月が最遠

イランの核開発問題が急にクローズアップ。私たちは敏感な地域を持っている、、と、凄い発言も。ホムルズ湾を封鎖する切り札がイランにはある。日本の石油のほとんどはそこ経由だったでしょ、確か。ただイスラム諸国の間にも色々な利害があって簡単には封鎖することはできないはず。しかしさすがに石油の構図というか、石油にまつわる話には業とというか、凄さがある。私がわからないのは、なぜアメリカはリグを開かないのか、ということ。確か中東よりもアメリカの方が埋蔵量があったのではないかしら。今は中東らしいけど、私が中学生だったときは、世界一の石油埋蔵量は確かアメリカと習った記憶がある。凄い量があるのは事実だろう。2000年問題で開けないのかもしれないが、ひそかに再開の準備は始めていると思う。ホルムズ湾で何か事が長期化すれば、安心してアメリカはリグを開き、強固なドルを復活できるはず。これからの通貨は石油はじめ、資源とリンクする形にならざるを得ないのではないだろうか。かなり大昔になるが、アメリカのベーカー元財務大臣が商品バスケットというプランを20年程前に出しており、あの発想はまだ生きていると思う。日本はまた大きな国際的な変化についていけないだろうが、今度もそのことで最後は良い結果になるような気がする。ホムルズ湾が封鎖されたら、日本の石油事情は先の石油ショックの比ではないが、結局新しいエネルギーのありようをあっという間に実行し、次の時代にあった形の国に短期間で生まれ変わるはず。危機がくると、表面的に威張っていた人たちが実は何の力もないことがバレ、結局未来を作れる人たちがリードすることになるので、良いほうに変わるわけです。今回もきっとそうなると思う。間違いなく日本かはらフリーエネルギーの時代が始まるだろうね。これまで異様に遅れていたけど。本気でやれば風力発電などはとても安価なはず。石油が途絶えるというのは、日本にとっては、私は千載一遇のチャンス、天恵になりうると思う。日本は危機を通さないと変わらないところが強いよね。自分自身もそうだけど。結局、生きるということは、壁にぶつかることで実は伸びていく、そういう構造なんだね。進んでいるからぶつかるとも言えるよね。われに艱難辛苦を与えたまえ、、、と祈った昔の人がいて、偉い話だ、、、と皆は言うけど、考えようによってはがめつい人だね。ピンチの中に成功と発展と変革の種があることをしれば、そういうことになるものね。とはいえ、やはり安定した、日々の幸福というものも最高だし、けっきょくなんでも良いってことじゃない。
 写真は新月につくった、星のローズ水。お蔭様で大変好評です。18歳の頃の肌を思い出す、、、、使ってみるとわかります。と、宣伝。