木星が留
木星が本日留となり逆行を開始します。タイトに海王星とスクエアーでインフレの発展を暗示。急にインフレムードになってくると思います。実際にゼロ金利解除も迫っているようです。初夏にはかなりムードが変わっているはず。心配なのは国債です。国債を大量に抱えた銀行や金融機関はどうなっていくのか、見極めが大切。ふたつの方向がかなり骨肉の争いを演じだしています。デフレ、国債、不景気、国家の権威、官僚、国民の自立を阻止することで自分ら優位の時代を温存する派と、リスク、自立、企業、投資、国に頼らない生き方の模索派、との争いに私には見える。弥生的なものと縄文的なものとの争いとも言えるし、稼ぐことが大切か、それとも分配するほうが大切かの、争いでもある。私はもともとたったひとりでやってきたほうなので、自立してやっていくのが自然だと思うほうですが、この争いはきっとかなりのすさまじさになるかもしれない。実際、官僚的なゆり戻しが非常に大きくなっていて、やっぱり個人が企業なんかしたってだめ、良い学校、良い、就職でないと問題外、という空気はまだまだ一部では多く、再燃さえしているようだ。しかし、それですべての人が食える時代は終えている以上、放り出された人はやはり自分の力でやる意外にない時代でもある。優秀な人は抱えてもらえるけど、それほど優秀でない人は抱えてもらえない、企業するような形で考えるしかない面が出てくる。しかし私は企業と言うのは、体制派特有の利口な人にはあまり向かない気がする。きっと失敗する。放り出されたひとこそ企業するのが正解なのだ。何度失敗しても大丈夫な失敗で企業することがいいと思う。数千万円を借りて失敗したらもう何もできない。100万円で起業して、失敗したらまた100万円をためてやる、そのうちうまくなるし成功の可能性もでてくる。そう考えられない人は不利でも就職したほうがいいかもしれない。要するにすぐに人のせいや、社会のせいだと思う人は企業には向いていないのだ。利口な人はそうなりやすい。しかしこの将来の方向性に対する日本の争いは、社会主義的な日本が勝ったら、この国は滅びるところまでいっていると思う。だからもう方針は決まっているのだ。小泉が本当に改革派かどうかは私にはわからないが、少なくとも、改革を奏でている政府が、色々ありながらもここまで来れたこと自体、大きな意思が働いているのだろう。すでに方針は決まっているのだ。日本は変わらなくてはならないところに来ていて、そうなるように今後も動き出すと思う。ただし、社会主義に守られてきた人たちは国民の約3割はいる国だから、ゆれ戻しもなんでもありという波乱は起きるだろう。