働く意味
つい数年前までは、私今、仕事していません、、、という人がいると、ああそうですか、、、と話題を変えるようなそんな雰囲気があったが、最近では、私、今仕事していません、、、というと、それはいいですね、と何だか立派な人に思えてしまう。仕事の意味がずいぶんと変わってきた気がする。久しぶりに人に会って別れるときなども、これまではじゃ頑張ってね、、、というところが、最近では仕事なんか程ほどにして、、、という感じである。ずいぶんと変わったものだ。といいつつ、今は非常にハードに追われている。大きな企画が目白押しで時間がいくらあっても足りない。急に入った面白い企画では、音楽関係の仕事だったので、おまけに私の倍音マントラを入れて欲しい、、、、とダメもとで言ったところ、大変関心を示してくださって、もしかしたら私の唱えるマントラがCDになるかもしれなくなった。まだわからないが、可能性が高そう。さて、どんなマントラにしようかしら。やはり愛の母音、うおあえい。そして宇宙大の限りない発展成長の言霊である、ひふみで行こう。ひふみよいむなやことまでで、1から10次がもが100、ちが1000、、、となって48音までいくとまさに宇宙大の響きとなる。ひふみを倍音で唱えるマントラには限りない可能性が開ける。これがいい。そしてもう少しわかりやすい恋の可能性を開く歌として、秀真伝に出ている、回り歌でいこうかしら。きしいこそつまをみぎわにことのねのとこにはきみをまつぞこいしき、、、後ろから読んでも同じでしょ。そう回り歌。愛の歌ですから、これを詠まれると返せない。すなわち求婚を受け入れるしかない、、という愛の最強マントラなのだ。この三つのマントラがあれば開運確実、、というようなふれ込みになるのかしら。いずれにせよ楽しみ。実際に聞いてみて、やっぱり止めます、、、といわれないようにしなくちゃ。あまり張り切りすぎると大体は相手に引かれるから、何げない感じで行ってみよう。
しかし世界経済も大変なことになっている。ここしばらくは綾戻しがあると思うが、サブプライム問題から始まった世界経済の異変は崩壊に向かって進んでいる可能性が高い。一般には最後まで知らせず、何、大したことないですよ、、、の仮面をかぶりつつ崩壊が進んでいくのだろう。文化中心の発展しか人類には残されていないというのが10年以上前からの私の考えだが、さもなければ人口激減政策を採られ、強制国家になっていく悪夢しかなくなるだろう。中国もインドも食料輸入国に球スピードで変化していく。アメリカの穀物ももう塩害で急速にダメになると思う。すでに日本から高級食料品は中国へ輸出しているような状況なのだ。日本にはいずれ餓えが来ると思う。まさか、というのが現代人の反応だろうが、冷静に考えるとかなり恐い事態が見えてくると思う。最悪の事態を予測しつつ楽観的になるのはよいが、いやなことに目をそむけて楽観的になるのは力ない人の発想で危険。今の政府には国民の難を救う力はまったくない。どう考えてもいづれ日本は出直し。せめてそこを楽しくしたいと思うのだ。そこを楽しくしようとしないと、強権国家になっていってしまう。文化の国。文化と芸術のさきわう国。心重視の国づくり。生きがい重視。そのベースとして、美しい国土の再生、きれいな水資源の確保。美しい森の復活。大地に根ざす生活スタイル、助け合い、幾十にも張り巡らされた救済互助のシステム。やさしい人、創造性の高い人がリーダーシップを発揮できる仕組み、それはきれいごとではなくて、そうしなくては経済的にも発展できなくなる、そういう時代になって来ている。しかし上の上はそれがわかっているのだが、普通の上の、支配層がまだわかっていない。キャノンもトヨタももしかしたらなくなるかもしれない、そういう時代が私は来ると本気で思っている。宇宙に鳴り響いているひふみ音は、喜びなのだ。喜びによらない義務とシステム、個人が歯車になる時代は宇宙の音原理に反しているので、一時のあだ花だ。この百年の歴史はそれに気付かせるために咲いたあだ花であり、もう長くはない。