2003年06月07日(土)曇り
明日は小学校のクラス会。なんだか毎年やっていて、大体来る人も決まっています。ただ偶然なのは担任の先生が私の住んでいる山奥のすぐ近くにやはり移り住んでたのですが、ご病気で東京に戻ってしまわれた。それがとても残念です。私が本格的に暮らし始めると同時に引っ越されたので、これからちょこちょこと行き来させてもらおうとしていた矢先だった。こんな田舎で偶然近くに恩師がいたなんて、ご縁だとおもっていたのに。小学校は人数も少なかったためか、6年間にわたってクラス替えがなかった。そのため、結束は強い方だと思う。クラスを替えた方がいいのか、替えない方がいいのかは、色々な意見があるでしょうが、私は替わらないでよかった気がしてます。むかし、全寮制の中学、高校で、しかも少人数制の学校に行っていた知人がいたが、私は冗談で、じゃ、家族よりも強い絆でしょう、、、と言ったら、顔色ひとつ変えずに、あっ、そうです。というので驚いたことがある。20人ぐらいのクラスだったらしいが、仲間の結婚式や重大な催しには、確実に全員が集まるらしい。驚く一面で、なんだかうらやましい気もした。面白かったのは、恋愛関係は一組もないということ。そういう対象にはならない、ということでした。本当の家族なんだね。その人たちは、おそらくこれからもずっとそうした関係を続けていくはずで、間違いなく帰るところはそこ。一生維持できるグループって、なんだか恐いきもするけど、やっぱり凄いことだね。しかし現代はなぜ人間関係が希薄になったのだろう。人と向き合うことを恐れる神経症の時代ですね。