石油

石油関係で怪しい雲行きです。サウジの最大の石油施設にアルカイダがテロ突入したらしい。これは前もって予見されていたらしいが、サウジの施設に入るのは初めて。もし大きな被害が出ていたら、世界の石油市場に多大な影響を与えたはず。原油価格が一晩で2ドル以上上昇した。普通は事件が起きた瞬間は相場は上がるが、大した損害がなかった、ということになると前よりもかえって売られるというのがこれまでのパターン。しかし昨日は違った。原油価格、金価格とも、結局おお巾上昇して取り引きを終えたのは、これまでとは状況が異なるせいだ。要するに、市場は上に行きたがっている。商品の時代が訪れている、ということだ。上昇のきっかけを待っている、といってもいい。しかし今の原油価格はやはり常軌を逸した高値であり、なぜこうなったのかは、色々な考えがあるが、どれも納得できない。私の考えは2000年問題が本当は起きていた、と考える。その証拠はこれだけ長期間にわたって石油の高止まりが続いているのに、アメリカのリグが開かない。開けないのではないか、2000年問題のために。古い石油施設はおそらく似たり寄ったりだったのだと思う。あの時から石油は実は上がりだしているのだ。アメリカのリグは18ドル、ガロンで採算点だと昔は言っていた。はるかに上の値段なのに、開く気配なし。アメリカが実は一番の石油埋蔵量が本当はあると思うけど、不思議な話。政策的に石油が高い、というのも確かにそうだろう。私が2000年問題のとき、元旦に何事もなくめでたし、となったのだが、おかしいと思ったのは、元旦にどこの石油施設も無事に稼動している、、、の一報の異様な速さにあった。おかしい、と私は思った。古いリグや海底の古いやつなどは、必ずいくつかは止まらなくてはならない。そればひとつもない、ましてそのメッセージの速さに私は意図的なものを感じたのだ。2000年問題は石油に関して言えばおきていると思う。それが政策的なこと、資源国をうるおし、世界の経済格差をなくすために利用されている。それはいいことでもあるが、先進国はこれからつらくなるかもしれない。資源の時代はまだ始まったばかり、まだまだ続くだろう。しかし日本の未来は有望だ。ただし、ヘンなふるい社会主義的感覚の権威層が一掃されることは必要。その後、これまでにない、大発展を日本は遂げることになると思う。またあとで書きます。夕食してくる。また再開です。日本がダメと言ったり、将来有望といったり、混乱しているのではなく、可能性tとダメ勢力が今、まだ争っているのが今の日本の状態だと思う。しかしこれも、すでに将来有望派が勝っていて、時間の問題で日本は変わると私は読んでいるわけです。ライブドア事件なんかもこの流れを受けている面が大きい。起訴も遅れている、上場廃止といいつつなかなか整理ポストに入れられない、、、もちろんいずれはそうなるのだろうが、言っていいることと現実の流れが一致していない。マスコミの言うことが外れだしている。そこにはこれまでと違う大きな力が働いていると思う。日本はこれまでの既得権益者以外の手による再生のプログラムが始まっているのだと思う。昨日も書いたように、すでに日本は債権大国の道に踏み出した。投資立国の様相を段々と見せていく。普通、イギリスもアメリカも債権国になると、決まって貿易収支は赤字に転落していった。しかし日本は違う。高付加価値商品群による貿易黒字のほかに、されに債権大国、ということは、国家の歴史始まって以来とも言える大変なことなのだよ。どんなに凄いことかというと、たとえばトヨタは日本一の企業だが、とにかく車が売れる。それ以外に、金融による利益も実は非常に大きな会社。あまったお金を投資してかなり儲けてるわけだ。本業の以外に金融で儲けてるので、その規模は多きい。とはいえ、やはり本業あってのものだが、これが、本業は儲かりながらも、投資部門のほうがもっと利益をあげてしまった状況が、日本のこれからの姿である。しかし日本はご存知のように、大変な借金国である。政治2流のほかに、官僚体質、など、国家運営には大失敗している。無駄金を使う既得権益集団が偉くなっている。この部分をそぎ落とさない限り、未来はないわけで、その戦いがこの10年秘密裏に行われており、未来派が勝ったのだと思う。その無駄部分さえなくなれば、あとは日本にはばら色の夢が広がる。私はそうなると思う。高付加価値商品群による多大な貿易黒字、投資利益による莫大の富の創造、そして文化主体の内需が大きくなれば、日本人は日本人だというだけで誰もが食べていける時代がくる。一部の既得権益者が国をくいものにすることで可能性を奪ってはいけない。高速道路に工事案内のパンフレットなど配る必要もないのに、親切に配る風景は異様だ。何が異様といって、おそらく物凄い金額のパンフレット請求額なのだろう。一枚100円とかかかっていたりして。壮大な無駄遣いが単に関係者とファミリー企業に流れて行く。そして無駄を生み、そこに関係する人間のレベルを下げていく。荒川がはじめからほぼ確実に優勝候補だとしたら、もっとスケート連盟もかかわってきただろう。その演技はダメだ、音楽を変えろ、好き勝手にやるな、、、既得権益者は何かに介入しなくては生きていけない、そして可能性を壊す、そういう体質を持っている。こういうものがあらゆるところで力を持ち、日本をダメにしていた。しかしもう許される状況ではない。日本は生まれ変わるのである。今の日本に与えられている可能性は、彼らの体質とかけ離れた別次元のものなのだ。そのことを本当にわかっているのは、満員電車に毎日揺られている、一般の平民なのだ。もう少し、彼らにあきらめではなく勇気があれば、この加速度はいや増すと思うが。