みずがめ座新月
きょうはみずがめ座新月。みずがめ座はやっと不動星座でのこれでもかというハードなプラネタリパターンを終えた。ノストラダムスが言った99年のグランドクロスよりもさらに厳しいものだったと思うが、まあ、凄いプレッシャーだったと思う。私もみずがめ座生まれだが、第一デークだったのでモロに不動星座におけるグランドクロスの影響を受けた。その後も土星はしし座でオポジションを形成していたから、長かったひとつの時代をどうにか乗り越えてきた気がする。しかし人間の可能性というのは本当に厳しい時代に鍛えられるもので、誰にでもものすごく大きな可能性がある。今どきこんなことを言うと青年じみた発言に思われるが、本当だから仕方ない。なのに多くの人がいまの日本では何かあきらめている。自分の未来をつくることをあきらめている。みずがめ座はそういうところはバカだから、未来に夢を持つ人が多くいる。バンドラの箱の神話では希望はからくも残されたのだから捨てるのはもったいない。確かにこれから時代はおかしな方向へ急速に進むと思う。反対に個人の生きかたの多様性は出やすくなる。今、元気を失ったら一番もったいない。今こそ、元気になって自分の未来を見つめる時期だと思う。そのためにちゃんと寝る、ちゃんと食べる、ちゃんと楽しむ、、、仕事のウエイトは少ないほうがいいような気がする。どうせ安月給は固定され、仕事はつらくなるばかりだと思う。一方で中国野菜などの輸入物が入らなくなれば、あっという間に日本の野菜は2倍、3倍と高くなる可能性だってある。安い自給でこき使われるのなら、スーパーの袋に土を入れて大根の種を植え、窓辺にぶら下げておけば、80日で大根が出来る。完全無農薬のおいしい大根。葉物もいける。マンションの中でも一家が食べるぐらいの量は出来るのではないだろうか。そのくらいの仕事量は一日30分もあれば十分。一時間分の自給をあきらめれば事足りる。仕事しかない生活はこれから非常に危険になると私は思う。もうそういう時代ではない。ほどほどにして、あまった時間を生きるために必要な作業に振り向けたほうが利口な気がする。沈んでいく船にのってそのストレスをあえて受ける必要はない。最小限でいい。これまで仕事に奪われてきた日常生活を取り戻すことで、再び私たちは元気にならなくてはダメだ。日常生活、平凡な暮らしの宝は、人間を元気にさせる点にある。やる気を失っている状態を癒すのは、エネルギーをあまり使わない平凡な日常を楽しむことにある。コインランドリーも全自動ももちろんいいが、それよりも、流しで石鹸でシャツを洗い、アイロンをゆっくりかけてみると、人は元気になっていく。エントロピーをあまり使わない生活を続けると元気になるのだ。ただし、こんなことしていても時間の無駄だ、、、、的に捉えていたら意味はないが。無駄を楽しむと元気になる。仕事で奪われた日常を取り戻すことから今の日本人ははじめなくてはダメではないだろうか。ただ、これが難しい時代でもあり、工夫が必要になると思う。私もこれから考えていくつもり。今日は新月のプレミアムは、みずがめ座の未来をつくる力を意識し、そこに願いをこめた。とても清楚なよい香りになりました。