2003年06月26日(木)曇り

あんあん。それにしても忙しすぎる。やることが多すぎ。きょうスパをガソリンスタンドで読みました。いつの号なのかはわかりませんが、楽してお金を得る方法が書かれていた。大体はくだらないレベルで、なんてことはなかったのですが、ひとつだけ、確かにそうだよな、、、、と改めて思ったことが。別に当たり前のことなのだが、地域格差を利用してお金持ちになる、、という考え。弱い通貨の国へ行けば、それは簡単にできるので、当たり前といえば当たり前なのだが、しかし、1000万円で作ったというベトナムで暮らす日本人のお屋敷が写真入りで出ていた。実際に見せられると確かに凄いな、と思う。あちらでは高級で月一万円。1000万円というと1000ヶ月分の給料。確かに凄い家が建つはずである。しかし不思議なのは、日本は今デフレで苦しんでいるというのに、まだ東京は世界一物価が高いとか。地域格差を利用したら、あっという間に資産が10倍以上になる、というのは、何もマジックなどではないわけですね。一番いいのは、円を稼いだら、日本では使わずにローカルカレンシーで使うと、誰もがリッチになれるわけだ。昔からそんなことは誰だってわかってはいるのですが、実際に立派な家を見ると、やはり不思議な気がしました。日本人ももっと色々な生き方のスタイルを周囲を気にせずに実験した方がいいかも。もちろん、やってる人は色々やってはいるのでしょうね。なにかに凝り固まると、狭い世界しか見えなくなるというのは本当で、今日のスパを見て以来、円を使う気がしなくなってきたのはほんと。なんだ、日本人だ、というだけで生きていける、そんな時代になりつつあるので、びっくりしたわけです。自分ひとりでなにかできると、その点面白さが増してくる時代ということです。何か特技があり、それで多少なりとも円を稼げるひとなら、本拠地を通過の安い国に移せば、即数倍の豊かさになれるわけ。しかし、これって何もお金に限ったことではないんですよね。人の日ごろの考え方にも同じことは言える。二人の人がまったく同じ体験をしても、一人はとても怒っていて、不機嫌になっている。もう一人は、なんだか楽しそうに喜んでいる、、まったく同じことを体験しながら、人間ってそんなにも違うことがおおいはず。地域格差の利用も凄いけど、なんていったらいいのかしら、心理格差を利用するということかな。その意識で生きてれば、なんでも得するわけです。刑場に向かう馬車が混雑にあったとき、イライラして時計を見つめる死刑囚はいないはずだし、あと面白いな、と思うのは、レジ前に何人も並んでいるとレジ打ちの人はいらだつかもしれない。しかし、それも考えようで、時間だけ働く、という意識なら、焦ることもなくなる。それじゃさびしいと思う人もいるかもしれないけど、イライラしてお客を不快にさせるよりはずっとましだよね。このように心理格差を日ごろ色々な形で利用していくと、いいかもしれませんね。どんな状況も、境遇も、みんな楽しめる可能性が出てくるものね。誰でも本当に不運なときって、大体笑いが出るぐらいのはず。無意識に心理格差の応用を図ろうとしてるのでしょうね。