やっぱり

どうにか参院選の結果でこれまでの政治に変化が出るかも、、、と期待した矢先に小沢の辞任である。私はどちらを応援する立場ではないが、してやられたと思う。何にやられたのか、この国を長いこと動かしてきた、藤原的なものにだ。連立をどちらが持ち出したかはわからないが、連立を小沢から持ち出したという印象があれば、民主党はもう民意を失うに決まっている。どちらがやられたとかやられなかったというよりも、もともと一体だったとも言えるだろう。55年体制はくずれているが、私はいざとなったら社会党と自民党は一体となる、、という意見をそうなる数年前には語っている。今回はこれで民主が政権をとるということはなくなった。いずれにしても国民不在。また日本の国債を買い取るための組織が出来る。もちろん海外の銀行だが、これで未来は決まったといっても過言ではない。私ももうあまり国や金融の批判はしなくなるだろう。もう決まりだからだ。今までもそうだったのだが、これからはもっと露骨に、国は国民のために存在するのではないという本性を表してくる。自国債をどこも買ってくれなくなったら日本は借金のために自滅。逆に引き取ってくれるところの言いなりになる道を選んだ。今回の小沢代表辞任ともすでにリンクしている未来が見えてくる。本気で文化が花咲く国に変えていかなければ、この国はひどいことになる。上の人がみんな日本を差し出してしまった。国民を守るものは何もない。まだ実感がないと思うが、あと5年たてば私が言っている意味がわかると思う。みんなで楽しく自衛しましょう。