2003年06月01日(日)晴れ

ダービーも無事に終えて、また新しい一年が始まる気分。デムーロ騎手は泣いていましたね。日本のダービーは独特の雰囲気があり、世界を股に駆ける一流ジョッキーでも、よほど嬉しかったのでしょうね。私はまた違った意味で泣きたい気分だけど、まあ、いいレースでした。デムーロさえ来なければ獲れたのに、、、。競馬で負けると、さあ、仕事をしなくちゃ、という気分になります。また今週は忙しくなりそう。月初めは月末の締め切りがいっぱいなので大体は忙しいのですが、そのほかにも色々やることがあり、けっこうハード。東京のオフィスの移転も重なります。今度は車の移動に便利な高速の出口のすぐそば。夜なら、山の家まで帰るのに、これからは90分の便利さに。場所が変わると不思議と考え方が変わったり、やりたいことが変わる、ということがあると思うけど、私の場合もそうした傾向が強いです。2年後から、これまでと違った仕事が新たに加わる予定で、準備をはじめるところ。これまでに新しい仕事に関しては、レストラン計画から始まって、本当に色々やろうとしたけど、どれも最終的に乗り気になれなかった。しかし今考えていることはきっと変わらない気がする。もちろんこれまでの仕事をないがしろにするのではなく、あくまでこれまでに延長線上にあるのだが、まったく新しい試み。スタートは2年後なのでゆっくり準備するが、内容がかたまったらお話しますので、みなさんもどうか協力してください。内容は具体的に固まった時点でお話しますね。何か新しいことをするときは、私は占いなどを見ずに、いつも直感にしたがってきた。直感というよりも、もっと理由のない確信に近い感覚につき動かされるようにして始める。今回もまさにそうです。そのことを愛しているとか、やりがいがあるとか、そういうのではなくて、いきなり確信がきてしまう感覚で、私は動いてきた。そのときは、うまくいくだろうかとか、食べていけるだろうかとか、そういう不安は本当に働かない。だから今回のこともうまくいくかどうかはわからないのだけど、突き動かされてしまう以上、これは仕方ない。結局人間は、自分の意思で動いているように見えて、何かに使われているのかもしれませんね。もっと言えば、本当の自分の深い意思は自分では認識できず、理由のない突き動かしによってそこにいくのかもしれない。しかし思うのですが、色々な人を見てきて、大体30歳を過ぎた頃から、人はその人自身のカルマのようなものにまるで導かれるようにして、それぞれの人生を歩んでいくように感じる。とにかくみんなそれぞれの絵の具をもたらせていて、全体にとっての必要な色を、それぞれが分担して何かに塗っている、、、そういうものなのでしょうね。嫌いな色だと思っても、全体の絵を見れたとき、実はもの凄く感動したりして。自分の人生に文句をいうのも、安易に高評価を与えるのも、あまり急ぎすぎないほうがいいかもしれませんね。