であり、この値下がりにより信用創造ができなくなったアメリカは急速に物を買えなくなる。バブル化した中国株、さらにヨーロッパも同様であり、マルクスの予言は当たるのだと思う。資本主義の最後の崩壊が始まる。ファンドを運営しているコンピュータ売買で、2万年に一度しかおきない異変が二日続けて起きた、、、そのためにファンドが破綻した、、、という言い分。5年前にスタートしてわずか数年で2万年に一度の現象が二日続けて起きるかいな。頭のよい人の考えの限界である。心のない頭のよい人にまかせていた経済運営、世界運営が壊れていく。凄い時代にわれわれは生きている。