ご信託
私の余命が残り少ないと、関西の霊能者がおっしゃたという話を昨晩聴いた。その方は親切で本気で忠告されたので、良い話ではないが有り難いことである。大事なのは余命のことよりも、悔いのない生き方をしたほうがだから良いのでは、、、ということらしい。確かにそれはそうだと思う。さっそく本気でやりたいことと、そうでもないことを考えた。私は昔から人からの忠告はなんであれ素直に聞くほうだ。弁が立つ方なので人の忠告は聞き入れないと思われているかもしれないが、そうではない。この馬が来そう、、、といわれれば、大体は買う。一度、前にも書いたと思うが、有馬記念の前日に、明日はマヤノトップガンが来るそうですよ。との電話をもらった。二着もタイキプリザードとか言う馬らしいです、と。一方ではそんなにうまくいくわけがない、と思いつつ、聴いた以上は全力買い。ほんとうにその通りになった。確かクリスマスの日で、私は馬券を買ってから信州に出かけ、傘取峠というところでレースが始まったので車を止めて聴いた。途中から傘取峠では雪が降ってきて、ビッグなクリスマスプレゼントになった。もちろん人の話を聴いて失敗したことも数多い。しかし、なんでも忠告は聞くに限る。しかし霊能者に本当に人の寿命がわかるのだろうか、とも思うけど、星占いでは寿命はある程度しかわからない。というより、分かっても言ってはいけないというルールがある。外れる場合があるし、第一回目の危険、二回目の絶体絶命の危険も、大体はかいくぐるものだ。そして意外にちょっとしたときに行ってしまったりすることが多いのだ。昨晩私が考えたのは、とにかく仕事を整理して見るということ。そして取り組むべきものとそうでないものを分けていこう、ということだった。もちろんどの仕事も有り難いが、悔いのない形にはしておこうと思った。こういうことは相当意識的にやらない限りできないので、やはりきっかけは必要だったろう。やりだすと私は何でも早いほうだから、迷いなくやれると思う。いま、もっともやりたい仕事は星のローズ水の完成である。ローズ水は生き物のようで、その月々によってその性格が本当に異なる。今月の乙女座のローズ水は保湿感がなく、潔癖なものになった。乙女座最初の度数だからだろうか。こうした知恵を積み重ねて完成度をさらに上げていき、ほこれるローズ水にしていきたい。なぜ私がローズ水にこだわるのかと言うと、それは女性的なものがこの世にあまりに少ないからだ。女性的なものはちまたにはもちろんあふれているが、どれも男性の手や、目や、心を通しての女性なのである。もっともひどいのは性である。一般に表現されている性は、すべてが男性の目から見た性であり、そこに女性が感じる性はない。育児も、ファッションも、女性講座も、ほとんどが利益重視の男性側から見た女性へのアプローチに思えてしまう。女性を本当にターゲットにしているもの、女性性を育てる、癒すものは人工物の中にほとんどないのではないか。女性のため、、、というものが、ほとんどお金儲けの対象としての女性らしさだから、この世は潤いがないのだ。女性がマンションを作ったら、女性が町を作ったら、女性が電車を作ったら、女性が仕事の構図を作ったら、、、、世界は今とはまったく違っていたはずだ。この世に癒しが少ないのは、女性が生かされてないからなのだ。ローズの香りは数少ない女性の香りである。この香りは女性にしかわからない、と私ですら思う。時代は必ずローズを求めていくと思う。そうしたうねりをひしひしと感じる。私が発見した新月と香りの関係は証明することはできないが、おそらく存在する。作る人の心構え、時と天体の運行、その場所の気、、、こうしたものがあってもよいと思う。同じレシピでも作る人によって味が違ってくるのが料理の不思議。こうしたことは女性が何万年も付き合っている世界の一面なのである。写真は今日、打ち合わせをしたS社のお二人。S社の女性編集者はみなおきれいです。そう書くという約束だったので、、。